【最新】2019年夏の甲子園出場校紹介・偏差値一覧

今年も高校野球の頂点を決める高校球児の憧れの大会である夏の甲子園大会が始まろうとしています。

2019年に元号が変わり、令和元年となり初めての甲子園に注目する方も多いのではないでしょうか!平成最後の夏の甲子園では、超新星の大阪桐蔭が無類の強さで優勝を果たしましたが、令和元年の夏の甲子園ではどの高校が栄光を手にするのでしょうか!

ここでは夏の甲子園大会の速報はもちろん出場校の紹介をはじめ予選結果の速報や各校の偏差値などを各地方ごとに分けて紹介しています。

高校球児たちの熱い思いがぶつかり合う夏の甲子園をより楽しめるように、このページで事前に各代表校のことを知っておきましょう。応援するチームを決めて母校のように応援すると、より甲子園を楽しめる事間違いなしです!

[pt_picturetree] 【最新!!夏の甲子園2019年組み合わせ・試合結果速報・見どころ一覧はこちら】 【春の甲子園2019出場校偏差値ランキング・夏の予選注目校はこちら】

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北海道地方

北海道の野球の名門といえば、現在ニューヨークヤンキースで活躍する田中将大の出身校の駒大苫小牧や2016年の夏の甲子園大会で準優勝を果たした北海高校などが印象的ではないでしょうか?

今年の北海道予選は波乱も多く見ごたえ十分でした。そんな激戦を勝ち抜いた北海道代表の2校を詳しく見ていきましょう。

北北海道代表 旭川大学高校 偏差値42~59

北北海道代表 旭川大学高校 偏差値42~59

今夏甲子園一番のりを決めた旭川大学高校は北海道旭川市にある1898年創立の私立高校です。昨夏に続き強豪揃いの北北海道で安定の強さを見せ2連覇を果たしました。

春季北海道大会では準々決勝で優勝校の駒大苫小牧に惜敗しましたが、その敗戦から学ぶものもあったのか北北海道予選では他を寄せ付けない強さを見せつけました。

プロ注目の捕手持丸泰輝は昨夏の甲子園で1点リードの8回に致命的な落球をし、そのミスから逆転負けを喫しており昨夏の雪辱も果たしてほしい選手です。またその持丸選手をはじめ中軸には、堅守で俊足の遊撃手菅原や驚異的な身体能力の脇田など充実しています。

守りの面では最速144キロを誇る能登と安定した投球を見せる杉山を中心に組み立てます。

昨夏の甲子園初のタイブレークで敗れた雪辱を果たすため甲子園の舞台へと返り咲いた旭川大学高校の活躍に期待しましょう。

南北海道代表 北照高校 偏差値40~41

南北海道代表 北照高校 偏差値40~41

名門の駒大苫小牧、選抜出場の札幌大谷、公立の強豪札幌国際情報など強豪校がひしめく南北海道で見事甲子園行きを決めた北照高校は1901年に創立された私立高校です。北照高校も旭川大学高校と同様2年連続の夏の甲子園出場となります。

秋季北海道大会では北北海道代表の旭川大学高校に7点差と惨敗しましたが、今夏に向けて力をつけてきました。

また北照高校には幸運の猫の存在があり、その猫が北照高校の寮に訪れてから公式戦無敗という強さを見せています。猫の恩恵を背に夏の甲子園での悲願の1勝をつかめるかに注目ですね。

南北海道大会を一人で投げ抜き、甲子園出場の功労者となったエースの桃枝丈は随所で粘り強さを見せたてきましたが、その裏側には昨夏限りで野球部を辞めようと考えていたところから母親や先輩たちの言葉に励まされ、どん底から這い上がってきた経験があるからではないでしょうか。

一度は燃え尽きてしまったが、再び仲間の激励にどん底から這い上がったエース桃枝の甲子園での活躍には期待したいですね。文字通り完全燃焼のプレーを見せてくれるでしょう。

