【中学英語の勉強法】canの4つの意味とbe able to

助動詞canは中学英語の中で序盤で習い、覚えておかなければならない表現のうちの一つです。

『~できる』という意味ということは知っていると思いますが意味はそれだけではありません。

またcanと同じ『~できる』『~することができる』という意味としてbe able toがあります。

同じ意味を持ちますが文法上の表現とニュアンスが微妙に違います。

今回はcanの意味と文の作り方、そしてbe able toとの違い、be able toの使い方についてお話ししたいと思います。


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Canの意味とは

オバマイラスト can

一般的にcanは『~できる』という意味で一番知られていると思います。

オバマ前大統領が大統領就任時のスピーチで有権者達に残した有名なフレーズ、『Yes We Can』も直訳すると『私たちはできる』、また正しい文は『Yes we can (change America)』であり『我々には(アメリカを変えることが)できる』という意味になります。

しかし実はcanの意味はこれだけではありません。

ここからはcanの持つ、4つの意味についてお話ししたいと思います。

能力

先ほどお話ししました『~できる』『~することができる』という何かができる能力を持っているという意味です。

おそらく皆さんが一番知っている意味だと思います。

また、疑問文になると『~することができますか?』となり、否定文になると『~することができません。』となります。

許可

『~しても良いよ』というように相手に対して許可するニュアンスになります。

例えば『You can keep it.』という文は『それ持ってていいよ』というように相手にその行為を許すといった意味になります。

依頼

主に疑問文で使われますが相手に『~してくれない?』というように依頼するニュアンスになります。

しかしCanの場合は友達や家族など等しい人に対して使われ、目上の人や距離がある人に対しては何かを求める際はCould(canの過去形)を使うと良いでしょう。

可能性

最後は可能性を指す使い方です。

これは『~し得る』『~するかもしれない』というように『可能性があるか』を問うニュアンスです。

ここでの『~するかもしれない』は『(根拠があるからもしかしたら)~するかもしれない』に限ります。

例えば

The Hanshin Tigers can win The Japan Series. 『阪神タイガースは日本シリーズで優勝するかもしれない』

という文章があるとします。

この場合は、『(今季は成績が良いから)阪神タイガースは日本シリーズで優勝するかもしれない。』と、ある根拠をもとに言っているというニュアンスになります。

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Can文の作り方

canの使い方

Can文は文法的には難しくはありません。

canとは助動詞の一つであり主語の後に書き、そのあとには動詞の原形が続きます。

動詞の形の変化はないのでcanを置く位置だけ注意しましょう。

注意しなければいけない事がcanの後は必ず動詞の原形です。

ですからcanの後に過去形、ing形、過去分詞形が続くことは絶対にありません。

肯定文

肯定文の場合は前述の通り、「主語 + can + 動詞の原形」という順番になります。

I can play the guitar.(私はギターを弾くことができます。)

You can use my phone.(私の携帯を使っても良いですよ。)

否定文

否定文の場合はcanがcannotまたはcan’tに変化します。

それ以外は肯定文と変わりません。

can’tとcannotでは大きな差はありませんがcan’tは会話やカジュアルなライティングに、cannotはフォーマルなライティングに使います。

cannotは間に空白は開けず続けて書かなければいけないので注意しましょう。

That can’t be right.(そんなわけがない。)

The President cannot speak Japanese.(大統領は日本語が話せません。)

疑問文

疑問文の場合はcanを文頭に置き、一般動詞の疑問文と同じ要領で書きます。

しかしcanの場合はdoesやdoのように複数形、単数形は無いので気を付けましょう。

Can you pass me the salt?(塩、取ってくれませんか?)

Can I have a coffee?(コーヒーをください)

また、回答方法は「Yes, 主語 + can.」または「No, 主語 + can’t.」となります。

進行形

canの次にbeを、そのあとに動詞のing形を続けば、『~し続けることができる。』という意味になります。

現在進行形は「be動詞 + 動詞のing形」ですので、canの後に動詞の原型であるbe動詞を置けば進行形を作ることができますよね。

しかしあまり用いられないので、頭の片隅にこういう表現方法もあったなと覚えておきましょう。

I can be playing the guitar all day.

be able toとは

canの言い換え

be able toとはcanと同じ意味を持ち『~できる』『~することができる』という意味になります。

試験ではcanからbe able toへの言い変え、またbe able toからcanへの言い変えの問題が良く出てくるので押さえておきましょう。

canとの違い

canとbe able toの大きな違いはその構成されている単語の役割です。

canは助動詞のため、助動詞とセットで使うことができません。

例えば、『そこに行けると思う。』という文を英語で作ろうと思ったとしても『I will can go there.』と書くことはできないということです。

また、不定詞のtoの後ろにも助動詞は使うことができないので『I want to can go there.』と書くことはできません。

しかし、be able toを使うと『I will be able to go there.』や『I want to be able to play the guitar.』の様に表現できます。

このようにcanでは文法上、文章を構成できない場合にbe able toが役立ちます。

しかし、物が主語の場合はcanが使われることが多いので注意しましょう。

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be able to文の作り方

基本的な形は「be動詞 + able + to + 動詞の原形」となります。

肯定文

肯定文の場合は基本形の通り「be動詞 + able + to + 動詞の原形」です。

canからの変形の方法はcanの後の動詞をable to後に置くだけです。

Can文:I can watch the Olympic games tonight.

be able to文:I am able to watch the Olympic games tonight.

否定文

:否定文の場合は「be動詞 + not + able + to + 動詞の原形」のように、be動詞の文と同じようにbe動詞の後にnotを置きます。

Can文:He can’t go to the party.

be able to文:He isn’t able to go to the party.(もしくは、He’s not able to go to the party.または、He is not able to go to the party.)

疑問文

疑問文の場合は「be動詞 + 主語 + able + to + 動詞の原形 ~?」一般的なbe動詞の文と同じで、文頭にbe動詞を置き主語以下を続けます。

Can文:Can you open the door?

be able to文:Are you able to open the door?

またbe able to文の疑問文への回答方法は『Yes, I am.』『No, I’m not.』のように一般的なbe動詞文への回答と同じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか!

特に難しいことは無いかと思いますが、Can文でしか表現できないこととbe able to文でしか表現できないことはきちんと覚えておいた方がいいかもしれませんね。

Can文は試験はもちろんのこと、実際の会話でもよく使われる表現ですので、しっかりと押さえておきましょう。

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