【中学英語の勉強法】might, would, could 助動詞まとめ

助動詞は伝えたいことのニュアンスを表現するためには必須です。

しかし、『表現が多すぎる』『イメージしにくい』という様に苦手意識がある方は多いと思います。

ですが難しく考える必要はありません。

難しく考えさせる原因は説明の仕方です。

今回は主要な助動詞の意味、使い方についてお話ししたいと思います。


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助動詞の役割

助動詞は文字の通り動詞を助ける品詞、つまり動詞の伝え方を変えるものになります。

今まで、「~します。」だったのが、「~できます。」「~するべきです。」「~しなければなりません。」というように一般的な肯定文にニュアンスを加えることができます。

「~できる」を表す”can”や「~するだろう」「多分〇〇だろう」を表す”will”は試験でも頻出なので、これらの単語はよく知っているという方がほとんどなのではないでしょうか。

別記事にて上記の2つの助動詞に関して解説しているのでチェックしてみてください。

助動詞のイメージ

冒頭で助動詞について苦手意識がある人が多いとお話ししましたが、いかがでしょうか。

私自身は中学校で助動詞を習っている時はさっぱりわかりませんでした。

助動詞が何かわからないではなく、助動詞の説明が何より意味が分かりませんでした。

能力、可能、義務、忠告など分類されてもこちらとしては英語と結びつかないですよね。

日本語でも今何気なく使っている助動詞をカテゴライズしても違和感があると思います。

なので助動詞を理解するコツは1つ1つの助動詞の表現のイメージをすることです。

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「~しなければいけない」を表す助動詞

haveとmust使い分け

一般的に「義務・必要」と言われるように「しなければいけない事」を表す助動詞です。

これを表すためには「”have to” + 動詞の原形」と「”must” + 動詞の原形」という助動詞を使用します。

どちらも「~しなければいけない」を表しますが、これらは少しニュアンスは変わります。

have to

“have to”は前述の通り「~しなければいけない」を表しますが、自分自身に課されたことを表す場合に使われます。

例えば

I have to do homework tonight. – 『今夜、宿題をしなければいけません。』

I have to attend this class, otherwise I will have to repeat a year. – 『私はこの授業に出なければ留年です。』

の様に自身の状況を表すときには「”have to”」を使います。

must

“must”も同じように「~しなければいけません」を表しますが、主に話し手の指示、つまり誰かに対して命令する場合に使われます。

例えば

You must come to the office at 6 AM. – 『あなたは午前6時に出社しなければいけません』

You must listen to this song. – 『この曲絶対聴くべき!』

となります。

二つ目の文は直訳すると『あなたはこの曲を聴かなければいけません!』となりますが言い換えると『この曲絶対聴くべき!』となりますよね。

「~しなければいけない」という意味の他に「強くオススメする」という意味があることを覚えておきましょう。

『「~するべき」は”should”じゃないの?』と思われる方がいるかもしれませんが、「”should”より強いおススメ」というニュアンスになります。

例外として説明書や文書などで「~しなければいけません」と問われている場合には”must”が使われるので注意しましょう。

また”must”には、He must be my ex-boyfriend. – 『彼は私の元カレに違いない。』と言うように「~に違いない」という意味もあります。

注意すること

ここまで”have to”と”must”は意味は一緒ですが、ニュアンスが違うというお話をしました。

しかし、否定文になったときには全く違う意味となります。

“have to”の否定形に場合は「~しなければいけないことはない」つまり「~しなくてもいいよ」となります。

一方、”must”の否定形の”must not (mustn’t)”は「~してはいけない」というように禁止の意味を持つようになるので注意しましょう。

「~するべき・~のはずだ・~した方がいい」を表す助動詞

shouldとoughttoの違い

これらの意味で一番に頭の中に出てくる助動詞は”should”だと思いますが実はそれだけではありません。

また”should”は実際の英語での会話の中でもよく出てきますが、「~するべき」の様な固いニュアンスではない場合が多いです。

should

おそらく頻出の助動詞であるshouldですが一般的な意味は「~するべき・~のはずだ」です。

例えば

You should have dinner with my parents tonight. – 『あなたは今夜は両親と夕飯を食べるべきです。』

They should be in London by now. – 『彼らは今頃ロンドンにいるはずだ。』

の様になります。

しかし1つ目の文は『あなたは今夜は両親と夕飯を食べたほうがいい。』と言い換えることができますよね。

このように「あなたは〇〇すべきだ。」と言うような固いニュアンスではなく、「〇〇した方がいいんじゃない?」の様な口語的なニュアンスもあるということを覚えておきましょう。

ought to

意味、ニュアンスは”should”とほぼ同じなので特に使い分ける必要はないでしょう。

上記の”should”の例文を書き替えてみると

You ought to have dinner with my parents tonight. – 『あなたは今夜は両親と夕飯を食べるべきです。』

They ought to be in London by now. – 『彼らは今頃ロンドンにいるはずだ。』

となります。

ほとんどの場合”should”が使われるのであまり使う場面はないですが、書き換え問題があるので頭に入れておきましょう。

had better

“should”と”ought to”に比べればあまり聞きなれない助動詞だと思いますがこれは「~した方がいい(~しなさい)」という意味になり、やや命令的な言い方になります。

