海外経験を得たい!⑤留学先の選び方!国別大学年間スケジュール
「留学したいな~でもどこの国に行こうかな?」と思っているあなた!
留学したくても、「まず、どの国に行ったらいいか分からない!」と思いますよね。
それもそのはず!留学先の大学を選ぶだけで自分の英語のレベルや勉強内容、行き先の治安や気候など考えることはいっぱいです!
高校生の人や、大学1年生の人であれば選択肢は広いですが、学年が上がる程「いつからいつまで留学に行けるのか」を考えることはシビアに必要になってきます。
今回は、各国の年間スケジュールを中心に、それぞれの国の特徴や留学のおすすめポイントをご紹介します。
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留学先上位ランキングTOP10!

この記事で紹介する留学先は、外務省「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について に掲載されいている2017年度の日本人の留学者数を国別ランキング上位10か国になります。
2017年度日本人の留学先国別ランキング
順位 | 国名 | 留学生数 |
---|---|---|
1位 | アメリカ合衆国 | 19527人 |
2位 | オーストラリア | 9879人 |
3位 | カナダ | 9440人 |
4位 | 中国 | 7144人 |
5位 | 韓国 | 7006人 |
6位 | イギリス | 5865人 |
7位 | 台湾 | 5187人 |
8位 | タイ | 4838人 |
9位 | フィリピン | 3700人 |
10位 | ドイツ | 3125人 |
※日本国内の高等教育機関に在籍する学生等で、日本国内の大学等と諸外国の大学等との学生交流に関する協定等に基づき、教育又は研究を目的として、海外の大学等で留学を開始した者及び、在籍学校において把握している限りにおいて、協定に基づかない留学をした者。短期の交換留学等も含む。
そして、数年違うだけで順位はゴロゴロと入れ替わっており、2015年のデータになるとフランスが7位、ブラジルが10位に入って来るなど、その年の政治情勢や、起こった事件などによる影響は大きい様です。
※治安レベル情報は外務省海外安全情報から、2019年9月時点の情報を採用しています。
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各国の特徴まとめ
それでは2017年度の留学生人数が多かった上位10か国の特徴をご紹介していきます。
紹介する内容は下記の通りになっています。
各国の紹介内容
・各国の特徴
・留学おすすめポイント
・セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
・大学ランキングTOP3~10
紹介する各国の大学ランキング表記に関して
以下では各国における大学ランキングを紹介しますが、国により評価指標が異なりますので、参考順位としてご利用ください。
概ね以下のような評価指標が用いられています。
・入学の難しさ、合格率、偏差値
・学費
・留年率、卒業率
・教育の質
・教員の人数、生徒との比率、給与
・施設、図書館蔵書数
・内外からの評価
・同窓会の寄付金の額
・研究成果におけるノーベル賞や、各国の勲章など受賞数
・国際問題へのアプローチと影響力
これらの指標は年により、国により異なります。日本では偏差値でのランキングが主流ですが、世界的には在学中の教育の質や卒業後の社会への貢献度などを見る傾向にあります。


①アメリカ合衆国
留学先ランキング、堂々の第一位はアメリカでした。
日本人はなんとなくアメリカに憧れている人が多い気がしますが、如実に結果に出たのではないでしょうか。
アメリカ合衆国の特徴
アメリカといえば世界のGDPランキングでも常に1位に君臨し、政治経済面からも世界に大きな影響力を持つ国です。
また、常に新しいサービス、ビジネス、技術が生まれてくる国でもあります。
これから就職先などを考える学生にとっては大きな刺激になるでしょう。
特にロサンゼルスは年中気候が安定しており、非常に過ごしやすいことで有名です。
ハリウッドという世界的エンターテインメントの聖地があることからも分かるように、楽しむ事、楽しませることに非常に長けた国でもあります。
留学おすすめポイント
アメリカは、「人種のサラダボウル」と言われるほど様々な人種の人がおり、それだけ宗教や価値観、考え方が人により様々でまさに「自由」の国です。
基本的にポジティブ思考の人が多く、誰に対してもチャレンジすることを応援してくれる国でもあります。
留学することで世界情勢の味方や考え方を肌で感じることができるでしょう。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】9月~12月
- 【Winter Vacation 冬休み】12月下旬~1月中旬 約1ヵ月
- 【Spring Semester 春学期】1月中旬~5月
- 【Spring Vacation 春休み】3月下旬~4月中旬 約2週間
- 【Summer Vacation 夏休み】6月から8月まで 約3ヵ月間
アメリカでは、9月から翌年5月までの約9ヵ月間を「アカデミックイヤー」としていますが、厳密には各セメスターが独立しており、なんと半年ごとに卒業式が行われています!
