【高校受験】スポーツ推薦入試の流れ!

中学校の部活動で優秀な成績を残し、高校でも部活動に励んでいきたいと考えている方は一般の入試だけでなく、スポーツ推薦での入試も考えているのではないでしょうか?しかしスポーツ推薦はどのような経緯でもらうことができるか知っている人は少ないのではないでしょうか?

日本代表に選ばれる選手などにはもちろん高校の方から連絡が来るかもしれませんが、スポーツ推薦自体はどんなレベルの人でも受けられる可能性はあります。

今回は部活生なら誰しもが受けられる可能性があるスポーツ推薦入試について紹介していきます。


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スポーツ推薦とは?

推薦入試の制度

スポーツ推薦は部活生なら一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?しかしその詳しい内容などはあまり理解していない人が多いのではないでしょうか?

そもそもスポーツ推薦といっても大きく分けて3種類の推薦があります。

まずはスポーツ推薦にはどのような種類があり、それぞれどのようにして推薦してもらえるのかを紹介していきます。

①スカウトから声がかかる

スポーツ推薦として一番有名な形といっても間違いではないでしょう。この種類のスポーツ推薦では、高校のスカウトから直々に高校入学のお誘いがあります。また特待生やお金の面でも優遇されることもあります。

実際に高校のスカウトから声をかけてもらうには団体競技ならチームとして県の上位に入賞するか、個人として県の選抜チームなどに選出されるか注目選手として名前が挙がるといったことが最低条件となってくるでしょう。

個人競技でも県大会などで上位入賞候補に名前を挙げられたりするのが最低条件でしょう。両方に言えることですが地区大会で活躍した程度ではスカウトから声がかかることはほとんどないでしょう。また声がかかることもありますが、県大会上位レベルの強豪校からスポーツ推薦ではないことが多いです。

このような形のスポーツ推薦の多くが他の高校に引き抜かれることを避けて早めに中学の顧問を通して声をかけることが多いです。10月になっても声がかからない場合はスカウトの目には止まらなかったと思ってい良いでしょう。

つまりスカウトから声がかかる時期は結果を出した大会の直後、特に3年生の夏の大会終了後までとなってくるでしょう。

②練習会やオーディションで勝ち取る

この種類のスポーツ推薦は意外と知らない人も多いのではないでしょうか?高校の部活動やオーディションからもスポーツ推薦を勝ち取ることができます。

まずこの方法でスポーツ推薦を勝ち取るには自分の行きたい高校の顧問などに部活に参加したいと連絡をとり、実際に高校生に交じり練習に参加します。

一度目の参加であまり自分の力が発揮できなかった場合には再度部活に参加したい意思を伝えると再び参加できることもあります。またこの方法は特定のスポーツ推薦枠の人数を超えてしまうとスポーツ推薦をもらえる確率は0になります。

少し難しいかもしれませんが、高校側は一度スポーツ推薦を出してしまうと取り下げることができないため規定の人数に推薦を出してしまうと後からどれだけ優秀な選手が来てもスポーツ推薦を出すことができないのです。要は上のスカウトから声をかけられる生徒以外のスポーツ推薦枠は早い者勝ちになってきます。

もちろん私立高校の強化部の場合は多少融通が利くかもしれませんが、早く行動するに越したことはないでしょう。

2年生の時期から行動する人もいる

スポーツ推薦は自ら行動を起こすことで結果が変わることもあります。高校の練習会も2年生の頃から繰り返し参加してアピールする人もいます。特に団体競技の地方出身者はスカウトが近隣大会まで足を運ぶことは少ないためどうしてもアピールの場は少なくなってしまいます。

練習会で高校へアピールすることもできますし、競合校の練習は自身のレベルアップにも繋がることでしょう。

③自己推薦

自己推薦型のスポーツ推薦は上の2つとは少し違い、スポーツ推薦入試を行っている高校に自己推薦で受験します。

このスポーツ推薦入試の場合は学力試験や面接や実技試験などが伴うことがあります。また上の2つではほぼ確実に合格できますが、この自己推薦では確実に合格できるかは決まっていません。

公立高校であれば、他の推薦入試の時期である1月後半~2月前半に実施することが多いです。私立高校は各高校によって日程が異なってくるので県外の私立高校へ推薦される場合は日程をしっかりと把握しておきましょう。

実はスポーツ推薦には条件がある?

スポーツ推薦には3種類あると紹介しましたが、実はすべてに共通する条件があります。

まず大会などで成績を残すことが大前提です。それに加えその高校の学力に相当する学力があるか、体育の成績が規定以上であるか、高校入学後もその部活を3年間続けることができるのか、など部活動以外の面でも条件があります。

スポーツ推薦を受けたいと考えている方は部活はもちろんですが、普段の学校生活もしっかりと取り組んでいかなければいけませんね。

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スポーツ推薦のメリット

スポーツ推薦を受けるメリットを考えたことはありますか?受験が比較的楽になる事だけがメリットだと思っていませんか?

ここまででスポーツ推薦の種類は理解していただけたと思いますが、ここからはスポーツ推薦で入学すると生まれる意外なメリットを紹介していきます。

①受験勉強をしなくて良い

スポーツ推薦入試はほとんど受験勉強をしなくてもよいです。これがスポーツ推薦を受けるうえで一番のメリットといっても過言ではないでしょう!