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東北地方

高校野球における白河の関とは知っていますか?実は春夏合わせて190回以上高校野球の頂点を決める甲子園大会が開催されていますが、東北勢の優勝は一度もないのです。あの有名なダルビッシュ有選手や、二刀流で世界を驚かせた大谷翔平選手や、今年からメジャーリーグに挑戦した菊池雄星選手を擁しても優勝には届かなかったのです。

かつて存在した福島県の関所を甲子園の優勝旗が超えられない。これが高校野球における白河の関ですが、100年続く甲子園で未だ優勝がないのはある意味で呪いのようなものを感じますね。

プロ野球界でささやかれたカーネルサンダースの呪い同様に、呪いに打ち勝って甲子園の優勝旗を持ち帰る日はいつになるのでしょうか、楽しみですね!

青森代表 八戸学院光星高校 偏差値38~46

青森代表 八戸学院光星高校 偏差値38~46

大混戦と予想されていた青森予選を圧倒的な力で優勝したのは八戸市に1956年に創立された青森学院光星高校でした。

春の甲子園にも出場していた青森光星ですが、春の県大会では初戦で青森山田に敗戦するなど苦い思いもしてきました。春の甲子園では広陵高校(広島)に完封負けを喫し、県大会も初戦負けと逆境は多かったですが、チームの目標を毎試合5点以上取れるチームになろうと打撃強化に力をいれ、その成果が十分に発揮され勝ち取った甲子園ではないでしょうか!

青森山田戦こそ4点にとどまりましたが、その他の試合は8点以上を奪う破壊力のある打撃で、春からの進化を見せつけていました。

注目選手には『坂本2世』と称されるプロ注目の遊撃手武岡龍世をはじめ素晴らしい打撃力を持つ選手を多く揃えており、甲子園でも自慢の攻撃力で迫力ある野球を見せてくれるのではないでしょうか!

岩手代表 花巻東高校 偏差値42~49

岩手代表 花巻東高校 偏差値42~49

高校NO,1投手とも呼び声が高い佐々木朗希擁する大船渡高校と大谷翔平や菊池雄星を輩出した岩手の名門花巻東高校が甲子園出場をかけ戦った決勝戦は、予想外の結果になりました。

マスコミをはじめ多くの高校野球ファンは佐々木選手が花巻東をどこまで抑え込むことができるのか注目していましたが、この試合で彼の出場はありませんでした。

仲間に甲子園の夢を託した佐々木選手でしたが、試合展開は序盤から大きくリードを許す展開になりそのまま追いつくことなく甲子園出場の夢は絶たれました。

この選手起用には多くの意見があり、SNS等でも酷評と称賛の声が入り混じっています。

多くの人が期待した試合展開ではありませんでしたが、勝者は花巻東高校であることは変わらないので、岩手県代表として甲子園でも活躍してほしいですね。

花巻東の注目選手は150キロ台のストレートとカーブやスライダーの多彩な変化球を持つエース西舘勇陽です。彼の投球が甲子園では重要になってくるでしょう。打線も決勝戦で大量得点をあげるなど強力ですが、やはり甲子園では2018年金足農業高校のように、エースの好投がチームの指揮をあげていくので西舘選手がどのような投球を見せるのか注目したいですね。

宮城代表 仙台育英高校 偏差値38~58

宮城代表 仙台育英高校 偏差値38~58

仙台育英高校と東北高校で行われた宮城県大会決勝は非常に迫力のある展開が待っていました。

この試合を一言で表すならまさに「乱打戦」でしょう。言葉通り初回から東北高校が先制すると負けじと仙台育英高校も点を取り返し、2回には東北高校が4点をあげしましたが3回に仙台育英高校も7点をあげ逆転と終始シーソーゲームで両軍合計25得点の乱打戦となった決勝戦は15得点と打ち勝った仙台育英高校に軍配が上がりました。