総合大学TOP10
- 1位 プリンストン大学(ニュージャージー州)
- 2位 ハーバード大学(マサチューセッツ州)
- 3位 シカゴ大学(イリノイ州)
- 4位 イェール大学(コネチカット州)
- 5位 コロンビア大学(ニューヨーク州)
- 6位 マサチューセッツ工科大学(MIT)
- 7位 スタンフォード大学(カリフォルニア州)
- 8位 ペンシルバニア大学(ペンシルベニア州)
- 9位 デューク大学(ノースカロライナ州)
- 10位 カリフォルニア工科大学(カリフォルニア州)
州立大学TOP3
- 1位 カリフォルニア大学バークレー校(カリフォルニア州)
- 2位 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
- 3位 バージニア大学(バージニア州)
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②オーストラリア

オーストラリアは、ワーキングホリデーや旅行先としても人気の国ですね。
筆者の留学やワーホリなどで長期滞在しに行くと居心地が良すぎて帰ってこれなくなる国と聞いた事があります。
オーストラリアの特徴
南半球にあるオーストラリアでは季節が反転し、サンタクロースは真夏に登場します。
冬休みは7月に、夏休みは12月に訪れます。
オーストラリアは世界で一番厳しい税関と言われるほど、国を挙げて自然や動植物の保護に熱心に取り組んでいます。
自然が豊かでカンガルーやコアラなどと触れ合えるイメージでしたが、最近ではコアラの抱っこはコアラにストレスを与えているということで禁止され始めています。
世界で6番目に大きい国土を持ちながら人口は日本の約5分の1と人口密度が非常に低いです。
そのため伸び伸びと過ごせてストレスも少ないとか、、、?
留学おすすめポイント
大自然の中で、大都市であっても自然豊かな公園が多く、日本ほど人は多くなく落ち着いた街並みで過ごす事ができます。
オーストラリアでは留学生を積極的に受け入れており、アメリカに次ぎ世界中からあらゆる人種の人が集まっています。
気候が穏やかで、治安も良いので留学生にとっては非常に過ごしやすい国になるでしょう。
そして、多くの大学では海が近く非常にキレイで、様々なマリンスポーツも盛んで海にはまる人も多いです。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】2月下旬~6月下旬
- 【Winter Vacation 冬休み】6月下旬~7月下旬
- 【Spring Semester 春学期】7月下旬~11月下旬
- 【Summer Vacation 夏休み】12月上旬~2月下旬
- 並び項目
3か月程ある夏休みにはサマースクールがあり、授業を履修することも可能です。
大学ランキングTOP10
- 1位 シドニー大学(ニューサウスウェールズ州)
- 2位 マッコーリ大学(シドニー)
- 3位 モナッシュ大学(ビクトリア州)
- 4位 オーストラリア国立大学(キャンベラ)
- 5位 シドニー工科大学(シドニー)
- 6位 クイーンズランド工科大学(クイーンズランド州)
- 7位 フリンダース大学(南オーストラリア州)
- 8位 ニューサウスウェールズ大学(ニューサウスウェールズ州)
- 9位 クイーンズランド大学(クイーンズランド州)
- 10位 メルボルン大学(メルボルン)
③カナダ
カナダもアメリカの上部に位置し、長い間人気の留学先として君臨していますが、カナダがどんな国なのかって意外と知らないのではないでしょうか。
当偏差値のライターでもあるKankankomekomeもカナダへ1年間留学して帰国したばかりです。偏差値テラスでカナダ留学体験記もあるので是非参考にしてみてください。
カナダの特徴
カナダは自然が豊かで教育レベルも高くて、過ごしやすい国とよく言われますが、あらゆる評価でカナダは世界ランキングで上位に君臨しているのです。
まず、近年よく聞くようになった「Quality of Life(QOL:生活の質)」という人生の内容や社会的生活などの「質」をあらわす概念、指標がありますが、なんとカナダは世界第一位となっているのです!
