海外留学体験記⑰カナダから帰国後の気持ちの変化
長く充実した留学生活が終わりとうとう帰国。楽しかったこと、辛かったこと、また身に付いたこと、後悔したことなど様々あると思います。
17回目の今回は私がカナダへの海外留学で学んだこと、また私自身の英語力、内面の変化についてお話ししたいと思います。


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私の留学生活
私はトロントとバンクーバーへ1年間語学留学へ行きました。
私は正直、語学留学と言うとただ学校へ行き英語の勉強をし、放課後は留学生同士で遊ぶ、、の様な一種のバケーションという印象があり、そうはなりたくないという意識が強かったです。
なのでカナダでは日本人とは一切話さないでおこうという意思を持っていました。
今思うと生意気だなと思いますが、その時はそれが正解だと信じて疑いませんでした。
しかし実際に留学へ臨むと『プレゼンテーションを学ぶ』『もっと様々な人とコミュニケーションを取りたい』ということを目標のうちの一つに掲げているにもかかわらず、自分からコミュニケーションを取ることをやめているということがとても愚かだなと感じるようになりました。
言葉というものはコミュニケーションを取るための道具のうちの1つです。
しかし、それ以前に『コミュニケーションを取りたい』『あなたについて知りたい』と思う心が大切です。
もちろん英語が必要でないということではありませんが、相手の話す言葉によって関わるかどうか決めるということは勿体ないと感じました。
現地に住み始めた頃は『頑張って英語を話そうとするが通じない』『話したいことがあるのに上手く伝えられない、、』と落ち込む時、自分の英語力の低さに悲しくなる時は絶対あります。
しかしそう思った時には自分の目標を今一度思い出すようにしていました。
そして様々な方の助けもあり、最終的に無事留学を成功させることができました。
目標は達成できたか
第1回でお話ししましたが海外に対して憧れがあった私は世界中の人達と話したいという超漠然とした目標があり、伝える力を付けるために本場のプレゼンテーションを学ぼうと留学を決意しました。
結果的にプレゼンテーションを学び最後に大会に出ることで目標は果たされましたが、その他にも得るものが沢山ありました。
むしろ、それ以外で、意図せず身についていったことの方が大きいと感じます。
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帰国してからの変化
留学で得ることができたもの、できるものはもちろん英語力以外にもあります。
ここからは留学をしたことによって変化したこと、より身についたことについてお話ししたいと思います。
英語力
私は渡航前、英語ができる生徒でもありませんでした。並といったところでしょうか。
いつもテストの点数も平均ほど、得意ではないけど苦手でもありませんでした。
しかし、聴く音楽が洋楽が多かったので触れている時間は多かったです。
あまり記憶していませんが大学入学時でTOEICも450点程度のスコアでした。
まずは資格のスコアの英語力の変化についてお話しします。
留学後はTOEICのスコアが720点、IELTSが6.5でした。(IELTSは聞き馴染みがないと思いますがTOEICのスコアに換算すると820点から870点程度です)
私は留学中、主にプレゼンとIELTSの勉強をしていたのでIELTSのスコアを見れば英語力が向上したことが分かるかと思います。
しかし、『TOEICのスコア低くない??』と思われる方、いると思います。
TOEIC対策というものを全くせずに帰国時に受験した結果、あまり高くないスコアを叩き出してしまいました。(TOEICは慣れなので対策をきちんとしておきましょう)
現在はきちんと勉強してスコアは850点ほどです。
続いてコミュニケーション面ですが、一年程度の留学では俗に言う様なネイティブレベルには到達しません。
帰国するともうペラペラだよねとよく言われますが、正直自分でペラペラと言えるレベルには到達していません。が、ネイティブと会話はスラスラと出来ますし専門的な話でない限りは話せます。
前述のIELTSでは実際にネイティブスピーカーに面接官と会話をするスピーキングテストがあり、そちらの試験も留学前の自分と比べれば成長したなと実感できる出来でした。
困るとすれば単語や細かいニュアンスですね。
分からない単語は話していてたまに出てきますし、これからもっと勉強しなければいけない点です。
価値観が広くなった
私が長い間滞在していたトロントは『人種のモザイク』とも言われ、様々な人種の方が暮らしています。
よって出会う人は皆、様々なバックグラウンドを持っており、日本とはまるで違う文化に沢山触れることができました。
『あなたはあなたの文化がある』と突き放すこともできますが、双方で理解しようと歩み寄る、また否定はしないという姿勢は特にトロントの人達が強かったように感じますし、
自分もこういった人達と関わっていくにつれて相手を否定しないという姿勢が身につきました。
その結果いつでも寛容であることができ、素で人と接しやすくなったと思います。
自信がついた
前項と繋がりますが素でいることの大切さを強く感じました。
出来ないこと、恥ずかしいことも含めての人間関係を重視し、『自分はできないから、、』や『どうせ分かってもらえないから、、』というように話すことを恐れずに自分を見せるようになりました。
またそうすることで誰とでも臆することなく接することが出来るようになったと思います。
私自身、元々、人にわかってもらうことや自分を他人に知られることにすごく抵抗があり同時にそれらに対しては無関心で人の話を聞く方が好きででしたが、自分のことを話すことで相手からもっと話を聞くことができ、同時に得られるものも増えるということを実感しました。
また一年間の生活のすべてを学習中の英語でやり取りすることになるので当然不自由も多く言いたいことが上手く伝わらないもどかしさがあります。
そうすると『どうすれば伝わるか』という様に伝え方について考えるようになります。
そうして相手の立場に立ち伝わりやすさを常に考えていたおかげで説明能力がつき、端的に言いたいことを伝えることができるようになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は留学から得られたもの、留学後の変化についてお話ししました。
海外留学は英語力を伸ばすためだけのものではありません。
勿論、英語力はきちんと勉強すれば伸びますし、逆に日本人と四六時中一緒にいると全く伸びません。
しかし私は日本人と一緒にいることが留学において悪いことではないと思います。
そう書かれていることが多いと思いますが、海外留学の目的は人それぞれです。
現地でしか知り合えないような、日本ではまず出会わないような人と親しくなり、もしかするとその出会いが今後のあなたの人生を変えるかもしれません。
結果的に海外留学をおすすめするかというと、絶対に行くべきとは言いません。
なぜならば自主的に主体的に行動すべきであるからです。
行きたければ行くべきですし、全く興味がないのであれば行くべきではないです。時間の無駄です。
しかし、海外に飛び出せば日本とは全く違う世界が広がり、世界が変わり、間違いなく今後の自分の為となるでしょう。
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よく使うフレーズ
Got it
I got itの短縮系で、I understand = 分かりました・理解しましたと同じ意味です。
しかしGot itはカジュアルかつ口語的な表現で『わかった!』と同じ様なニュアンスとなります。
補足:I got itは相手が話したことに対しての了解の返事、You got itは相手の頼みごとに対しての了解の返事となります。レストラン等の飲食店で注文した際にYou got itと店員さんがよく言います。