【中学英語の勉強法】willとbe going toの違いとは?
未来形とは「未来」という言葉が指しているように、先のことや将来のことを表現するときに使います。
つまり、主語としているものや人の行動や状態を予測するというニュアンスに近いと言えます。
それを英語で表現するためには”will”と”be going to”を使わなければなりません。
これらは両方とも「未来のことを表す」、また「予測する」という意味ですよね?
なので『”will”と”be going to”は同じ意味を持つ』と理解している人がいるかもしれませんがそれは実は少し間違いなのです。
正確には『”will”と”be going to”は同じく未来を表すが、ニュアンスが異なる』と言えるでしょう。
ここでは未来形の文章の書き方と”will”と”be going to”の違い、未来形以外の未来を表す文についてお話ししたいと思います。
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未来形
前述の通り未来形を表す形は“will”と”be going to”の2つがあります。
ここでは、文章の書き方についてお話ししたいと思います。
習ったばかり、苦手意識がある人はきちんと理解し、文法はもう完璧という方は今一度復習をしましょう。
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will文
未来を表す文の一つ目が“will”です。
助動詞なのでwillの後には動詞の原形が使われるので動詞の時制には気を付けましょう。
またwillは短縮が可能です。
例えば、I willの場合は「I’ll」、She willの場合は「She’ll」となります。
肯定文
肯定文の場合は「主語 + will + 動詞の原形」で表されます。
例
I will go to Shinjuku station tomorrow.『明日、新宿駅へ行きます。』
It will be rainy tonight, so you should bring an umbrella.『今夜は雨が降るので傘を持って行った方がいいです。』
否定文
否定文の場合は、「主語 + will + not + 動詞の原形」となります。
「will not」は「won’t」と短縮することが可能です。
例
I will not be a engineer.(I’ll not be a engineer.,I won’t be a engineer.)『エンジニアになるつもりはありません』
She will not live in Tokyo.(She’ll not live in a Tokyo.,She won’t be a engineer.)『彼女は東京に住む予定はありません』
疑問文
疑問文の場合は、「Will + 主語 + 動詞の原形」となります。
「?(クエスチョンマーク)」を必ずつけるようにしましょう。
また『~するだろうか』という意味のほかに、『~してくれませんか』と何かを頼むときにも使うことができます。
例
Will he come to school?『彼は今日学校に来るだろうか』
Will you pass me the pepper?『コショウを取ってくれませんか』
回答は「Yes, he will./No, he won’t」「Yes, I will./No, I won’t」とcan文の時と同様に助動詞を動詞に位置に置きます。
be going to
未来を表す文の2つ目は“be going to”です。
Can文を習ったときに出てきた「be able to」と同様にbe動詞を主語の後に置き、toの後には動詞の原形を続けます。
口語では「gonna」と省略されることもありますが、試験では書かないようにしましょう。
肯定文
前述の通り「be動詞 + going + to + 動詞の原形」で表されます。
例
I’m going to see my friend in the afternoon.『午後に友人と会うだろう。』
They’re going to go to see Arashi’s concert tonight.『彼らは今夜、嵐のコンサートを見に行く予定です。』
否定文
否定文の場合、「be動詞 + not + going + to + 動詞の原形」で表されます。
例
I’m not going to go to the class.『私は授業に出ることができないだろう。』
She isn’t going to go shopping with you.『彼女はあなたと買い物に行くつもりはありません。』
疑問文
疑問文の場合、「be動詞 + 主語 + going + to + 動詞の原形」で表されます。
「will」同様、「?(クエスチョンマーク)」を必ずつけるようにしましょう。
例
Are you going to go to the party tonight?『今夜のパーティーに行きますか。』
Is he going to go shopping with her?『彼は彼女と買い物に行く予定なのですか。』
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willとbe going to
“will”と”be going to”は2つとも同様に『未来のことがらについて予想する』という意味を持っていますが多少ニュアンスが異なります。
実際の会話になると使い方を間違えてしまっても意味は通じますが、試験などのライティングではきちんと区別しなければなりません。
意思か予定か
“will”には『意思を強調する』、“be going to”には『予定を強調する』というニュアンスがあります。
これだけではわかりにくいと思いますが、つまり『明日は試験勉強をします』という文を“will”を使って書くと『必ず勉強するぞ』というような意思が伝わります。
一方で“be going to”を用いてこの文を書くと『明日は試験勉強する予定がある』というように自身の気持ちよりも予定があるかどうかというところが強調されます。
しかし、一概に予定の場合が”be going to”と言えるわけではなく、漠然とした未来の場合は”will”が使われます。
今決まったことか決まっていたことか
今決まったことを言うときには”will”、前から決まっていたことは”be going to”を使います。
例えば、あなたは友人と話していて、その時に『来月、富士山登ろうよ!』と誘われたとします。
そしてあなたはずっと行きたいと思っていたので『登りたい!』と返事をします。
この時の返事が『I’ll climb Mt.Fuji!』です。
そして数日後、別の友人と話していて『近々、何か予定はあるの?』と聞かれました。
この時の返事が『I’m going to climb Mt.Fuji next month.』です。
このように今決まったことなのか、前から予定していたことなのかによって”will”と”be going to”を使い分ける必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
文法はシンプルですが、『この状況は”will”なのか”be going to”なのか』を見極めることは慣れるまでは難しいと思います。
日頃から『この状況は”will”かな?”be going to”かな?』と考えることを意識することで、ライティング力でなく英会話の力も伸びるのでぜひやってみてみてはいかがでしょうか。