仙台育英高校は1905年に仙台市に創立された私立高校です。甲子園での成績も準優勝が3回と素晴らしいものがあります。

注目はやはりその打撃力ではないでしょうか。甲子園でも幾度となく大逆転劇を演出してきた仙台育英の打撃力に注目です。東北大会で場外ホームランを放った入江大樹をはじめ攻撃力のある仙台育英の打線は甲子園でも大暴れすることを期待したいですね。

秋田代表 秋田中央高校 偏差値62

秋田代表 秋田中央高校 偏差値62

延長戦となった決勝戦で優勝候補の明桜高校を劇的なサヨナラで下し令和初の甲子園の切符を手にしたのは、秋田市に1920年に創立された公立高校の秋田中央高校でした。

東北大会準優勝の明桜高校相手に序盤4点差でリードするも後半に追いつかれ突入した延長戦はまさに死闘でした。また秋田中央は公立高校ということもあり、偏差値が高くなっています。

秋田県内でも3番目に偏差値が高く、コースも1つなので決勝戦で激闘を演じた球児たちは偏差値も高いということですね。勉強と部活を両立させるその姿はまさに高校生の鏡ともいえるのではないでしょうか!

注目選手は秋田大会の決勝戦で見事な守備でチームを救った河野泰治です。タレント軍団ではないですが、チームワークと堅い守備で甲子園でも勝ち進んでほしいですね!

山形代表 鶴岡東高校 偏差値44~55

山形代表 鶴岡東高校 偏差値44~55

山形中央高校との乱打の決勝戦を制したのは鶴岡東高校でした。鶴岡東高校は1957年に鶴岡市に設立された私立高校です。

春の東北大会では、4強に食い込んでおり決勝戦をかけた戦いでは明桜(秋田)に1点差で惜敗していますが、自分たちの特徴を前面に出していくいいチームですね。

今年の鶴岡東の特徴は持ち前の打撃力を十分に生かした長打攻勢です。東北大会でも勝ち試合は二けた得点など大量得点が多くなっています。ちなみに敗戦した明桜戦では2点に抑えられており、大量得点こそが鶴岡東の勝ちパターンなのかもしれえませんね。

昨年度の県大会決勝相手の羽黒高校との対戦では、プロ注目の投手篠田怜汰を攻略した打撃陣に加え、安定に投げ抜く投手人の組み合わせは他のチームからするとかなり厄介ですね。

甲子園でも持ち前の長打力を生かして、爆発力ある攻撃に期待したいですね。

福島代表 聖光学院高校 偏差値43~45

福島代表 聖光学院高校 偏差値43~45

聖光学院高校と日本大学東北高校が甲子園をかけ戦った福島県大会決勝は、初回以降両チームのスコアボードには0しか刻まれることがなかった手に汗握る投手戦でした。一瞬の油断も許されない投手戦の末勝利を手にしたのは福島県の絶対王者聖光学院高校でした。

聖光学院高校は伊達市に1962年に創立された私立高校です。

福島県では絶対王者と呼ばれ12年連続で夏の甲子園に出場していた聖光学院でしたが、今年は2016年から続く公式戦49戦無敗記録が途絶えたり、県大会でも2回戦で敗退したりと夏の甲子園出場に危険信号が点灯していました。

しかしその中でも清水正義主将を中心にし、絶対王者ではなく泥臭く1試合1試合にメンバーだけでなくスタンドの応援団もすべてを出し切るプレーで下剋上を成し遂げ、見事13年連続の夏の甲子園を決めました。

一度チームとしてのどん底を経験し、練習時間をすべてミーティングに使いお互いの気持ちをぶつけ合い出来た強固なチームワークは甲子園でも強力な武器になるのではないでしょうか

関東地方

関東地方といえば高校野球の激戦区ですよね。激戦区の中の激戦区で強豪がひしめく神奈川県をはじめ、莫大な出場校数を誇る東・西東京や全国でも上位に食い込む高校が多いですね。

そんな関東地方の予選は毎年多くの強豪校が涙を流し様々なドラマが生まれてきました。今年も大注目の横浜高校の及川雅貴も神奈川県予選で姿を消し、多くの春の甲子園出場校が敗退していきました。

