海外留学体験記⑥留学生の住まい事情・部屋探し・家賃について
海外留学中の滞在方法として真っ先に思い浮かべるのはホームステイとシェアハウスだと思いますが、双方にメリット・デメリット、個人によって向き・不向きがあります。
そこで6回目の今回は、留学生の住まい事情、部屋探し、家賃についてお話ししたいと思います。
※今回お金のお話が出ますが、カナダドルは1ドル=80円程度になります。


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留学生の住まい
留学に行く国、語学学校を選べば後は滞在先を決めるのみです。
皆さんが留学生の滞在方法として真っ先に頭に浮かぶのはホームステイだと思いますが、実はホームステイのほかにも滞在方法はあります。
滞在の流れとしては生活が落ち着くまでホームステイに滞在してそれからシェアハウスに移るというのが一般的です。
しかし留学期間中ずっとホームステイに滞在する人もいれば、最初からシェアハウスの人もいたりと、こうしなければならないといった決まりはありません。
ただ、私の経験から住居を変えることも留学における楽しみであると思います。
私の住まいの遍歴はこんな感じ
ホームステイ(郊外) 3ヵ月
↓
シェアハウス(郊外) 2か月
↓
シェアハウス(都市部) 4か月
↓ トロントからバンクーバーへ移住
ホームステイ(郊外) 2ヵ月
という流れでした。
「引越し多!」と思われる方もいると思いますが、私の場合は全てポジティブな引越しとなりました。
また、カナダには敷金礼金という制度がなく荷物も全てキャリーバックに入ると思うので、気軽に引越しすることが可能です。
しかし最後のホームステイでは少しトラブルがあったので後程ご紹介します。
実際に海外に住んでみて感じたことなのですが、多少の揉め事はつきものです。
国籍も文化も育ってきた環境も違う人間が1つ屋根の下で一緒に暮らすわけですから何か起こらない方がおかしいと思います。
ですから、多少のことで怖じ気ずに歩み寄り他人を尊重することが大切でしょう。
ではここからはカナダの住宅形式と留学生の滞在方法についてお話ししたいと思います!
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カナダの住宅
一般的にカナダの住居タイプには
・一軒家
・コンドミニアム
・アパート
の3種類があります。
留学生は全てのタイプに住む可能性があるので把握しておくと良いでしょう。
一軒家
文字通り一軒家です。
基本的に一軒家は都市部には無く、郊外に多いです。
またホームステイはだいだい一軒家です。
日本でマンションというと中層、高層ビルの部屋貸しという認識ですが、海外では「邸宅」「豪邸」「館」という意味なので気を付けましょう。
ですが残念ながらマンションにホームステイできる留学生はなかなか居ないと思います。(少なくとも私の周りにはいませんでした。)
私が留学中、日本人の友人と現地の人達と話している時に、友人が「日本ではマンションに住んでいたんだ」というと現地の人達は「Oh..マジかよ…」というようにすごく驚いていました。
その後、意味を教えてもらい誤解を解きましたが、彼がリッチボーイといじられていたのは言うまでもありません。(Rich Boyというアメリカ人のラッパーがいます)
コンドミニアム
三つの中で唯一聞きなれない物があるとするとコンドミニアムでしょう。
コンドミニアムとは日本でいうところの分譲マンションです。
高層な建物が多く比較的綺麗という印象です。
シェアハウスを選ぶのであればおそらく前述の一軒家かコンドミニアムが多いでしょう。
アパート
アパートとは賃貸マンションです。
月に一回不動産会社に家賃を払うような、日本でマンションやアパートを借りる方式と言ってい良いででょう。
コンドミニアムとアパートの大きな違いは分譲か賃貸なのですが、留学生がコンドミニアムに住むと言ってももちろん購入するわけではなく、その部屋の持ち主(オーナー)に家賃を払うことになるので実際には違いはほとんどありません。
私を含め多くの留学生の認識では綺麗なのはコンドミニアム、築年数が長いのはアパートという認識でした。
留学生の住まい事情
一般的には最初の数ヵ月はホームステイをして現地の生活・英語に慣れてから、そのあとシェアハウスに移るといったパターンが多いように感じます。
引越しをする理由としてホームステイは料金が高いということが挙げられます。
一般的にホームステイの家賃は1ヵ月で900ドル前後です。(日本円で72,000円ほど)
一方シェアハウスは500ドルから1000ドル超です。
ホームステイの場合は1日2食または3食分の食事が出ますが、シェアハウスの場合は全て自費・自炊です。
しかし、総合的に見たらシェアハウスの方が断然安いでしょう。
私はホームステイの家賃が朝昼夕付きで850ドル、1件目のシェアハウスが550ドル、2件目のシェアハウスが500ドルでした。
結果的にシェアハウスに住んでいた時の食費が月に100ドルほどだったので断然ホームステイより安かったです。
ただ、めちゃくちゃ節約していました。
留学中の節約術については近いうちにお話ししたいと思います!