しかし何にでも使えるというわけではなく、「(〇〇しなければ危険・問題があるから)~した方がいい」の様に注意喚起をするというニュアンスになります。

例えば

The weather forecast said a big typhoon is getting close, so we’d (we had) better go back. – 『天気予報で大きな台風が近づいていると言っていたので、引き返した方がいいかもしれません。』

Are you feeling alright? You’d (You had) better go to the hospital right now. – 『大丈夫? 今すぐ病院に行った方がいい。』

の様になります。

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might・would・couldの違い

各助動詞の可能性レベルの違い
daniel
Daniel

助動詞の中でも訳の仕方は同じ「~かもしれない」というものが多いね。

sayusayu
Sayusayu

大きな違いはそれぞれの助動詞が表す可能性の違いなのね。

daniel
Daniel

そうだな。しかし、mightとcouldは可能性の低さは一概にどちらが高いとか低いとか言うのは難しいんだ。

例えば、mightは一般的な事象に関して、couldはある特定の事柄に関して話す場合に使われることが多い。

そのためmightは不確実なことに対する漠然とした推量を表すことが多く、couldは特定の状況において(理由や背景があっての)推量になることが多くmightよりも可能性が高いと言えるかもしれない。

sayusayu
Sayusayu

それぞれの英文が使われるシチュエーション次第で、可能性のニュアンスは異なるからあまり振り回せれなくてもいいかもしれないわね。

助動詞の中で一番頭を悩ませるものはおそらくこの三つの単語だと思います。

それぞれ”may”・”will”・”can”の過去形ですが単に過去を表すものではないため、理解が難しいでしょう。

ここからはそれら3単語について1つずつ説明したいと思います。

might

“might”は”may”の過去形ですが、実は”might”には過去の意味はありません。

ニュアンスを除いては”might”は”may”とほぼ同義です。

まずは”may”の意味をおさらいしましょう。

“may”には大きく分けて「~かもしれない」「(目上の人間が許可を与える際の)~してもよい」「(”may”を文頭に置いて)~でありますように」の3つの意味があります。

“might”には「~してもよい」という意味はないですが「~かもしれない」という意味ではよく使われます。

ニュアンス面ですが、「~かもしれない」度合が”might”と”may”では違います。

“may”より”might”の方が「確実ではない」です。

例えば

I may come.

I might come.

これらは両方『多分行く。』という意味ですが後者の方が行く可能性が低く、前者の方が行く可能性が高いということになります。

日常生活では”may”にはやや硬い印象があり、一般的には”might”を使います。

would

“would”は”will”の過去形です。

過去形としての使い方は「誰かから聞いた相手の予定を伝える時」に使います。

例えば

ダスティンが「ナンシーと踊るためにパーティーに行く」と言っていたことを友人に話す場合は

Dustin said he would go to the party to dance with Nancy. – 『ダスティンがナンシーとダンスするためにパーティーに行くって言ってたよ。』

となります。

しかしこのような使い方をする場面は限られていますよね。

過去形以外の使い方は、「~するだろうな」や「~するかも」などのあいまいな言い方の際に使います。

“would”の意味はかなり沢山ありますが、共通しているニュアンスはこのような「あいまいな”will”」の様なイメージです。

ですから”would”は”will”の砕けたものと言えるでしょう。

「”would like to”は”want”の丁寧語」というイメージが付いてしまっており”would”も「丁寧な言葉」と覚えてしまっている人が多いと思いますが、実際は逆にフワフワした意味を持ったニュアンスの単語です。

could

“can”の過去形である”could”は過去形としての使い方は過去のある地点において「(能力的に)~できた」ということを表します。

つまり

I could run fast when I was 15 years old. – 『15歳の時は速く走ることができました。』

の様にその時の能力を表すときに”could”を使います。

過去形以外の使い方のパターンは3つあります。

1つ目は「~かもしれない」という意味です。

『”might”と同じなの?』と思われる方がいると思いますが少し変わってきます。

“might”と”could”は意味は同じです。

しかし”could”の方がより可能性が高いです。

よって

I might come.

I could come.

であれば、どちらも『多分行く。』という意味ですが、後者の方が来る可能性が高いということになります。

2つ目は「~しませんか」の様な提案の意味です。

主張の強い提案ではなく「こういう方法もあるよね」の様に優しく提案する際に使うことができます。

This restaurant is full, so we could go to another restaurant. – 『このレストランは満員なので別の店に行きませんか。』

の様に提案することができます。

3つ目は例えを表す使い方です。

これは一般的な例えではなく大げさな時に使います。

例えば

I don’t have enough to eat. I could eat 800 CheeseBurgers. – 『食べたらないなあ。あと800個はチーズバーガー食べれるよ。』

このような使い方となります。

口語的な使い方なので実際にこのような場面があれば使ってみてはいかがでしょうか。

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