まさに戦国時代のような弱肉強食の世界で勝ち残った関東地方の代表校は甲子園でも大いに活躍してくれるのではないでしょうか!激戦区を勝ち抜いた関東の英雄たちの甲子園での活躍を期待しましょう。

茨城代表 霞ケ浦高校 偏差値44~59

茨城代表 霞ケ浦高校 偏差値44~59

決勝戦を常総学院に勝利した常磐大学高校と戦い圧倒的な実力で勝利し甲子園の切符を手にしたのは霞ケ浦高校でした。霞ケ浦高校は1946年に稲敷郡に設立された私立高校です。

茨城県の王者は甲子園でも優勝が期待されていた常総学院と予想されていたので大番狂わせですね。決勝戦では甲子園出場校を次々と倒してきた常磐大学高校が優勢かと思われましたが、どこか決勝まで来ることで満足してしまい、決勝戦は力尽きてしまったようにも見えました。

霞ケ浦高校はプロ注目の本格鈴木寛人を中心に2度の延長戦を勝ち抜き、チームとしても大きく成長してきました。決してビックチームではありませんが、ここまで厳しい試合を乗り越えてきたことがわかる粘り強いプレーなどが随所に見られ、非常に良いチームではないでしょうか!

全国屈指の強豪常総学院を抑え夏の甲子園大会に出場する霞ケ浦高校には最高のチームプレーで会場を盛り上げてくれることを期待したいですね。

栃木代表 作新学院高校 偏差値40~71

栃木代表 作新学院高校 偏差値40~71

文星芸術大学付属高校との決勝戦をはじめ、栃木県内で無類の強さを見せつけ9年連続の甲子園出場を決めたのは作新学院高校でした。

作新学院高校は宇都宮市に1885年創立の私立高校です。2016年には現西武ライオンズの今井達也を擁し夏の甲子園の頂点まで上り詰めています。

作新学院は地方大会5試合で53得点の攻撃力が魅力的なチームです。また小針監督は「守備と走塁が試合を決める」と指導されており、積極的に攻める守備が決勝戦でも随所に見られました。

見事9年連続の甲子園出場を果たした王者作新ですが、今年は春季大会と秋季大会共に県大会での優勝はできていませんでした。その中でももがき苦しみ優勝へとたどり着いた彼らはチームとしても一回り大きくなっているのではないでしょうか。

その打撃力にはもちろん注目ですが、甲子園では守備や走塁といった花形ではないポジションでの好プレーにお期待したいですね。

群馬代表 前橋育英高校 偏差値44~65

群馬代表 前橋育英高校 偏差値44~65

前橋商業高校との決勝戦を投手陣は完封と素晴らしい投球を見せ、打っては前橋商業高校のプロ注目井上温大投手から6安打を放ち攻略し4年連続となる夏の甲子園出場を決めたのは前橋育英高校でした。

群馬県大会では、ライバルの強豪私立の健大高崎高校が早々と敗退するなど波乱もありましたが、4連覇の王者前橋育英は危なげなく甲子園出場を決めました。

前橋育英高校は1962年創立の前橋市にある私立高校です。2013年には夏の甲子園初出場をはたし、決勝戦まで勝ち上がると初出場校同士の決勝戦に勝利し、初出場初優勝の偉業を成し遂げています。

前橋育英の注目選手はやはり決勝戦でもプロ注目の井上投手を攻略した1、2、3番打者ではないでしょうか。巧みなバットコントロールと俊足の主将丸山大河から始まり、決勝3安打の活躍を見せた森脇真聡、左右に打ち分ける広角に打ち分ける技術を持つ剣持京右と続く上位打線は要注目でしょう。また4番には2年生ながら存在感のある須永武志が構えており見どころ満載です。