それもそのはず、カナダでは女性の社会進出も進み男女平等な社会であったり、子育てのしやすさなど世界1位と評価されているのです。
平均寿命の長さも83歳と世界で7番目の長寿国となっています。
留学おすすめポイント
カナダには留学に最適と言われる魅力的なポイントが沢山あります。
まず、世界平和指数では日本を超えて、世界第6位と非常に高く、治安面は安心できるでしょう。
そして、カナダも日本に同じく大学に入学する時の試験が世界的にも難しく、教育レベルが高いことで有名です。
オーストラリアに同じく国土面積は広く、世界で2番目の大きい国になり、年に住んでいても車で20~30分移動すると豊かで壮大な自然を感じることができます。
更に特に魅力としてよくあげられるのは、訛りが少ない美しい英語を習得できるという点です。
(ちなみにオーストリアはかなり訛りが強い国になります。)
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】9月上旬~12月末
- 【Winter Vacation 冬休み】12月末~1月上旬 約2週間
- 【Spring Semester 春学期】1月下旬~4月末
- 【Spring Semester 春学期】1月下旬~4月末
- 【Summer Vacation 夏休み】5月~8月
夏休みはなんと4か月もあります!
Summer Schoolも開校されているので、上手く使うと通常4年で卒業ですが3年で卒業することもできます!
大学ランキングTOP10
- 1位 マギル大学(ケベック州)
- 2位 トロント大学(オンタリオ州)
- 3位 ブリティッシュコロンビア大学(UBC)(ブリティッシュコロンビア州)
- 4位 マクマスター大学(オンタリオ州)
- 5位 クイーンズ大学(オンタリオ州)
- 6位 アルバータ大学(アルバータ州)
- 7位 ダルハウジー大学(ノバスコシア州)
- 8位 ウェスタン大学(オンタリオ州)
- 9位 オタワ大学(オンタリオ州)
- 10位 モントリオール大学(ケベック州)
④中国
国土も広く人口は世界一の隣の大国「中国」への留学生は4番目に多いという結果となりました。
世界中どこに行っても隣国同士仲が悪いというのはよくあることで、日中関係が悪くなる時期もありますが、留学生の数を見る限り草の根レベルのお付き合いは仲が良いと言う事ですね。
中国の特徴
中国は世界的に見ても長い歴史を持ち、日本にも様々な影響をを及ぼしてきました。
例えば漢字や着物、書道、茶道、華道などをとっても中国から輸入された文化だということが分かりますよね。
また、中国は人口がとにかく多く、中国人の人同士でも常にあらゆる面で競争しなければいけないような環境になっており、近年の経済的な急成長にも大きな影響を及ぼしています。
学業でもビジネスでも貪欲に取り組み、次々とチャレンジしていくアグレッシブな国民性が強いのは、そういった影響があるのかもしれません。
また、情報統制の厳しさも有名でなんとGoogleやLine、instagram、facebookは使えません!
日頃のニュースなども中国にとって都合の悪い事は流されません。これはどこの国も例外ではないかもしれませんが…
留学おすすめポイント
何といっても世界中に居る中国人の多さではないでしょうか。
なんと中国語を母語とする人は世界中に約9億人もいるのです!
