海外留学体験記⑪5分前行動はNG?カナダのルールとマナーについて
日本に独自の文化があるようにカナダにも独自の文化があります。ルールやマナーは各国によって違い、その国で暮らすからにはその国の決まりは守らなければいけません。今回は日本では馴染みが薄いカナダのルールとマナーについてお話ししたいと思います。

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国ごとに違うルール・マナー
日本で生まれ育った私達は我々の文化を普通であると認識していると思います。
しかし、逆に外国人からすると可笑しなことは沢山あると聞いたことがあるでしょう。
例えば麺類を音を立ててズルズルと食べる行為。私達からすればこれは普通であり日本で暮らしている以上、変わっているとは思わないはずです。
しかし、外国人からすれば非常にマナーが悪く不快な行為だと感じるそうです。
私がバンクーバーに住んでいた頃、年越しに共に過ごした現地の友人達に餅を振舞うと複雑な顔をし「なんで日本ではガムを1年の初めに食べるの?」と言われ文化の違いを実感しました。
このように自国の文化に対してこれは普通だ、当たり前だと思っていることでも、これが大変失礼になったり、違和感に感じる国もあります。
もちろん日本に文化を恥じる必要はありませんが、カナダへ留学するのであればカナダの守るべきルールとマナーは守りましょう。そうした方が留学を楽しめると思います。
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カナダで守らなければならないルール
日本とカナダではルールに違いがあります。
日本のルールに従ってカナダで生活をすると大変なことになりかねません。
ここではカナダ独自のルールについてお話しします。
飲酒は屋内で
外国は酒類に寛容で日本よりオープンだというイメージを持っている人もいると思います。(私も映画などのイメージから、どこでもお酒をガバガバと飲んでいるイメージでした)
しかし実際はカナダは飲酒にとても厳しい国です。
お酒を販売できる店は限られており、国からのライセンスを持ったリカーストアでしか購入することができません。
なので日本の様にコンビニで缶ビールを買うといったことは出来ず、リカーストアは24時間営業ではないので、営業時間中にしか買うことができません。
一方、バー等のお店はどうでしょうか。
日本の場合、バーや居酒屋は明け方まで営業しているところも多くあり、朝まで飲むといったことが可能ですよね。
しかしカナダでは酒類を販売して良いのは午前3時までと決まっています。
また、飲酒は屋内のみというルールがあります。
日本の場合はお花見やバーベキュー等の屋外で飲酒をする機会があると思いますが、カナダではそれらの行為はNGです。
発覚した場合は、罰金または最悪の場合、拘置所送りになる可能性があるので注意しましょう。
つまり、飲酒はバーやクラブ等の政府の認可を受けているお店の敷地内または個人の私有地のみで許可され、お店の場合は提供時間は午前3時までということになります。
喫煙は屋外で
最近ではカナダ国内はマリファナ(大麻)が合法化となり話題になりました。
驚くほどオープンで公園や広場などで使用している人も多くマリファナ・デーたるものもあります。(合法化されているとしても日本人の使用・所持は処罰の対象となるので絶対にやめておきましょう)
「じゃあタバコに対しても規制は緩そう!」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし意外にもカナダは日本よりも喫煙に対して規制が厳しいです。
日本でも最近は減ってはきましたが、飲食店では喫煙席があるところもありますよね。
しかし、カナダでは屋内の公共の場での喫煙は禁止されています。
日本の様に喫煙可能な飲食店は一切ありません。
場所によってはテラス席やパティオでも不可です。
また、屋外でも建物の出入口9メートル以内での喫煙は禁止されています。
そして日本ではタバコの価格は400円から500円程度ですがカナダはかなり高く、10ドル(約800円)から17ドル(約1360円)と日本の倍ほど高価となっています。※カナダドルは1ドル=80円ほど。
また日本の物と比べるとすごくマズいと聞きます。
タバコをやめると無駄な出費を抑えることができますし、実際にカナダに来てから禁煙をしている人も多くいました。
留学を機にやめてみるのも良いかもしれません。
カナダで守るべきマナー
ここまで守らなければいけないルールについてお話ししましたが、ここからはカナダで暮らすうえで守るべき、意識すべきマナーについてお話ししたいと思います。
レディーファースト
カナダと言わず海外では当たり前ですがレディーファーストは意識すべきでしょう。
日本ではレディーファーストということをあまり意識しないことも多いと思いますがカナダではこれは大切なマナーです。
そして、気遣いを受けた場合はきちんとThank youと感謝の念を伝えましょう。
また、カナダだけではなく旅行に行った際も意識するように心がけましょう。
些細なことでも声に出す
日本では相手の心の内を察したり、嫌なことは相手のことを思って言葉にしないということがあると思います。
ですが、自分の意見をきちんと言う様にしましょう。
誰かと同じ意見でも同じだから発言しないではなく「私もそう思う!」と自己主張することが大切です。
相手のことを気遣って言わないということは返って逆効果となり意見がない人とという印象になります。
チップ
チップ文化は旅行をする際でも気を付けなければいけないので海外のマナーとして有名だと思います。
しかし日本にはない文化ですので困惑することもあるでしょう。
払う場面は基本的に飲食店、タクシー、ホテル等のサービス店で、全体の10%から15%が相場となります。場合によってはサービス料としてあらかじめ加えられているので確認しておきましょう。
集合時間にはオンタイムで
外国人は時間にルーズだと聞いたことがあると思います。
平気で1時間も遅れてくる様な本当にルーズな人もいますが、これには文化が関係してくるかもしれません。
日本の場合、集合時間の5分前、10分前には到着し余裕を持つことがマナーとされていますが、カナダでは集合時間より早く到着することは相手に気を使わせる行為となります。
なので、友人の自宅に招待されお邪魔する時などに早く到着してしまうと、「まだ準備出来ていないのに…。」と思われてしまうかもしれません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回はカナダのルールとマナーについてお話ししました。
もちろん日本とは違う点は沢山ありますし、実際に生活していく上で様々な小さなギャップに気付くと思います。
しかしそういった場合でも相手を尊重し、「日本ではこうだけどカナダではこうなのか!」と何事に対しても学びの姿勢で接していくことが大切ではないでしょうか。
海外でよく使うフレーズ
You know what?
これは「ちょっと聞いてよ!」「あのね」など、こんなことがあったんだよと伝える時に言うフレーズです。
カジュアルかつネイティブがよく使う表現なので、是非使ってみてはいかがでしょう。