海外留学体験記⑱海外留学は就職活動に有利なのか
海外留学は就職活動において有利なのでしょうか。
近年、海外留学をする大学生が増加しています。
数年前と比べて数倍の留学経験者がいると言われており、海外留学を経験した大学生は決して珍しいものでは無くなってきています。
今回は留学経験者であり就職活動を終えた私が海外留学経験者の就職活動事情についてお話ししたいと思います。
※ちなみに高校生の方で読んでいる方は、大学受験や将来の就職活動として参考にしていただくと良いと思います。


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就職活動における留学
大学生で海外留学される方は必ずと言っていいほど帰国されてから就職活動が待ち構えていると思います。
一般的に就職活動が開始されるのは3年次の3月からです。
1年間の留学と考えて、3年次を休学された方は就職活動まで約1年間猶予がありますが、4年次から休学された方は帰国してからすぐに就職活動に取り掛からなければいけません。
3年次を休学された方は就職活動まで1年間ありますが夏にはインターンシップがあり申し込みは早ければ4月にもう開始されています。
私は大学2年次終了後に休学し1年間留学をしました。
そして3年次から復学し夏にインターンシップへ行き、次年の3月より就職活動を始め4月の頭に内定をいただきました。
ここからは留学後に実際に就職活動を体験した私が経験談より、就職活動における留学経験についてお話ししたいと思います。
留学経験は就職活動に有利なのか
少し前であれば留学していたということだけで就職活動に有利になりました。
しかし昨今企業において英語が重要視されている中、『英語を話せる』ということは何ら珍しいことでは無くなってきており、英語力だけで戦おうとすると限界があります。(単に英語力がある人が欲しいのであれば外国人を採用します)
なので自身が留学中に何を学び、英語を使って何をしたかということが重要です。
留学に理解がない方は当然多くいますし私自身も実際にそういった方とはお会いしました。
『休学して留学へ行く = 休学して海外で遊んできた』という印象を持つ人もいるでしょう。
そういった人達に対して『いかに充実し日本では学べない様なこんなことを学んで、これから会社でどう生かしたい』と自身が留学で学んだことを相手に簡潔に伝えることができれば、留学経験はあなたの大きな武器となるでしょう。
欲しい人材
実際に企業で働いている人はどのようなスキルを求めているのでしょうか。
グローバル化という言葉が流行している今、いかにして海外に出ていくかということを考えている企業が多いです。
そういった中でグローバル化に際して企業が欲しい人材は実は『英語スキルがある人間』よりも『海外の文化を知っている、視野が広い人間』です。
英語スキルが必要でないということではなく、『海外の文化を知っており、視野が広く、英語でコミュニケーションが取れる人間』を欲しています。
よって前回にも話しましたが、『英語以外で学ぶことができたこと』が留学生の就職活動において大切であると言えます。(留学経験者同士であればここで差をつけなければいけませんね)
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企業が見ているポイント
ここからは留学経験者に対して企業が見ているポイントについてお話ししたいと思います。
留学へ行った意味
留学に行くと決心したからには必ず理由があり、それに伴った目標もあるでしょう。
そして留学終了時に、それが果たせており、結果的にどうなって、何を得たか、ということを面接の際に説明しなければいけません。
面接官は留学の感想を聞きたいのではなく、『留学へ行った動機と結果的にどうなったか、それから何を学んだか、そしてそれをどうやって企業に生かせるか』ということから会社に必要な人材かどうかを見ています。
英語で何をしたか
海外留学に臨む際、『英語を学ぶために留学へ行く』という目的を持っている方がほとんどだと思います。
最初は皆、語学学校へ行き英語を勉強します。そして卒業後の進路は人それぞれです。
別の語学学校に入学する人、現地で働く人、インターンシップへ行く人、また卒業後にすぐ帰国する人もいるでしょう。
ここで大切なのは語学学校にいた長さでも卓越した英語力でもなく、英語を使って何をしたかということです。
私の場合であれば現地の専門学校へ行きプレゼンテーションを学び、物事の伝え方を英語で学び、英語でアウトプットしてきました。
その他にも例えば『現地のIT企業でインターンをした』『現地の大学で経済学のスクールに通っていた』『現地のホテルで働いた』等、英語を話せるアピールではなく、英語で何をしてきたかという様に英語力+αをチェックしているでしょう。
就職活動を成功させる為に
ここまで就職活動において見られているポイントについてお話ししてきました。
ここからはそれについて対策すべきことをお話ししたいと思います。
留学の流れを明確にかつ端的に<
前項でも言いましたが面接では自身の留学について説明しなければいけません。しかしその場合は短くコンパクトにということを心がけましょう。沢山言いたくなる気持ちも大変分かりますが端的にまとめ、飽きさせないことが大切です。
留学中に得たスキルは何か、どうやって生かすか
これについても前項でお話ししましたが、自分はこれが出来てあなたの企業ではわたしはどう役立つという風に『私は海外留学で英語と〇〇を学びました』と英語力と何かをプレゼンテーションをするように心がけましょう。
英語力を証明する
自分自身で『留学生活では英語を勉強したので話すことができます』と話しているだけではその人が本当に英語を話せるかどうかわかりませんし説得力に欠けます。
ですのでTOEICまたはIELTSのスコアを必ず持つようにしましょう。目に見える結果を持つということも就職活動において大切なことです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回は留学生の就職活動ついてお話ししました。
一般的に日程など留学生にとっては時期的に不利な点もありますが、きちんと対策することでアドバンテージを得ることもできます。
なので、留学中から就職活動のことは頭の隅に置いておきましょう。
よく使うフレーズ
That makes sence
『なるほど!』の意味を持ち、理にかなった、つじつまが合ったというニュアンスのフレーズです。
逆にIt doesn’t make senceと言えば、『意味が分からない』『訳がわからん』という意味になります。
会話の流れで言いやすいと思います。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか!