高校入試に向けた英語勉強法と解き方のコツ
英語に対して苦手意識がある生徒は多いです。
英語以外の教科の試験はもちろんすべて日本語で書かれているので仮に答えがわからなくても問われている内容は理解することができると思いますが、英語の場合は読むことができないと何もできません。
しかし、逆に考えれば英語は日本語と同じ言語ですので勉強すると必ず出来るようになります。
難解な言語と言われてる日本語を使いこなしている我々ができないわけがありませんからね。
このページでは、高校入試の英語試験において大切なこと、勉強法、コツについてお話ししたいと思います。
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英語の試験において大切なこと
高校入試における英語の試験では基本的に難しいことは聞かれません。
一般的に高校入試で聞かれる程度の英語のレベルはネイティブの幼稚園児ほどだと言われています。
なので『英語は難しいものだ』と捉えずに問題へ向かうことが大切です。
では、実際の入試問題ではどのようなことが聞かれるのでしょうか。
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試験で問われる内容
公立入試の場合は各都道府県によって違い、それぞれ傾向や特徴があります。
しかし基本的に問われる内容はあまり違いはありません。
ここからは実際の入試の主な問題形式についてお話ししたいと思います。
リスニング
苦手意識を引き起こして一番の原因として挙いるげられるのがこのリスニングセクションです。
英語を聞き取ることができなければ、まったく手も足も出ません。
学校ではおそらく英単語や英文法中心に勉強しているのではないでしょうか。
英語を聞く機会がないということが一番苦手意識を引き起こしている原因であると考えられます。
そのためにはまず英語に慣れるということが必要です。
聞き取れたのであれば、そこからは読解問題の様なもので当てはまる答えを回答します。
問題としては、会話に対して適切な図、または回答を選ぶ、英語で読まれた質問に対して回答するものがほとんどです。
問題自体はそれほど難しくないので、『問われていることは何か』ということを理解することが大切でしょう。
英作文
英作文とは与えられた題に対して自分で英語の文を書く問題です。
決まった正解がなく、自分なりの答えを書くことができますし書きたいことを書くことができます。
ここで見られているのは自分が言いたいことをきちんと伝えることができているかどうかという点です。
また正しいことを書かなければいけないということはないので、言ってしまえばウソの回答を書いても構わないということです。
例えば、『あなたの将来なりたい職業について20語以上30語以内で教えてください。』という問題があるとします。
もしもあなたの夢が建築士であれば建築士を指す単語である”Architect”を書けなければいけないですし、おそらく図面や設計、施工といった単語も書かなければいけなくなるでしょう。
ですが、これらの単語は難しいと思いますし覚えていないまたは知らない可能性があります。
したがって難しい文法や複雑な文を書く必要は全くなく、書きやすいトピックについて簡単な文でもよいので確実に相手に伝えることを意識することが大切です。
長文
長文問題は長文読解と言われており文を読んで、選択肢または記述で文脈から読み取った正しい内容を答える問題です。
一概には言えませんが1つの大問に対し問題が5つほどあり文の内容を問う問題、選択肢にある単語を並び替えて文を作る問題、文中の空欄に入る単語を問う問題、代名詞(指示語)が何を指しているかを問う問題があります。
これらを答えなければいけないため文の内容を正しく理解しておく必要があります。
しかし、長文問題を解くにあたってありがちなミスが時間が足らず最後まで解けなかったということです。
問題を完璧に解こうとするあまり、長文を最初から最後まで隅々まで訳していると時間が足らなくなり最悪の場合、文を読んだだけで時間が無くなり試験終了ということもあるかもしれません。
また長文問題は複数個出題されるので本番では凝りすぎないことを意識しましょう。
資料読み取り
資料読み取り問題はグラフや表などのデータやパンフレットや地図などの情報と長文から設問に対して正しい答えを選択する問題です。
慣れない英語でのグラフやパンフレットを見て一見難しそうと思うかもしれませんが、長文問題に新たな情報が追加された問題なので解く糸口は広がります。