ちなみに英語は約4億人。
中国の経済成長率は多少勢いは落ちてきましたが、成熟した経済とも言えるでしょう。
将来的に中国語ができる人の需要は引き続き高まっていくでしょう。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】9月~1月上旬
- 【Winter Vacation 冬休み】1月下旬~2月下旬
- 【Spring Semester 春学期】3月~7月上旬
- 【Summer Vacation 夏休み】7月下旬~8月
中国では年間を通じて2回長期休みが訪れます。
大学ランキングTOP6
- 1位 清華大学(北京省)
- 2位 北京大学(北京省)
- 3位 浙江大学(浙江省)
- 4位 上海交通大学 (SJTU)(上海省)
- 5位 復旦大学(上海省)
- 6位 中国科学技術大学(安徽省)
清華大学は「世界で最も美しい大学ランキング」に選ばれるほど美しいキャンパスがあります。
残念ながら日本の大学は選ばれていません。
⑤韓国

中国と同じくニュースでは日韓関係は荒れ模様ですが留学生の人数を見る限り多くの日本人が韓国に勉強しに行っている状況です。一人一人の人間関係での繋がりはやはり仲のいい国になるでしょう。
韓国の特徴
韓国は日本からの距離が非常に近く週末に行ける海外旅行先としても大人気の国です。
空港からキムチの匂いがすると言われるほど、韓国ではキムチを食べます。
また文化面でも似たところが多く、年上の人を敬ったり、女性の社会進出が出遅れていたりと良い面でも悪い面でも日本と似た文化を持つ所が多いです。
韓国というと「○○パック」、「韓ドラ」、「Kポップ」など日本でも何度もブームを巻き起こし、美容大国であり、エンターテインメントにも長けている国というイメージが強くなってきました。
治安面は左程日本とは変わりませんが、性犯罪が多かったり、最近では慰安婦問題や経済政策などの日本に対するデモなども起きていますので、注意は必要です。
地理的には近く緯度も変りませんが、冬は極寒ですのでご注意ください。
留学おすすめポイント
「韓国が好きすぎて韓国語を話せるようになった」などよく聞く話です。
世界的にも人気な文化が多く、親しみやすいので勉強のモチベーションも保ちやすいかもしれません。
韓国は大学受験が異様に激しく大学受験に失敗すると人生が終わると言われるほど大学受験は重要視されており大変レベルが高いです。
ソウル大学は東京大学または京都大学と同じようなレベルと言われており、世界的に見ると日本と同じレベルになります。
そして全体的な大学のレベルは高く、教育レベルも保たれています。
また、物価が安いのも留学生にとってはありがたい一面ですよね。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Spring Semester 春学期】3月~6月中旬
- 【Summer Vacation 夏休み】7月~8月
- 【Fall Semester 秋学期】9月~12月中旬
- 【Winter Vacation 冬休み】12月下旬~2月
韓国も春から新学期が始まり、7.8月の2か月程が夏休みとなるなど、比較的日本と同じリズムで学生生活が送れますね。
大学ランキングTOP5
- 1位 ソウル大学(ソウル特別市)
- 2位 延世大学(ソウル特別市)
- 3位 高麗大学(ソウル特別市)
- 4位 西江大学(ソウル特別市)
- 5位 成均館大学(ソウル特別市)
まさかの韓国の上位5位は全てソウル特別市に位置しました。
高麗大学は韓国の早稲田、延世大学は韓国の慶応と言われています。
⑥イギリス
イギリスでは2018年からEU離脱問題を抱えメイ首相は辞任に追い込まれ、賛成派反対派と国が分裂しかける事態となっています。
長引く離脱問題でイギリスに関わる全ての人が先行きが見通せない事態となっています。
恐らく留学を目指す皆さんにも影響があることでしょう。
イギリスの特徴
イギリスの大きな特徴としては元々は4つの個性の異なる地域「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」が合わさって1つの国になっているところです。
スコットランドでは度々独立運動が行われています。
歴史が深いイギリスでは、地震もないので18世紀ごろに建てられた石造りの伝統的な建物なども残っています。
街並みも古い建物が残り、美しく統一されています。
