【中学英語の勉強法】三単現のsは簡単!三人称単数を見分けるコツ
英語を勉強し始め、必ず一度は頭を悩ます三単現のs。
いまいち何か理解できず足踏みをしている方は多いと思いますが、実はすごくシンプルでコツさえつかめば誰でも理解出来るようになります。
三単現のsを理解しているかどうかでこれから先の理解度やテストの点数に大きく変わってきます。
難しい文法問題をできるようになっても三単現のsで違っていては元も子もありませんからね。
今回は三単現のsとは何か、sの変形についてお話ししたいと思います。
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三単現のSって?
そもそも三単現のsとは何なのでしょうか。
おそらく皆さんの頭を悩ましている原因の大部分が『三単現って何?』というところだと思います。
学校では『三は三人称、単は単数、現は現在形です。』と習うと思いますがいまいち意味が分かりませんよね。
ここでは詳しく三単現のsとは何かについてお話ししたいと思います。
三単現の三:三人称
まず最初に三単現の三の三人称。
普段生活していて街ではまず聞かない単語ですが、簡潔に説明すると私とあなた以外のもの、人を指します。
第三者ともいうことができますが、三人称があるということは一人称、二人称があるのかと察することができると思います。
まず一人称についてお話ししたいと思います。
一人称とは自分あるいは自分たちのことを指します。
つまり英語で言うところのI(私)とWe(私たち)のことです。
I(私)は単体なので単数形、We(私たち)は私と少なくとも1人がいる集合なので複数人がWeの中にいることになることから複数形と言えます。
二人称とは相手のことを指します。
私から見た話し相手のことですね。
つまりYou(あなた・あなたたち)を指します。
あなた・あなたたち関わらずYouなので注意しましょう。
そして三人称とは大きく言うとそれ以外です。
つまりI(わたし)、We(私たち)、You(あなた)、You(あなたたち)以外はすべて三人称となります。
状況を例えると
例えば、あなたがあなたの友達と道端で話しているとします。
その場合は話しているあなたから見ればあなたは私(I)ですよね。
すなわちこれは一人称の単数形です。
そしてあなたの話し相手の友達は話しているあなたから見ればあなた(You)ですよね。
あなたの話している相手は1人なので二人称の単数形です。
そして、そこに2人の見知らぬ男性が会話に入ってきたとします。
そうするとIとYouだったあなたとあなたの友達は、あなたから見れば私たち(We)に変わります。
これは一人称の複数形です。
そしてあなたとあなたの友達から見ると会話に入ってきた2人の見知らぬ男性はあなたたち(You)です。
これはつまり二人称の複数形です。
2人の見知らぬ男性の話がつまらなく、そこであなたは周りを見渡すことにしました。
すると、とんでもないイケメンの男性が歩いておりあなたは見とれてしまいました。
この場合のイケメンの男性(He)こそが三人称です。
つまり、自分が会話をしている以外の人、ものが三人称ということになります。
I(私)、We(私たち)、You(あなた)、You(あなたたち)以外の、He(彼)、She(彼女)、It(それ)、They(彼ら、彼女ら、それら)、John(人の名前)がそれに該当します。
三単現の単:単数
続いて三単現の単の単数。
単数については前項で少し説明してしまいましたが単数とはそのままの意味で1人、複数は2人以上の複数名という意味になります。
つまり、We(私達)、You(あなたたち)、They(彼ら、彼女ら、それら)は複数ということですね。
一人称、二人称、三人称関わらず対象の人数が1人または1つであれば単数、2人もしくは2人以上、または2つまたは2つ以上であれば複数となります。
三単現の現:現在形
最後に三単現の現:現在形。
動詞には現在形、現在進行形、過去形、過去分詞形の4つがあります。
現在形とは今現在起こっていることであり、今の状況を指します。
つまり、三単現のsとは”主語が三人称かつ単数形で動詞が現在形の時に、動詞にSをつけるという決まり”のことです。
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sのつけ方って?
三単現のsとは何かということについてお話ししましたが、実はただSをつければ良いというわけではありません。
単純にsをつければ良いという動詞もありますが、動詞によってはesやiesなど変形する場合は注意が必要です。
これは名詞の複数形にも言えることであり、英語の基本ですのでしっかりと覚えておきましょう。
ここでは三単現のsのつけ方について、どの様なときに変形するのかをお話ししたいと思います。
~esとなる場合
語尾がs,sh,ch,x,oで終わる単語にはesをつけます。
例えば、crossの場合はcrosses、washの場合はwashes、catchの場合はcatches、fixの場合はfixes、doの場合はdoesのように該当の単語にはesをつけます。
~iesとなる場合
語尾が子音(a,i,u,e,o以外)+yの場合はyをiに変えてesをつけます。
例えば、studyの場合はstudies、carryの場合はcarries、flyの場合はfliesのように変形します。
しかしplayやdelayなどyの前が母音(a,i,u,e,o)の場合は語尾にsを付けるだけですので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると、『三単現のsとは、I(私)、We(私たち)、You(あなた)、You(あなたたち)、They(彼ら、彼女ら、それら)以外が主語の場合にsを付ける事であり、一概にsを付ければよいということではなく、語尾によって形が変わる』となります。
一度理解してしまえば後はsのつけ方に気を付けるだけで、三単現のsとは何かということについてはもう迷わないと思います。
sのつけ方に関しては問題を解いていくにつれて感覚で分かるようになってくるので、ひたすら文法問題を解くことで完璧に定着するでしょう。