他の人が何カ月も前から受験勉強に取り組み高額な料金で塾や夏期講習・冬期講習といった受験対策をする中スポーツ推薦入試を受ける方はこれといって受験勉強をしなくてもよいです。

もちろん多少なり学校側からの課題があり学力の維持は望まれますが、普段の授業をしっかりと受けていれば全く問題ないでしょう。

②クラス内でカッコよく思われる

高校のクラス内でもスポーツ推薦で入学してくる生徒は多いわけではありません。そのためスポーツ推薦で入学してきたというだけで運動ができるエリートのように見られ、何もしなくてもカッコよく見えます。

また遠方の高校に入学する際には寮などに入れることが多く、寮生は自立している印象があるので大人びて見られます

③授業中の配慮

スポーツ推薦で入学してくる生徒は、部活動での活躍を期待され入学してきます。そのため勉強よりも部活を頑張る生徒が多く、授業中は疲れ果てて居眠りなどをしてしまったりテストの点があまり良くないことも多くあります。

しかしスポーツ推薦ということもあり先生方も(先生による)ある程度許してくれます。もちろんあまりに授業態度がひどい場合は指導が入りますよ!

なかには逆にスポーツ推薦だからこそ授業には真剣に取り組むべきといった校風の高校もありますが、比較的そのような高校でも普段真面目に授業を受けている生徒が居眠りしても見逃してくれることが多くあります。

④金銭面での援助

これはスポーツ推薦で入学する生徒の中でも一部の生徒に限りますが、授業料や入学金が免除になります。

この免除を受けるにはスカウトから声をかけられることが絶対条件といっても過言ではないです。また声をかけられた中でも一握りの生徒しか受けることができないです。

スポーツ推薦だからといって全員が学費免除などの金銭的な援助を受けられるわけではないことを理解しておきましょう。

⑤部活のスタートが切りやすい

スポーツ推薦を受けることになると中学3年生の後半には高校の部活に顔を出すことが出てきます。

入部の際に知っている先輩や同期の部員がいると比較的溶け込みやすくなり、うまくスタートを切ることができます。

スポーツ推薦のデメリット

スポーツ推薦デメリット

スポーツ推薦には多くのメリットがあることを紹介してきましたがその逆のデメリットは知っていますか?

受験の優遇や、授業料の免除される特待生などいい面だけ見てしまいがちのスポーツ推薦ですが、今回はスポーツ推薦のデメリットを紹介していきます。

①辞めにくい部活

スポーツ推薦で入学すると簡単には部活を辞めることができません。当たり前のことですが、高校の部活を強化する事を期待され入学しているわけですから、退部してしまうと何のための推薦だったのかわからなくなります。

授業料などの免除を受けている生徒は退部する場合はそういったものがすべて廃止されます。さらにお金の面だけでなく、スポーツ推薦で入学し退部してしまうと中学校と高校の関係も悪くなり、退部者がでた次の年からその中学校からはスポーツ推薦の受験者自体を受け付けなくなる可能性もあります。

またスポーツ推薦を採用している部活は厳しいことも多く、理不尽なことがあることが多いです。その中でもスポーツ推薦で入学した場合には辞めるという選択肢が非常に難しくなっています。

②一般受験者との温度差が生まれる

スポーツ推薦は合格をもらえる時期が比較的早いです。他の人が受験対策本番になってくる頃にはすでに高校入学の準備をする期間になっていることが多いです。

そのため授業への取り組む姿勢や私生活で温度差が生まれることが多いです。友人を遊びに誘っても嫌がられたり、今までならクラス中が笑ってくれていた冗談も冷ややかな目で見られるようになりかねません。

自分だけ受験が早く終わったからといって周りの邪魔をしないでほしいといった空気もあるので前期選抜の合格者が出るまでは静かに過ごすことが得策でしょう。

筆者もスポーツ推薦での入学でしたが、前期選抜の合格者がでるまではピリピリだった教室の空気を受験がないにもかかわらず味わなければならないのは少し苦痛でした。

③楽して入学したと思われがち

スポーツ推薦で入学する生徒は通常の部活の他に個人でクラブなどに通い練習をおこなったり、部活とクラブチームを掛け持ちしたり、中学の部活が非常に厳しく他の部活より遠征が多かったり練習時間が長いことが多いです。他の人が遊んだり休んでいるときにも自身のレベルアップのため練習に打ち込んでいます。

しかしスポーツ推薦で入学してきた生徒は、一般受験で入学してきた生徒から才能だけで受験をパスし楽して受験を終えた生徒だという印象を持たれがちです。

実際にスポーツ推薦を受ける生徒が練習に当てている時間と同じだけ一般の生徒が勉強していれば受験だといって特別に勉強しなくても大抵の高校には入学できるでしょう。

同じ努力をしてきてもスポーツ推薦生というだけで楽して入学してきたという印象を持たれがちになります。

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スポーツ推薦入試まとめ

ここまでスポーツ推薦入試についてまとめてきましたがいかがでしたか?名前は聞いたことあっても詳しくは知らない人が多かったのではないでしょうか?

スポーツ推薦だから楽していると思っていた方は、スポーツ推薦の努力をしっかり理解してあげてください。

これまで自分にはスポーツ推薦は来ないと思っている方でも意外とチャンスがあるんですよ!高校の部活で団体競技なら特に顧問の先生があなたの持っている一芸がチームに必要だと感じたら意外と実績がなくてもスポーツ推薦をもらえるかもしれませんよ!

スポーツ推薦で強豪校などに入学したいなら、まずは練習会などに行って挑戦することから初めましょう!

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