【大学入試】ボーダーラインの意味や設定方法!合格最低点との違いとは?

「ボーダーラインってなんだ?、、、」

返却された模試の成績を眺めながら、ふとこのように思った人はいるかと思います。

今回は、ボーダーラインの意味や設定方法、合格最低点との違いについてご紹介します。また合格最低点を見る際に注意すべき、得点調整というシステムについてもご紹介します。

ボーダーラインとは?

ボーダーラインとは、河合塾の定義では「合格可能性や総点における合格最低点を数値で示したもの」とされており、河合塾や駿台・ベネッセは国公立大学と私立大学のセンター利用入試についてボーダーラインを発表しています。

ボーダーラインの設定方法

ボーダーラインは、どのような方法で設定されるのでしょうか。ここでは、ボーダーラインの設定方法についてご紹介します。

予備校は合格者の割合が”指定した割合”になる点数をボーダーラインに設定します。

この”指定した割合”は予備校によって異なっており、河合塾は合格者の割合が50%になる点数をボーダーラインに設定しています。

一方で駿台・ベネッセは合格者の割合が60%になる点数をボーダーラインに設定しています。

そのため、必然的に河合塾模試のボーダーラインよりも駿台・ベネッセ模試のボーダーラインの方が高くなります。

また、共通テストでボーダーラインを割る点数をとっても、一定数合格する受験生はいます。

なぜなら、共通テストでボーダーラインを割る点数でも二次試験で良い点数を取ることで逆転合格を果たす生徒がいるからです。

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合格最低点とは?

合格最低点とは、ある大学に合格した受験生が取った点数の中で最も低い点数のことをいいます。言い換えれば、その年の受験生の中でその点数未満の点数を取った人は全員落ちているということです。

合格最低点を見る際の注意点:得点調整とは?

合格最低点を見る際には、1つ注意点があります。

その注意点とは、webサイトや赤本に掲載されている合格最低点が実際の合格最低点ではない場合があるということです。

なぜなら、大学によっては得点調整を行っている場合があるからです。

得点調整とは、科目間での難易度の違いによって生じる不公平を解消するための仕組みです。

例えば、英語と国語、選択科目の3科目で私立大学を受験する場合を考えます。

ある人は選択科目で世界史を選びますが、ある人は選択科目で数学を選びます。この試験では、世界史の平均点は70点で数学の平均点は50点でした。この場合、数学を選んだ人は世界史受験者に比べて圧倒的な不利な状況になってしまいます。

このように選択科目によって難易度が大きく違う場合には大学はその不公正を解消するために、選択科目ごとに得点を操作します。このことを得点調整と言います。

webサイトや赤本に掲載されている合格最低点はこの得点調整がされる前の点数(素点)である場合があります。

すべての大学で得点調整が行われる訳では各々で志望大学が得点調整を行っているかを確認しておきましょう。

次は具体的な得点調整のやり方をご紹介します。

得点調整の2つの方法

得点調整の方法には2つのメジャーなやり方が存在します。それが「中央値補正法」と「標準得点法」です。

まずは、「中央値補正法」のやり方をご紹介します。

「中央値補正法」の計算式は以下のようになっており、素点が中央値よりも高ければA、低ければBが適用されます。

素点が中央値よりも高ければA、低ければBを適用

A.(素点ー中央点)÷(満点ー中央点)×満点の半分+満点の半分
B.満点の半分÷中央点×素点

次に「標準得点法」の具体的なやり方をご紹介します。

(素点ー平均点)÷標準偏差×10+70

ちなみに、「中央値補正法」は、関西大学の社会科学部や近畿大学の産業地工学部以外の学部で用いられ、「標準得点法」は、関西大学の社会学部などで採用されています。

ボーダーラインと合格最低点の違い

ボーダーラインと合格最低点の大きな違いは、その点数をとることで確実に不合格になるか否かということです。

ボーダーラインは、河合塾の基準を使えば、受験者の50%が合格する点数のことですのでその点数を取った場合は50%の確率で合格できるということができます。

しかし、合格最低点はその点数未満の受験者は全員不合格になる点数ですので、もし合格最低点に自分が取った点数が届かなければほぼ確実に不合格になるということができます。

ボーダーラインと合格最低点を受験勉強にどのように活かすか?

ここまでボーダーラインと合格最低点について解説してきましたが、これらを一体どのようにして受験勉強に活かしていけばよいのでしょうか?

まず、ボーダーラインは模試の結果を見る際によく目にすると思います。

ボーダーラインは合格者の50%もしくは60%が合格する点数ですので、もちろんその点数を上回っていることに越したことはありませんが、越えていなくとも特に問題はありません。

一方で、合格最低点は大学入試の過去問を解く際にチェックすることが多いと思います。

合格最低点の定義は、合格者が取った点数の中で最も低い点数となっていますので、過去問の自己採点が合格最低点を越えていない場合は危機感を持つべきです。
また、大学・学部によっては得点調整を行っていることで実際の合格最低点と赤本やウェブサイトに掲載されている合格最低点にずれが生じている場合があるので、記事でご紹介している数式を用いてズレを補正してから自分の得点と比べるべきです。

まとめ

今回は大学入試におけるボーダーラインの意味や設定方法、合格最低点との違いについてご紹介しました。

ボーダーラインは、河合塾ではその点数を取った受験者の50%が合格した点数、駿台ベネッセではその点数を取った受験者の60%が合格した点数のことを指します。

また、ボーダーラインの合格最低点との違いは、前者はその点数より低い点数を取っても合格する可能性があるのに対し、後者はその点数以下では確実に落ちる点数だということです。

Webサイトや赤本に掲載されている合格最低点は、得点調整が行われた後の点数である可能性があるので注意しましょう。

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