【中学英語の勉強法】受動態の意味とは? 助動詞との組み合わせ方
受動態とは一般的に「~される」という様に受け身の文章です。
英語の試験においては一般文の書き換えとして出てくることが多いでしょう。
また長文問題もよく出てきます。
「~される」という意味はもちろんあり一番一般的な使い方だと思いますが、会話となると「これは受動態を使って言うのか!」と気づかされることが多くあります。
意味だけでなく本質的な使い方を理解するとどのような場面でも対応できるでしょう。
大学受験におすすめ予備校
受動態とは

前述の様に受動態とは基本的に「~される」といった様に受け手側の目線で語られます。
ということは逆に相手からすると「~する」ということです。
なので勘のいい方は分かるかと思いますが互いに言いかえが可能です。
イメージできましたか?
例を挙げましょう。
能動態の文で「ジョンはあのギターを買った。」という文があるとします。
これを受動態に書き換えると「あのギターはジョンに買われた」となります。
このように能動態で書くことができる文は必ず受動態で書くことができます。
主語と目的語を入れ替える事で能動態は受動態に、受動態は能動態になります。
資料請求を侮ってはいませんか?大学受験は”情報戦”です。
高校3年生までに大学の資料請求をしたことがあるという方は全体の過半数以上を占めており、そのうち約8割以上もの方が5校以上まとめて請求しているそうですよ!
★株式会社リクルートのサービスで安心!
★資料請求は基本無料!
★校種やエリアごとにまとめて請求
★送付先の入力だけ、たった1分で完了!
★9月28日まで!最大500円分の図書カードGET!
折角のチャンスをお見逃しなく!
↓ 資料請求希望は下の画像をクリック ↓
受動態の形

受動態の基本形は
「Be動詞 + 過去分詞 + by」
です。
文法としてはあまり難しくありませんが、過去分詞形をしっかりと覚えなければいけません。
肯定文
肯定文は上記の通り
「Be動詞 + 過去分詞 + by」
です。
by以降は行為をした人、影響を及ぼした人です。
例
受動態:This guitar was bought by Max. – 『このギターはマックスによって買われました。』
能動態:Max bought this guitar. – 『マックスはこのギターを買いました。』
受動態:The window was fixed by Mike. – 『この窓はマイクによって修理されました。』
能動態:Mike fixed the window. – 『マイクはこの窓を修理しました。』
否定文
否定文は肯定文のBe動詞に”not”を付けるのみです。
例
受動態:I wasn’t called by Stive. – 『私はスティーブに電話をされていません。』
能動態:Stive didn’t call me. – 『スティーブは私に電話をかけていません。』
受動態:Jonathan wasn’t told off by his teacher. – 『彼らは先生に怒られませんでした。』
能動態:His teacher didn’t talk off Jonathan. – 『彼の先生はジョナサンを怒りませんでした。』
疑問文
疑問文は
「Be動詞 + 主語 + 過去分詞 + by」
で表されます。
例
受動態:Is the car used by Dustin?. – 『この車はダスティンに使われますか。』
能動態:Does Dustin use the car?. – 『ダスティンはこの車を使いますか。』
受動態:Was this waffle eaten by Erica. – 『このワッフルはエリカに食べられますか。』
能動態:Did Erica eat this waffle? – 『エリカはこのワッフルを食べましたか。』
受動態の様々な形

受動態は肯定文、否定文、疑問文の一般形以外にも様々な品詞の単語と合わせることができます。
前項では現在形と過去形を織り交ぜて説明しましたがそれが使えるということは未来形で表すことも可能ですよね。
また助動詞のあとは何が来るか覚えていますか?
助動詞の後には動詞の原形が来ます。
それを”be”と置けば、「Be動詞 + 過去分詞 + by」の形を作ることができますよね。
ここからは未来形と助動詞、現在進行形の受動態の文の作り方についてお話ししたいと思います。
現在進行形
現在進行形と受動態は「~されているところだ」の様に今何かがされていることを表す文となります。
例
My house is being repaired by next month. – 『私の家は来月まで補修中です。』
can
前述の様に助動詞を受動態で使うには
「助動詞 + be + 過去分詞 + by」
という形になります。
canを使った受動態の文は「~されることができる」となりますが、ほとんど使いどころがないですよね。
これが冒頭でお話しした「~される」だけではないということなのですが、canと受動態を使うことで「~することができる」とも表すことができます。
「なら、受動態を使う必要ないんじゃないの?」となりますが、受動態を使うのにはしっかりとした理由があります。
まずは例文を見てみましょう。
The car can be borrowed from a car rental office. – 『この車はレンタカー屋で借りることができます。』
この文では車は借りられましたが、視点は車でもレンタカー屋でもないですよね。
すなわち「車は借りられることができる」=「(私は)借りることができる」となるわけです。
これを書き換えるとすると
You can borow the car from a car rental office. – 『この車はレンタカー屋で借りることができます』
となります。
will/be going to
助動詞will/be going toを使った受動態の意味は「~されるだろう」となります。
例
The new era name will be announce tomorrow. – 『新元号の名前は明日発表されるだろう。』
My new song is going to be came out next month. – 『私の新曲は来月発表されるだろう。』
must
助動詞mustを使った受動態の意味は「~されなければならない/~されるに違いない」となります。
Chiken must be cooked throughly. – 『鶏肉はきちんと火を通さなければなりません。』
A murderer must be arrest. – 『殺人犯は逮捕されなければなりません。』
\無料の資料請求で図書カードゲット!/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
受動態は「~される」だけではなく、物の状態を表すものということが分かったと思います。
日常会話でもよく使われる表現ですのでしっかりと覚えておきましょう。