大学生アメリカンフットボールとは。関東、関西の強豪校と偏差値は?
皆さんアメフトって聞いた事がありますか。
アメリカンフットボールというスポーツの名前の略称ですが、このスポーツのルールを知っていたり見た事がある人は少ないでしょう。
それでも何か特別な存在感のあるこのスポーツは、実はアメリカでは人気ナンバーワンのとっても魅力的なスポーツなんです。
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アメフトを理解するために ~ラグビーとの比較~

アメリカンフットボールは良く「ラグビー」と非常に似ており違いが分からない人も多くいらっしゃると思います。
先ず2つのスポーツの共通点からご紹介します。
アメフトとラグビーの共通点
ボール | 楕円形のボール※ラグビーボールの方が大きくて重いです |
---|---|
得点 | ①ボールを手で持ちながらゴールのラインを超える。 ※ラグビーはボールを地面に付けないといけません。 ②本ポールの間かつそのポールをまたぐバーより上にボールを蹴り入れる。 |
タックル | ボールを持っている人に対してタックルで進みを阻むことができる。 ※ただしラグビーは肩より上は禁止 |
共通点と言いながらすでに注釈が多いですが、アメフトとラグビーの大きな特徴とも言える他にはない楕円形のボールや特殊なゴールの仕方、そして何より見ている方もハラハラする接触プレーが多い所が共通店になります。
続きまして2つのスポーツの異なる点をご紹介します。
アメフトとラグビーの相違点
アメフト | ラグビー | |
---|---|---|
プレーヤー人数 | 11人 | 15人 |
パス | 自分より前の選手にパスできる | 自分より前の選手にパスできない |
試合時間 | 第1~4クオーター(各15分) 全体約2時間半 |
前半後半(各40分) 全体約2時間 |
防具 | ヘルメットやショルダーパットなど 防具を着用する義務 |
マウスピースのみ |
分かりやすいポイントだとプレーヤーの人数が異なりますね。比較的、大人数で勝負するスポーツになります。
アメフトもラグビーも大きな大人たちが心を1つにして戦うところがとても魅力的なところの1つだと思います。
アメフトの試合時間
試合時間は、アメフトは15分4セットと考えると1時間から1時間半くらいかなと思う人も多いと思います。
しかし、アメフトではボール保持者がタックルを受けてボールを持ったまま地面に倒れると、そこからプレーが再開されます。
そのため、ボールが地面に付いてから次のプレー再開までは試合時間はカウントされず、どんどんと実際の試合時間は伸びていきます。
アメフトは体と体のぶつかり合い!
防具を見ると一目瞭然ですが、アメフトの方が圧倒的に体当たりが激しく、危険が伴うスポーツになっています。
むしろ、ラグビーは意外と生身なスポーツなんですね。
ボールを持っている選手以外へのタックル
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普及しづらいアメフトには理由があった

