海外留学体験記⑩冬はマイナス30度!?カナダの気候と服装について
カナダの気候は日本と大きく違います。そしてカナダ国内でも様々な気候の地域があります。私自身もトロントとバンクーバーに住んでいましたがこれほど違うのかと驚きました。今回は私が実際に住んで感じたカナダの気候について、そしてそれに対応する服装・防寒着についてお話していきたいと思います。


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カナダは寒い?
カナダの気候と言えば「寒そう」「雪が多そう」という印象がある方が多いと思います。
しかし一概にそう言えるわけではありません。
カナダの国土面積はロシアに次いで世界第2位であり、太平洋や大西洋、またロッキー山脈も面していることから地域によって気候が変わってきます。
ロッキー山脈周辺やカナダ北部の様に年間の平均気温が0℃を下回り、夏にもかかわらず最高気温は15℃程度と日本とは比べ物にならないほどの過酷な環境の地域もあります。
トロントやバンクーバーが留学先として人気な理由の1つとしてカナダ国内では比較的気候が穏やかであり日本人が住みやすい環境であるからということが言えるでしょう。
ここからは留学先として特に人気なトロントとバンクーバーの気候と服装について、実際の私の体験からお話ししたいと思います。
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トロントとバンクーバーの違い
カナダと日本ではカナダの方が全体的に気温が低い傾向にあります。
その中でもトロントは大西洋側、バンクーバーは太平洋側とカナダ国内でも正反対の地域になり、気候にも違いが出てきます。
しかし、どちらも日本とは異なった気候となるのでここからはトロントとバンクーバーの気候の特徴と推奨する服装についてお話しします。
トロントの気候
東海岸に位置するトロント。グリーンランドからの寒波や大西洋の海流の影響により日本と比べて1年を通して気温は低くなります。
そのため夏はそれほど気温は高くなく、過ごしやすい気候となりますが冬はかなり冷え込みます。
一般的に11月から3月末や4月中旬までが冬の気候と言われており0℃を下回ることが多いです。
寒い日はマイナス20℃まで冷え込み、体感気温にしてマイナス30℃になると言われており雪も降るので街一面が冬景色という日も多くなってきます。
しかし、降雪量が多い日や特に寒い日は除雪車が走り道路の整備がされたり、凍結防止のために塩がまかれたりと出歩くことが不可能にはなりません。
ですが厳重な防寒は必須になります。冬の日に0℃を超すと「今日はあったかいね」という会話が繰り広げられることもあり、それほどに冷えます。
トロントでの服装
トロントの夏は日本よりも快適で半袖でも心地よい日が続きます。
しかし、夏が終わり秋に突入するとあっという間に冬です。
私がトロントに住んでいた時に11月の上旬から10日ほどニューヨークへ旅行へ行きましたが出国前と帰国後では帰る国を間違えたのかと思うほど急激に冷え込んでおりトロントの冬を身を持って体感しました。
一般的にコート等は冬服という認識だと思いますが、トロントでは秋服という位置づけが正しいと思います。
正直冬の冷え込む日になるとお洒落をする余裕はありません。
お話しした通り日本とは比べ物にならない寒さが襲うトロントですが、建物の中はかなり暖かいです。
24時間中建物内では暖房がついており冬にも関わらず室内では半袖で過ごす人も多く、そういった面では日本の冷え込む日よりは快適と言えるでしょう。
なので冬はきちんと防寒しつつ自分で調節可能な服装を心がけることが大切でしょう。
バンクーバーの気候
バンクーバーの気温はあまり日本と大差はなく、年間の最高気温と最低気温は日本の都市部とあまり変わらず、すこし低いくらいです。
「なら過ごしやすそう!」と思うでしょう。
しかし、トロントと違いバンクーバーの冬はほとんど雨季です。
そのためバンクーバーはレインクーバーと呼ばれています。
一年中雨が降っているということはありませんが一般的にバンクーバーの雨季は10月から4月頃までと言われており冬を雨季がカバーしていることになります。
しかし、実は降水量はバンクーバーより東京の方が多く土砂降りが多いということではありません。雨が降ったり止んだりという日が続くのです。
よってバンクーバーの冬は常に空がどんよりしています。
レインクーバーと言われている様に雨が代名詞のバンクーバー。空がどんよりしているうえに冬季ということで日没が早いことから、気分が落ち込んでいる人も多いような気がします。
しかし、バンクーバーの夏は雨がほぼ降りません。
なのですごく過ごしやすく晴れており、湿度もそれほど高くないことからバンクーバーの夏は過ごしやすく晴れており自然が豊かなことから夏は特に観光地として大変人気です。
ですので夏に関しては特に心配する必要はないでしょう。
バンクーバーでの服装
バンクーバーはとにかく雨季が長いです。
感覚的に言えば半年間梅雨といった感じでしょうか。
しかし街を歩いていると面白いくらいに傘をさしている人が少ないです。
カナディアンは基本雨をパーカーやジャンパーのフードで防ぎます。
顔がビチョビチョに濡れていて「全然雨防げてないじゃん」という人もいますがそのくらい雨が降ることは当たり前という認識なのです。
私もそれを真似してよくフーディーで出かけていましたが一度風邪を引きました(笑)
バンクーバーで冬を過ごす方はフーディーを着て、折り畳み傘を鞄に忍ばせておくとよいでしょう。
山間部の冬はもっと寒い
これまでトロントとバンクーバーの気候と服装についてお話ししましたが、それらはカナダ国内でもまだ暖かい方の地域の話です。
カナダ北部のイエローナイフやロッキー山脈のバンフはトロントの冬以上に冷え込みます。
冬季は最高気温にしてもマイナス20℃、最低気温はマイナス30℃を下回る日もあります。
私は12月中旬にバンフへ旅行に行きました。
冬真っただ中であり今まで体験したことのないような寒さを体感しました。
髪の毛は凍り、鼻呼吸をすると鼻毛が凍り、地肌が外気に触れるとすぐに感覚が無くなり、その時人生で初めて寒さに対して死の危険を体感しました。
イエローナイフやバンフに留学を考えている方は相当な寒さを覚悟しておいた方がよいでしょう。
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防寒着は本格的なものを
ここまでお話しした通りトロントやカナダ北部は相当な寒さです。
私がトロントに住んでいた時にフードについているファーで顔が見えないくらいに防寒している人がいました。
大げさに見えますが冬の装いはの防寒というより生き延びるため、命を守るためにという印象が強かったです。
そのような厳しい気候なので現地で売っている防寒着は氷点下を想定した本当に暖かいものが多いので、現地で調達するのも1つの手かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
カナダの気候は夏は過ごしやすいが冬は過酷です。寒さが襲い、雪が降ります。
しかし裏を返せばそのおかげでウィンタースポーツが有名なのですね。冬のアクティビティも盛んです。
カナダの環境に合わせた装いで留学生活をエンジョイしましょう!
海外でよく使うフレーズ
Give me a second.
直訳すると「少し時間をください」という意味になりますが、日本語で言うところの「ちょっと待って」という意味で使われます。
英語的な発想のフレーズと言えるでしょう。
様々な場面で使うことが多いと思います。覚えておきましょう!