海外留学体験記⑦私が実践していたカナダ留学中の生活費の節約方法
日本と海外では当然ですが物価が異なり、商品の価格に違いがあります。つまり海外留学中に日本と同じ感覚で買い物をしていると痛い目に合うことがあります。
生活費が限られている留学生や旅行に行くためのお金を貯めている方などは極力節約したいですよね。
そこで今回は私がカナダ留学中に実践していた節約方法をご紹介したいと思います!
※カナダドル:1ドル=80円程度になります。


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私が節約していたわけ
私は大学3年次から1年間留学へ行ったので、学生の身分のまま長期の海外留学に臨んだことになります。
大学1年次と2年次に自分でアルバイトをして留学費用を貯め、それでも足りなかったため両親にお願いして援助してもらい何とか留学へ行くことができました。
両親にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかなかったので、私が自由に使えるお金は限られていました。
しかし折角の海外での生活をお金を一切使わずどこにも外出せずということは避けたかったので、やりたいことをやるために普段の生活で制限を設けて節約をするということを決めました。
私はとにかく留学中にニューヨーク、モントリオール、バンフ等、色々な場所へ旅行に行くことを目標の一つとしていました。そう考えた理由は明らかに費用が安いからです。
「旅行はお金かかるでしょ!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、考えてみてください。
例えば、東京からニューヨークへ行こうとすると乗り継ぎ便で往復約20万円、直行便だと28万円です。とても学生がほいほいと払える値段ではありません。
しかしトロントからニューヨークへは飛行機で約2万円、さらに夜行バスを利用すると最安で1ドルからのチケットがあります。これは行かない理由が無いですよね。
なので私は留学中に北米の行きたいところは行きつくすということが節約をするための目標となりモチベーションになりました。
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1ヵ月でかかる費用
前述の通り節約をし続けていた私ですが、ここではざっと1ヵ月でかかった費用についてお話ししたいと思います。
まずは家賃です。第⑥回の記事でもお話ししましたが私はシェアハウスで500ドルの部屋を借りていました。これは光熱費水道代込みの値段です。
次に食費です。スーパーでの買い物、外食の料金を含めて100ドルから200ドルほどでした。
そして交際費がその月の節約度合い、元気次第になりますが100ドルからといったところです。
よって旅行した月や勉強で忙しく遊んでいる暇がない月などがありましたが、1ヵ月でかかる費用はおおよそ700ドルからとなります。
私が実践していた留学中の節約方法
これまで私の節約理由と生活費の話をしてきましたが、ここからは私が実際にしていた節約方法についてお話ししたいと思います!
朝食はシリアル
「節約するなら食べなければいいじゃないか!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、朝食は食べなければなりません。
生活習慣の崩れで体を壊しては元も子もありませんからね。
私は朝食にお米や魚を食べたいところでしたが食材は日本に比べて高価で、おいしいものを食べようと思うとより高くつくため、量が多く、安く、種類が多いシリアルを毎朝食べていました。
様々な味があり、形があり、飽きが来ないためおすすめです。現地の方もシリアルの方が多かったような気がします。
昼食はサンドイッチを持参
市街には様々な魅力的なランチがあります。
お洒落なサラダバー、おいしそうなピザ、すごい色のスムージーなどなど…。
しかし毎日外食しようと思うとなかなかの出費になります。
例えば日本でハンバーガーチェーン店でセットを頼むと700円程度ですよね。
しかしカナダでは1200円ほどします。
高いお金を払って日本と同じようなハンバーガーを食べるくらいなら自分で好きな具材をいれたサンドイッチを持参するほうがお得ですし、入れる具材を工夫できて楽しいと思います。
夕食はとにかくパスタとサラダ
先ほどランチは高いとお話ししましたが夕食はもっと高いです。
「日本でこれを食べるとしたらもっと安いのにな…。」と思うことが多々ありました。
一度、日本の大手ラーメンチェーンのトロント店へ行ったときにラーメン1杯の料金が30ドル近くして驚いた記憶があります。
また、スーパーでもきちんとした食材を買おうとすると高いので、私はパスタとサラダを毎日食べていました。
毎日パスタは過酷すぎないかと思われますが、パスタソースを毎日変えていくと意外といけます(・ω・)b
