【中学英語の勉強法】主格・目的格とは?関係代名詞の使い方

中学3年生で学ぶ関係代名詞ですが、ここでつまずいている方は多いのではないでしょうか。

使い方として「主格」と「目的格」を授業で習う、もしくは習ったかと思いますが使い分けが難しいと思います。

今回は代表的な関係代名詞の主格と目的格の意味と使い方、また日本語への訳し方についてお話ししたいと思います。


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関係代名詞とは

関係代名詞とは

関係代名詞とは人や物に対して1つの文の中で補足の説明をするためのものです。

ここでキーワードになってくるのは1つの文の中にという点です。

例文を用いて説明します。

①「私はマイクに助けられました。」

②「マイクはジョナサンの友達です。」

という2つの文があるとします。

私を助けたマイクは何者なのでしょうか。

2つ目の文にあるようにマイクはジョナサンの友達です。

ならば①文のマイクは「ジョナサンの友達のマイク」と言い換えることができますよね。

つまり1つの文にまとめることができるということです。

まとめると

「私はジョナサンの友達のマイクに助けられました。」

となりますよね。

この様に1つの文の中で、ある人や物に対して補足説明ができる文法が関係代名詞です。

基本的な文の構成

関係代名詞の例文

先ほどお話ししたように関係代名詞は人や物に対して補足の説明をするものです。

ということは当然、補足の説明をされる人や物がありますよね。

これを先行詞と言います。

前項でいうと先行詞はマイクに当たります。

関係代名詞の文ではこの先行詞以下に補足の節が続きます。

今回は

『私にはカナダに住んでいる友達がいます。』

という文章を英語で作ってみましょう。

まず先ほどお話しした先行詞まで作ります。

①I have a friend. 『私には友達がいます。』

②My friend lives in Canada. 『友達はカナダに住んでいます。』

先ほどの文を2つに分けるとこのようになります。

ここからわかるのは補足説明するべきなのは友達ですよね。

①文の友達はカナダに住んでいるとなります。

まずは説明をするところまでの文を作ってみましょう。

I have a friend

となりますよね。

そしてこのfriend以降に関係代名詞を置きます。

先ほど言いました通り、先行詞の後に補足の説明をつけ足します。

先行詞が人の時はwho(またはthat)、物の時はwhich(またはthat)となるのでここではwhoを使います。

すると

I have a friend who

となります。

この後はwho = a friendが関係代名詞以降の主語となるので一般的な文が続きます。

つまり、

I have a friend who lives in Canada.

となります。

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関係代名詞の用法

ここまで関係代名詞とは何かと文の構成についてお話ししました。

関係代名詞とはある人や物に対して補足の説明を付け加えるものということが分かったと思います。

そして、実は中学で習う関係代名詞には2つの用法があります。

その用法によって文の形が少し変わってくるので違いをしっかりと押さえておきましょう。

主格

1つ目が主格です。

主格と聞いても何かはパッと思いつかないと思いますが、主格とは主語としての使われ方をする格です。

つまり先行詞が関係代名詞以下の文で主語の役割をすることです。

例えば前項と同じこのような文があるとします。

I have a friend who lives in Canada.

これは『私にはカナダに住んでいる友達がいます。』

という文ですよね。

この文は先行詞は「a friend(友達)」、先行詞以降は「who lives in Canada.(カナダに住んでいます。)」です。

先行詞以降、つまり修飾している文は先行詞に対してどのような役割をしていますか?

答えは主語です。

つまり、ここでの先行詞は先行詞以降の文に対して主語としての役割を担っています。

これが主格としての関係代名詞の用法です。

目的格

2つ目が目的格です。

主格に対してこれは目的語としての役割を持ちます。

①The man goes to Tokyo University. 『その男性は東京大学に通っています。』

②I met him at the museum. 『私は美術館で彼に会いました。』

という文があるとします。

いかにも関係代名詞を使いたくなる文ですが、この場合どのように文を作りますか?