なかなか慣れない出題方式だと思うので資料から読み取る練習を事前に行い、この出題方式に慣れておくことが大切です。
勉強法について
これまで入試問題の主な出題形式についてお話してきましたが、『慣れ』が非常に重要であるということが分かったと思います。
入試において慣れは非常に大切ですが特に英語においては、言語であり日ごろ使われているものですので、慣れが非常に有効な教科です。
英語に触れている期間が長ければ長いほど身に付きます。
英語ができるようになるために必要な力は単語力、文法力、速読力(長文を素早く読む力)です。
日本語に置き換えれば分かりやすいと思います。
単語力がないと文の理解ができませんし、文法力がないと文が書けません。そして速読力がないと時間制限内に全問題を解くことが出来ません。
『単語力だけで文は理解できるよ!』とお思いの方がいるかもしれませんが、英語を話せるようになるための勉強法と英語の試験が出来るようになる勉強法は違います。
確かに単語力があれば人とコミュニケーションをとることができますし、速読力がなくても会話はできます。
しかし、英語の試験では正しく正確に、そして時間内にきちんと解くことが大切となります。
ここからは入試に向けて、単語力、文法力、速読力を上げる勉強法についてお話ししたいと思います。
単語力を鍛えるために
単語力を上げるためには単語帳での学習が1番有効です。
一般的に高校受験に際して必要な単語数は2000語程度ですので最低でも2000語以上をカバーしている単語帳で学習するのが良いでしょう。
学習方法ですがただ単語帳に書いてある単語を最初から1つづつ覚えるのは効率が悪いですので派生語や対義語を合わせて覚えるようにしましょう。
例えば派生語の場合、wonder(驚く)の形容詞でwonderful(驚くような)やfame(名声)の形容詞でfamous(有名な)、total(全体の)の副詞でtotally(まったく)、対義語の場合、bitter(苦い)の対義語としてsweet(甘い)やartifical(人工的な)の対義語としてnatural(自然な・ナチュラル)などセットで思えることによって頭にインプットしやすくなります。
覚え方として書くことも有効ですが耳と口も使いましょう。
聞きながら書くことでリスニングの勉強にもなり、声に出しながら書くことで単語の定着率が上がります。
文法力を鍛えるために
文法力は一番伸ばしやすい力です。
単語の数はかなり多く前述のように最低でも2000語を覚えなければならないですが、文法の数は知れています。
そして新しい文法というものはないので、問題集や学校のワークなど文法を網羅しているテキスト1冊を完璧に理解するまで解くことで文法力は伸びます。
文法問題を解くうえで大切なことは解いてからの復習です。
もし間違っていれば必ずなぜ間違えたかという理由を説明できるようにし、自分が不得意な文法を知りましょう。
例えば関係代名詞が自分は不得意だと分かったら、文法書でもう一度確認をし、理解するまで問題を解きなおしましょう。
速読力を鍛えるために
速読力を鍛えるには長文を解き続けるしかないです。
英文慣れをするためにいろいろな長文を解きましょう。
解き続けていくと自分なりの読解の方法が分かってくると思います。
問題を先に読む方法であったり先に文章をすべて読む方法であったり、段落ごとに読む方法がありますが人それぞれなのであまり気にする必要はありません。
また長い英文を読んでいると分からない単語が出てきて詰まるということがあると思いますが、分からない単語が出てきたらそれは飛ばして読み進め、前の文と後の分からその単語の意味を推測しましょう。
分からない単語は出てきて当たり前という心構えで、まずは全文を読みましょう。
また長文問題を解く際は日ごろから必ず時間を図るようにしましょう。
『何分までに文を読んで、この問題は何分で解く』というように自分自身で問題に対してタイムリミットを決め、試験本番で焦らないように常に時間を気にする意識を持つことが大切です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
なかなか慣れない英語ですが、一度日本語に置き換えて考えてみてはいかがでしょう。
自分がもし日本語を勉強中なら上達のために何をどうやって勉強しますか?
日ごろから英語に慣れて、英語に対して距離感をなくすということが英語力上達への近道です。