私はDollaramaという日本でいうところの100円ショップのようなところでいつも1キロ100円のパスタの乾麺を買っていたのですが、店員さんに「今回は買いに来るスパンが短いね」「私のおすすめのパスタソースは〇〇だよ」などいつもパスタを買いに来る留学生として認知されてしまうくらいに毎日パスタを食べていました。
水筒を持参
カナダでは水道水を飲むことができ、政府もそれを推奨しています。
ですので私は外出時には毎日、ボトルに水もしくはコーヒーを入れて持って行っていました。
毎日飲み物を買う必要がなくなるのでかなりの節約になります。
食材ごとに安いスーパーを見つける
カナダには様々なスーパーが点在しており、大きなスーパーから小さなスーパー、肉屋や韓国の食材の専門店等様々です。。
またスーパーごとに特色があり、お肉はここが安い、パンはここが安いなど買うものによって行くスーパーを分けることによって一度では少額ですが積み重ねると大きな節約になります。
服は古着屋で
私自身、服が好きで買い物を楽しみにしていましたが日本と同様に高いものは高いです。
そこで私がおすすめしたいのは古着屋です。
トロントに全て10ドルの古着屋がありちょっとした自分へのご褒美として良く購入していました。
日本では高いのにこんな安いのかと驚くことが多々あると思います。
映画館に行くときは必ず火曜日
私は映画が好きで日本でも映画館に良く足を運んでいたのですが、留学中に見たかった映画が公開されることがよくありました。
そんな映画好き、また見たい映画があるという方は方は火曜日に行くことをおすすめします。
なぜなら一部の映画館に限り毎週火曜日はなんと新作映画がたったの5ドル(日本円でおよそ400円ほど)で見ることができることが可能だからです!使わない手はありませんね。
基本的に移動は自転車
トロントではTTC(Toronto Transit Commision)という日本でいうJRの様な公共鉄道がトロント市街を繋いでおり、乗りさえすれば大抵の行きたい場所へ行くことができます。
また、乗車料金は一律でデイパス、ウィークリーパス、マンスリーパスという定期券があります。しかしこの料金が高くマンスリーパスで146ドルかかります。それを一年間購入するとなかなかの金額になりますよね。
またTTCの鉄道、バスは毎日のように遅延し日本では考えられないことが起こりうります。
私がトロントに住んでいた際に駅のホームで電車を待っていると、何故か電車が目の前を通過していきました(TTCの電車は快速電車はなくすべて各駅停車です)。
こうしたアクシデントが多いためトロントではTTCの頭文字をもじったTake The Car(車を使おう)という皮肉があります。
このように料金が高く不安定なため自転車で移動する方も多いです。
歩道には自転車を止める場所があったり、バスの前方に自転車を積むことができたりと自転車ユーザーに対しての環境は整っています。
しかし日本よりは圧倒的に運転が荒いため、常に危険と隣り合わせとなります。
また道に止められている自転車はよく盗まれ、側道にはタイヤだけがない自転車が止まっていたりします。
私は初月はTTCを利用し、その後数か月の間は自転車に乗っていました。しかし寒くなると地面が凍りかなり危険だったので途中からまたTTCユーザーに戻りました。
よく遅れるが楽な交通機関を使うか、少し危険だが安く済む自転車を使うか…検討してると良いと思います。
シェアハウスに住む
これは前回もお話ししましたがシェアハウスはホームステイよりも圧倒的に家賃が安いです。
ホームステイは食事つきですがそれを考慮してもシェアハウスの方が安く済みます。
ネット掲示板を使う
前述の自転車やスーツケース、ドライヤー等の少し高価な必需品は掲示板で安価で手に入ります。
新品ではないですが店頭で買うよりは圧倒的に安いです。
基本的には欲しいものがあればメールを送りやり取りをし、会って受け取る流れになります。私は留学生専門の掲示板で上記の3つを購入しました。
家計簿を付ける
留学生ならではの節約方法ではないですが、日々家計簿をつけることで自分の出費を見直すことができ、余裕や使いすぎを知ることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回は留学生の節約術についてお話ししました。
可能な程度で節約し無駄を削ることで心にも余裕ができます。
より良い留学生活にするために、まだ渡航前であれば慣れるためにも日本にいるうちから節約を心がけてみてはいかがでしょうか。
海外でよく使うフレーズ
Bless you.
このフレーズはくしゃみをしたときに言われます。
フレーズの意味としてはもともと神のご加護がありますようにという意味の”God bless you”が短縮されBless youになりました。
しかし、なぜくしゃみをすると神のご加護がありますようにと言われるのでしょうか。
これはくしゃみをすると魂が抜けるという英語圏ならではの古来からの迷信がもとになっています。つまり魂が抜けたことを労わるためにBless youと言うわけですね。
そして、Bless youと言われたときの返答はThank youやThanksとカジュアルに返すのが一般的なマナーです。