また前橋育英高校は守りが非常に堅いことも有名で、2013年の夏の甲子園優勝の際にはここ10年間で唯一2桁得点なしで優勝まで勝ち上がっています。少数得点でもそれを守りきる野球の中心にいるのは決勝戦も完封した梶塚彪雅です。

球速はそこまで早くないですが、極められたコントロールで内角を効果的に攻めてきます。前橋育英高校の守る野球が甲子園でも十分に発揮され活躍することに期待ですね。

埼玉代表 花咲徳栄高校 偏差値46~63

埼玉代表 花咲徳栄高校 偏差値46~63

埼玉県の決勝で山村学園相手に2桁得点で9点差をつけ圧勝し甲子園の切符を手にしたのは花咲徳栄高校でした。

花咲徳栄高校は1982年創立の加須市にある私立高校です。

今年はライバルの春日部共栄高校が春の甲子園に出場したりと強豪のライバルが多く、春季埼玉県大会でも思うような結果が出ない中臨んだ夏の甲子園をかけた大会でした。

そんな逆境の中でも彼らは見事甲子園出場をはたしました。秋・春と共に埼玉県内で苦しんだ花咲徳栄でしたが、その経験が彼らを成長させ、今大会で爆発させました。

チーム打率は驚異の4割越えの打線の中で今大会最も輝いたのは、大会打率6割超えの7番バッター田村大哉ではないでしょうか。

もちろんチームとしての打撃力も素晴らしいですが、7番打者に打率6割超えの田村選手がいることで打線の切れ目がなくなりますね。今夏打ち勝ってきたチームは強打のチームが多いですがその中でも引きをとらない攻撃力ではないでしょうか。甲子園でも持ち前の打撃で一昨年果たした甲子園優勝を再び成し遂げられるのか期待してみていきたいですね。

千葉代表 習志野高校 偏差値50~56

千葉代表 習志野高校 偏差値50~56

今年の千葉県予選はまさに戦国。ノーシード校の健闘が多くどこが優勝するのかわからない中で見事頂点に立ったのは習志野高校でした。

習志野高校は1957年創立の公立高校です。甲子園でも優勝2回と今春準優勝という成績を残しています。

習志野高校といえば甲子園でホームスティールを決めるなど機動力のイメージがあるかもしれませんが、今年の習志野高校は機動力に加え打撃力と守備力も全国トップクラスではないでしょうか。

エース飯塚脩人は手元で伸びるストレートを武器に選抜でも準優勝まで導きました。また決勝では山内翔太の好投もあり、全体的に選手層が厚くなっています。

準決勝の木更津総合高校選ではまさに死闘を演じ、最後までどちらが勝つか分からないような接戦を超え優勝までたどり着いたチームは1周り大きくなったのではないでしょうか。習志野高校が春の甲子園準優勝校として、雪辱をはらしに再び帰ってきた夏の甲子園ではどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみですね。

東東京代表 高校 偏差値41~57

東東京代表 高校 偏差値41~57

莫大な数の出場校の中で実力の差を見せつけ優勝を果たしたのは関東第一高校でした。

関東第一高校は1925年創立の江戸川区にある私立高校です。

現楽天オコエ瑠偉を輩出した東京の強豪校である関東第一高校は3年ぶりとなる夏の甲子園を決定付けたのは持ってる主将渋谷嘉人ではないでしょうか。

今大会不調だった渋谷選手が決勝の舞台で3安打3打点と大活躍で勝利をグッと引き寄せました。監督からも渋谷選手のおかげで勝ったといわせる活躍ぶりで、まさに最後の最後で大活躍する様は持ってる男ですね。

そんな渋谷選手中心に確実に実力のあるチームは3年ぶりとなる甲子園でいったいどのようなプレーをしてくれるのか楽しみですね。

西東京代表 國學院久我山高校 偏差値71

西東京代表 國學院久我山高校 偏差値71

強豪揃いの激戦区である西東京で見事優勝を果たしたのは、國學院久我山高校でした。國學院久我山高校は1942年創立の杉並区にある私立高校です

国学院久我山高校は偏差値が71と非常に高くなっており、まさに文武両道のお手本となる高校ですね。

そんな国学院久我山高校は練習時間が非常に短く、グラウンドもサッカー部と兼用だったりと決して恵まれた環境ではありませんでした。そんな中でも、決してできないと決めつけないで、その環境だからこそできる練習にこだわってきました。