驚かれるかもしれませんが、イギリスでは社会階級がしっかりと別れており、住む場所や職業、話す英語、見る新聞紙なども異なって来ます。
日本では考えられないですが、これは差別ではなく役割分担ができバランスが取れた社会になっているのです。
また食材があまり豊かに取れる国ではない為、食べ物には苦労するかもしれません。
留学おすすめポイント
なんといっても一番の魅力は、オックスフォード大学に始まり、歴史的にも世界を引っ張ってきた教育レベルの高さでしょう。
教育機関も多く、世界の大学ランキングでも上位に名を連ねるほどあらゆる分野の教育・研究の水準が高いので留学生にとっても理想的な学ぶ環境が国全体として整っています。
また、イギリスで留学すれば英語の発祥の地で、格式高い英語を原点から学ぶことができます。
日本で学んできた英語はイギリス英語ではなく、アメリカを経由し発展したものになります。
はじめは苦労するかもしれませんが、英語を公用語としている国の多くはイギリス英語がベースとなっていることが多いです。
イギリス英語をマスターすれば世界のあらゆる英語を理解することができるでしょう。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】9月~12月中旬
- 【Christmas Vacation 冬休み】12月中旬~1月中旬 約4週間
- 【Spring Semester 春学期】1月中旬~3月
- 【Easter Holidays】3月下旬~4月中旬 約3週間
- 【Summer Semester 夏学期】4月~5月
- 【Summer Vacation 夏休み】6月~8月 約3ヵ月
3学期制であるのが大きな特徴です。
年間を通じて休みの時期が長い印象ですね。
大学ランキングTOP5
- 1位 オックスフォード大学(オックスフォード)
- 2位 ケンブリッジ大学(ケンブリッジ)
- 3位 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ロンドン)
- 4位 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(ロンドン)
- 5位 ロンドン経済大学(ロンドン)
⑦台湾
台湾というと日本からの観光客も多くなっている人気の海外旅行先で、食べ物がおいしいというイメージがありますね。
タピオカジュースなど台湾の文化も輸入されていて、中国とは似て非なる特徴を持った国でもあります。
台湾の特徴
台湾は中華民国ともいい、中国(中華人民共和国)と非常に似た文化を持ちつつも、国民性や経済は全く異なる国として成長してきました。
台湾では中国のようなメディアの情報統制は行われておらず、原則は報道の自由が保たれています。
治安も非常に安定しており、また日本からの観光客も多く食べ物がおいしいことも有名です。
また、夜型で外食好きの人が多く平日の夜でも夜市が栄んに開かれており、多くの人が毎日外でご飯を済ませています。
留学おすすめポイント
親日派が非常に多いので過ごしやすいです。
親日派が多いのは最近始まったことではありませんが、近年益々台湾からの留学生や旅行客が非常に多くなっており、今後も良好な関係が続いていくでしょう。
日本との文化も非常に近く、日系のお店も多いです。また物価は少し安いのでその点も有難いですよね。
また中国語は勿論英語も学べるので、2か国語をマスターすることも可能です。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】9月中旬~1月中旬
- 【Spring Vacation 春休み】1月中旬~2月中旬
- 【Spring Semester 春学期】2月中旬~6月中旬
- 【Summer Vacation 夏休み】6月中旬~9月中旬
大学ランキングTOP3
- 1位 台湾大学(中華民国台北市)
- 2位 清華大学(北京市)
- 3位 成功大学(台湾台南市)
⑧タイ

タイは世界的にも人気の観光地で、なんと日本の約倍の4000万人もの観光客がタイを訪れるようになっています。
東南アジアの中でも特徴的な文化を持ち、優しくフレンドリーなタイの国民性も人気の秘訣でしょう。
タイの特徴
タイではほとんどの人が仏教を熱心に信仰し、街でも多くの寺院を目にする事ができます。
また男性は人生に1回は出家し修行しなければいけない文化が根付いています。