これまでは先行詞以降は述語を続けていました。

しかしこの場合に先行詞→述語と続けると

The man who met at museum

となり、意味が通じません。

なぜかというと②文での「him(彼)」は私から見て目的語ですよね。

「The man(その男性)」と「him(彼)」は同じだと推測できます。

つまり、ここでの先行詞である「The man」は②文にとっては目的語です。

ここで目的格としての使い方が登場します。

The man I met at the museum goes to Tokyo University. 『私が美術館で会った男性は東京大学に通っています。』

となります。

先行詞以降は「I met at the museum」、つまり目的語として「The man」を取ります。

これが目的格の関係代名詞です。

主格と目的格の見分け方

主格目的格の見分け方

ここまで主格と目的格についてお話ししました。

説明した通り、主格とは説明する文に対して先行詞が主語となり、目的格とは先行詞が目的語となります。

見分け方はこの通りなのですが一つ大きな違いがあります。

それは関係代名詞の直後に述語が来ているか、主語が来ているかです。

述語が続いているということは先行詞を主語としてとらえているということになりますよね。

よってこれは主格です。

反対に、主語が続いている時は先行詞は目的語としての役割を果たしているので目的格となります。

これを覚えておけば、瞬時にこの文は主格なのか、目的格なのかを判断することができます。

文の作り方

最後に主格と目的格の文の作り方を例文と共に見ていきましょう。

参考書や教科書を見ているとwho(that)やwhich(that)の様にthatも使えると説明していると思います。

どちらもthatを使ってしまえば間違いではないのですが、whoの場合はthatを使うと違和感があるのでwhoを使うようにしましょう。

しかしwhichの場合はthatでも構わないです。

ですがwhichを使うに越したことはないのでthatはあまり使う必要はないです。

口語ではよく使いますが試験の場合は正しくwhoとwhichを使いましょう。

主格の文の作り方

主格の関係代名詞の文を作るときは必ず関係代名詞以降は述語で始まります。

The bullet train which goes to Shinosaka station was delayed. 『新大阪駅行きの新幹線が遅れていました。』

これは

①The bullet train was delayed. 『その新幹線が遅れていました。』

②The bus goes to Shibuya station. 『その新幹線は新大阪行きです。』

という文が1つになっています。

①文の「その新幹線」とは新大阪行きの新幹線のことを指すので1つにまとめることができます。

そして新幹線は物ですのでwhichを置きその後に新幹線の説明文を書きます。

例2

The guitar which is on the stage is John’s. 『ステージ上にあるギターはジョンのものです。』

この文は

①The guitar is John’s. 『そのギターはジョンのものです。』

②The guitar is on the stage. 『そのギターはステージ上にあります。』

という二つの文が合わさって出来ています。

guitarは物なのでwhichジョンのギターとステージ上にあるギターは同一なので1つにまとめることができます。

目的格の文の作り方

目的格の関係代名詞の文を作るときは必ず関係代名詞以降は主語で始まります。

例1

『私は図書館から借りている本をまだ返していない。』

という文があるとします。

これは「私が図書館から借りているもの」=「」ですので目的格が使われます。

つまり「本」を目的語として取っているわけですよね。

よって

The book I borrowed from the libraryとなります。

そして「まだ返していない」という説明を付け加えると

I haven’t returned the book I borrowed from the library yet.

となります。

例2

『私は皆が好きな俳優を知りません。』

という文があるとします。

ここでの「俳優」とは「皆が好きな人」です。

ですので、「皆が好きな俳優」

つまり

the actor who everyone likes.

よって文は

I don’t know the actor who (whom) everyone likes.

 

となります。

補足ですが目的格で人を修飾する場合、「whomを使用する」もしくは「whoでもよい」と習う、習ったと思います。

実際にはどちらでも正解ですし、意味は通じます。

文書や論文ではいまだにwhomが使われることから、文法という面ではwhomが正解です。

ですが実際に会話中でwhomを使う人はほとんどいません。

なので正式な書面などではwhomが使われ、一般的にはwhoが使われるという認識でよいでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

関係代名詞は中学英語の最難関ポイントですが、落ち着けば必ず理解できます。

まず日本語で考え、先行詞は主語なのか目的語なのかを判断し、文を構成する

このプロセスを覚えておけば間違えないです。

関係代名詞の様々な問題を解いていくことで問題の形式や文の構成がより分かるようになるので、慣れるまで文法問題を解き続けることが大切です。

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