私は家賃が500ドル程度と安い方でしたが、友人で月350ドルのベースメントに住んでいた人もいるのでシェアハウスの家賃はピンキリと言えるでしょう。
ここからはホームステイとシェアハウスのメリットデメリットについてお話ししたいと思います。
ホームステイのメリットとデメリット
ホームステイとは現地の家庭の中で家族の一員として暮らす滞在方法です。
家族と同様に扱われるので食事が付いてきます。
またホームステイを選ぶメリットの1つとして面倒を見てくれるということが大きいです。
よって英語でコミュニケーションを取ることができます。
留学へ行ってすぐは環境の変化に慣れることが難しくより疲れると思います。
そこでホストファミリーからのケアがあると気持ち的に楽になり、英語に慣れるスピードも速くなるでしょう。
私が最初に滞在していたホームステイ先は生粋のカナディアンですごく面倒見が良い家族でした。
いつも私のことを気にかけていてくれてよくケアをしてくれ、夜になると近くのカフェまで散歩しコーヒーを飲みながら学校のことについて話したり、ホストファザーがスケートボーダーだったのでスケートボードを教えてもらったり、バーで一緒にギターを演奏したりと色々な経験をさせてもらいました。
しかし、シェアハウスと比べると割高な場合が多く、月で300ドル程度の差があります。
また家族によって向き不向きがあり、「家族のルールが自分にとってきつすぎる」「料理がどうしても体に合わない」「ホストファミリーが苦手」など考えうる理由はたくさんあります。
そういった場合は無理をしてその家族の中で暮らす必要はありません。
エージェントや語学学校などホームステイの斡旋先に相談すればホームステイ先は変更することができます。
私が最後に滞在していたバンクーバーのホームステイ先はフィリピン系の家庭でした。
ホストマザーとホストファザー、そして私と同い年の息子と韓国出身の3人と一緒に住んでいました。5人とは、よく一緒に出かけたり、カードゲームをしたり、スーパーボウルを観戦したりとすごく仲が良かったのですが、ホストマザーとはあまり上手くいかず、少しつらい時期がありました。
結局ホームステイ先は変えずに最後まで過ごしたのですが、退去の際に、私が入居した際から壊れていた棚をあなたが壊したんでしょといちゃもんを付けられました。
そこで口論となり私も反論し事なきを得ましたが少し心残りの悪い最後となりました。
しかし同時に「英語でネイティブに対してスラスラと口論をすることができた!」と英語力の向上を留学生活の最後に実感できた出来事でもありました。
実際にトラブルに巻き込まれて感じたのですが、自分の居心地が悪く、もう関係を構築・修復できないと感じたのであればすぐにホームステイ先を変えるべきです。
限られた留学期間をネガティブな感情で無駄にするのはもったいないと思います。
シェアハウスのメリットとデメリット
シェアハウスとはシェアメイト数人で一軒家もしくはコンドミニアムで暮らす滞在方法です。
ホームステイの後にシェアハウスに移る人が多いです。
シェアハウスは門限などの家族のルールがあるホームステイとは違い、自由度がかなり高いです。
シェアハウスにもハウスルールがあるところは多いですがホームステイほどきつくはないと思います。(定期的に掃除をする、ゴミ出し当番など)
またシェアハウスに住むとシャンプーなどの日用品や日々の食事を自分で用意する必要がありますが、自分のものを揃えることが海外で暮らしている感が出て私は楽しかったですし、それによって、私の目標のうちの1つでもあった海外で生活するということが達成できたような気がしました。
私が住んだ2件目のシェアハウスにはパティオという中庭があり、そこではよくシェアメイトと話したり、コーヒーを飲んだりと、私が思い浮かべていたシェアハウスならではの暮らしをすることができました。
シェアメイト同士の交流が盛んなシェアハウスを選ぶことをおすすめします。
しかし、住人同士でトラブルがある場合もあります。
私の場合は特にありませんでしたが、夜中の騒音やマナーの悪さからトラブルへと発展する場合があり(実際に私の友人たちで悩まされている人も居ました。)、最悪の場合は強制退去ということもあり得ます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回は留学生の住まい事情についてお話ししました。
住まいは迷うポイントであると思いますが、自分に合った家に住むことができると留学生活が何倍も楽しくより良いものになります。
留学生活は十人十色です。後悔の無いように満足できる住まいを見つけましょう!
海外でよく使うフレーズ
I’m coming.
呼ばれたときや相手にところへ向かうときに「今行くね!」という意味で使われます。
しかし、「行く(Go)のに、何故来る(Come)の?」と我々日本人からすると違和感があると思います。
これは単語の特性が関係してきます。
”Go”とは何かから離れるというニュアンスを持ち、対して”Come”は近づくという意味を持っています。
よって、相手に近づいているという意味でI’m coming.が使われます。
また、これはI’ll be there.と言い換えることもできます。
待ち合わせをしている時に使うことが多いフレーズですのでぜひ覚えておきましょう。