一方で、ニューハーフショーなどが有名なことでも知られ、セクシャルマイノリティにオープンな国です。
世界中からも様々なLGBTが集まる地としても知られています。
物価も安く世界中から移住する人も多いので、英語のネイティブスピーカーが意外と沢山います。
基本的には安全な国ですが、スリや置き引きには注意が必要です。
外務省海外安全ホームページ【タイ】:地域により、危険レベル1~3該当します。留学おすすめポイント
タイの大学では主に、1月、3月、8月、10月と年に4回も入学するタイミングがあります。
近年では滞在費なども安く抑えられることから人気が急上昇しています。
また、観光立国でもあることからも休みの日にピピ島やチェンマイなど様々な観光地に行くこともできるでしょう。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Fall Semester 秋学期】8月~12月中旬
- 【Winter Vacation 冬休み】12月下旬~1月上旬
- 【Spring Semester 春学期】1月中旬~5月中旬
- 【Summer Vacation 夏休み】5月下旬~7月
大学ランキングTOP3
- 1位 国立 マヒドン大学(バンコク)
- 2位 国立 チュラロンコン大学(バンコク)
- 3位 国立 チェンマイ大学(チェンマイ県)
⑨フィリピン
フィリピンといえば10年程前から「格安語学留学」で有名になり、大学生が長期休みを使ったり社会人も1週間でも休みを取ってでも気軽に語学留学できるということで人気が広がってきました。
今ではいよいよ正規の交換留学先としても人気が集まる留学先となっています。
フィリピンの特徴
フィリピンの大きな特徴の1つは、なんといっても7107もの島から成り立ち100以上もの言語に分けられる超多民族国家なのです。
宗教はカトリック系キリスト教徒が主ですが、地域や民族により主要宗教は異なります。
治安は不安定な所も多く、タクシーではぼったくりされたり、ストリートチルドレンから金銭を求められることも多いです。
都心でもスラム街は近くにありますし、道が舗装できていないところも多いです。
外務省海外安全ホームページ【フィリピン】:地域により危険レベル1~3該当留学おすすめポイント
一番のおすすめポイントは低価格で留学が完結できるところです。
また、日本人向けにも多数の業者がプランを提供しているため値段は安くサービスは高いところが多いです。
日本人や他のアジアの国々からの留学生も多く生活に困ることはないでしょう。
セメスター、長期休みなどの年間スケジュール
- 【Spring Semester 春学期】6月~10月
- 【Fall Semester 秋学期】11月~3月
- 【Spring Vacation 春休み】4月~5月
猛暑と言われるシーズン以外はほとんど授業がありますね。
大学ランキングTOP3
- 1位 フィリピン大学ディリマン校(ケソン)
- 2位 アテネオ・デ・マニラ大学(ケソン)
- 3位 デラサール大学(マニラ)
- 【Fall Semester 秋学期】9月末~2月
- 【Spring Vacation 春休み】2月中旬~4月中旬
- 【Spring Semester 春学期】4月~7月
- 【Summer Vacation 夏休み】7月下旬~9月中旬
⑩ドイツ
ビールとソーセージ、そしてチューリップのイメージが強いドイツ。
日本でもオクトーバーフェストが開催されるようになっていますが、ドイツは政治や経済の面からも魅力的な国なのです。
ドイツの特徴
イギリスに同じく、ドイツも歴史が古く、教育でも政治でも様々な分野で世界を牽引してきた国です。
EUの中でも最も安定した経済大国であり、労働生産性が非常に高く(勿論日本は低いですが)、労働環境や労働に関する法律などからも世界から注目を集めている都市になります。
ほかにも充実した社会制度や、一極集中しない地方分権制度!リサイクル率も世界一と地球にも優しい国になっています。
また、国民性も日本人に似て勤勉なところがあると言われています。
留学おすすめポイント
ドイツでは生まれた環境により教育の格差ができないように、ほとんどの国立大学は学費が無料になっています。
更になぜかこの制度は税金を払っていない外国人も適応してもらえます。
上記に記したように、あらゆる面で世界の先を進むドイツではきっと勉強したくなる学問、分野が見つかるでしょう。