アメフトはとっても魅力的で人気なスポーツでスポーツではありますが、正直なところ世界的に見ても普及しているスポーツではありません。
サッカーの様に世界的に圧倒的普及しているスポーツを比較するとわかりやすいですが、サッカーが普及した大きな理由の一つは「丸いボールがあればどこでも始められる」という点です。
多少乱暴なまとめ方かもしれませんが、ルールも「足だけでボールを移動し、ゴールという枠にボールが入れば得点」ということでとてもシンプルです。
一方、アメフトが普及しない大きな理由は、まず、必要な道具が多いこと、次にプレイヤーは専門性が高くルールや戦術が複雑であること、更にそのために指導者がなかなか生まれてこないことが考えられます。
アメフトの魅力
アメフトは普及しづらいスポーツかもしれませんが、その分スポーツの魅力は大変奥深く知れば知る程面白い、頭脳系スポーツ、お互いの完全な信頼関係の上に成り立っている感動的なスポーツです。
ポジションによって同じスポーツをしているとは思えない程体格が違うともいわれていますが、基本的には大きな体で筋肉質で男らしいイメージです。
アメフト部があるキャンパスでは、「きっとあの人アメフト部の選手だな~」と思う人が分かるようになることでしょう。
専門性の高いポジションと信頼関係
アメフトには、細かく分けていくと兼任もありますが、20以上のポジションがあります。
まず、各ポジションは、オフェンスチーム、ディフェンスチーム、スペシャルチームと3つの攻めと守りとキック専門チームに分かれています。
更にそのチームの中でより専門が別れ、とにかく体格が大きくて敵と体とぶつけ合って自分のチームの通る道を作っていくオフェンスラインや、花形といわれるパスとランで試合を大きく左右するクオーターバック、絶対外せないフィールドゴールに命を懸けるキッカー(サッカーでいうPK戦の専属プレイヤーのようなもの)などに分かれていくのです。
それぞれのポジションで、求められるのは体格やスタミナ、または走力、投球力など全く異なってきます。
スポッターというポジション
更に選手ではありませんが、リアルタイムで試合を分析していく「スポッター」というスタッフは常に観客席上部からコーチ陣に情報を送っているのです。
その情報からコーチや監督は次のプレーの戦略を練りコートにいる選手に無線で指示を出しているのです!
そして次の戦略が打てるように各選手は自分の役割を徹底的に遂行していくのです。
これらのやり取りがイメージできるようになってくるとどれほどの信頼関係の上に一つのプレーが成り立っているのかと思わずにはいられなくなります。
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大学の部活としてのアメフト
大学のアメリカンフットボールの連盟としては、全国に7つの学生アメリカンフットボール連盟がありますが、圧倒的に盛んなのはやはり関東、関西のアメリカンフットボール連盟です。
どこの学生アメリカンフットボール連盟でも毎年春の交流戦があり、夏から冬にかけてリーグ戦があります。
アメフトが活発なのは関東関西連盟!
関東学生アメリカンフットボール連盟では登録校を1部リーグ、2部リーグ、3部リーグの他エリアリーグや医科歯科リーグなどを設けています。
関西学生アメリカンフットボール連盟でも、名称は異なりますが、Division1~4に分けられています。
そして、関東関西のナンバーワン同士が戦う試合が「甲子園ボウル」と言われ大学生ナンバーワン決定戦となります。
また、大学生ナンバーワンになるとお正月に「ライスボウル」という社会人ナンバーワンチームとの戦いが待っています。
甲子園ボウルもライスボウルもともに毎年テレビ中継される試合になります。
過去に大学生チームが日本一に輝いた試合も何度もありますが、2009年の立命館大学パンサーズがパナソニック電工インパルスに勝利して以降はしばらく社会人チームが勝ち続けています。
アメフトが強い大学の偏差値

過去10年間の甲子園ボウル出場校に絞って今回は偏差値をご紹介します。
また各大学の詳細ページもぜひリンクからご覧ください。
大学名 | 偏差値 | 詳細ページ |
---|---|---|
関西学院大学 | 52.5-72 | コチラ |
立命館大学 | 50-63 | コチラ |
早稲田大学 | 60-70 | コチラ |
日本大学 | 35-65 | コチラ |
法政大学 | 53-65 | コチラ |
アメフトは大学生から始める人がほとんど!
アメフトに興味が湧くけれども、大学から始めて大丈夫?と思っているあなた!全然大丈夫です!
アメリカンフットボールは、ほとんどの人が大学から始めるスポーツです。
というのもアメフトの部活がある高校は全国でもほんの一握りです。
大学のアメフト部の学生の中でも他のスポーツをしていた人だけでなく運動部でなかった人も多く入部しています。
というのも、足が速い人はランニングバック、足が遅くてもボールが投げられなくても100キロある巨漢もオフェンスタックルやディフェンスタックルなどで非常に貴重な戦力になるのです!
投球力はないけれど、キック力があればキッカーであったり、頭脳プレーが得意であればスタッフ側でスポッターをするのも面白いですよ。
すでに説明したとおり、専門性が高く戦略的スポーツなので、何か1つ強みがあればどこかで活躍できる多様性豊かなスポーツなのです!
アメフトを楽しく学べる!アイシールド21
アメフトってどんなスポーツか気になってきた皆さん。
更にこの漫画を読めばアメフトマスターになれますよ!
あらすじとしては、主人公は幼いころから冴えないパシられ人生を送ってきた高校一年生の瀬那が、アメフトを通じて成長していく物語です。
身長も低くて、体力もない弱々しい主人公が、はじめは嫌々させられていたアメフトというスポーツの面白さに魅了され練習に励み強くなっていきます。
アメフトの魅力を感じながら笑って泣けるスポーツ漫画なので、興味がある方はぜひ一度読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んで下さった方はアメフト部を希望されている人かもしれませんし、アメフト自体に興味がある人かもしれませんが、とても魅力的なスポーツですのでぜひ関わってみて欲しいです。
入部すると間違いなく練習は厳しいとは思いますが、その分得られる経験も大きなものになるでしょう。
そして、入部しなくても是非一度実際の試合を観戦しに行ってみて下さい。
自分の大学のアメフト部の活躍に誇らしい気持ちになれると思います。