その成果もあって準々決勝では名門早稲田実業をサヨナラ満塁ホームランで下し、準決勝では優勝候補の東海大学付属菅生高校に僅差で競り勝ち決勝の舞台でも準決勝14得点の創価学園も2得点と抑え込み、実に28年ぶりとなる甲子園の切符をつかみ取りました。

攻守の中心は大型捕手の宮崎恭輔で早稲田実業戦でもサヨナラホームランを放った勝負強さを持っています。また投手陣も大会を通し大きく成長しており、今後夏の甲子園に向けて楽しみま選手が多いですね。秀才たちが挑む28年ぶりの夏の甲子園ではどのような活躍をしてくれるか非常に楽しみですね。

神奈川代表 東海大学付属相模高校 偏差値59

神奈川代表 東海大学付属相模高校 偏差値59

全国で一番甲子園に出場することが難しいといっても過言ではない強豪揃いの神奈川県で、圧倒的な力の差で優勝を果たしたのは東海大学付属相模高校でした。

東海大学付属相模高校は1963年創立の相模原市にある私立高校です。

神奈川県の予選は桐蔭学園や横浜高校など強豪私立が多く特に横浜高校には高校四天王と呼ばれる及川雅貴への注目が大きかったですね。その中でも他校に実力差を見せつけ見事優勝を果たした東海大学付属相模高校は春季関東大会でも優勝しており、甲子園行きを決める決勝戦ではなんと24得点しており、甲子園でも上位を狙える実力ではないでしょうか。

そんな東海大学付属相模高校の注目選手は2年生スラッガーの西川僚祐と山村崇嘉は2人とも高校通算30本以上の本塁打を放っており、特に西川選手は40本も超えています。また2年生ながら先頭打者を務める鵜沼魁斗に加え二刀流の遠藤成など注目選手が多く実力もかなり高いでしょう。

神奈川県を圧倒的な強さで勝ち上がった東海大学相模高校の2015年以来の甲子園優勝に期待したいですね。

山梨代表 山梨学院高校 偏差値48~59

山梨代表 山梨学院高校 偏差値48~59

決勝で東海大学付属甲府高校を下し山梨県代表として、4年連続となる夏の甲子園行きを決めたのは山梨学院高校でした。山梨学院高校は1956年に創立された私立高校です。

春季関東大会では浦和実業に惨敗していますが、過酷な夏の甲子園をかけた県予選は確実にチームを成長させましたね。

打線の中心は菅野秀斗と二刀流の相沢利俊に何と言っても山梨のデスパイネと称される野村健太ではないでしょうか。また山梨県大会では決勝戦までの4試合で失点を2点に抑えこんだ投手陣の層も厚く安定した試合運びができるチームではないでしょうか。

甲子園をかけた決勝戦でも、何度かリードされつつも冷静に追いついて勝ちに結びつける実力は大したものですね。

甲子園では山梨のデスパイネこと野村選手の活躍はもちろん、山梨県勢として初の優勝にも期待したいですね!

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北信越地方

北信越地方は多くの高校が冬は雪が降りグラウンドでの練習は満足にできない高校が多いのではないでしょか?

そんな環境下でも各校独自の練習方法などでチームを強化していき、夏に見せる仕上がりは素晴らしいものがありますね。特にその粘り強さは光るものがあります。

そんな北信越地方の高校は甲子園でもしっかりと上位に食い込むことが多くなっています。また今年は高校四天王の唯一の生き残り奥川恭伸擁する星稜高校は甲子園でも大注目校の1つではないでしょうか。

また星稜高校の他にも敦賀気比高校や日本文理高校など全国でも名門と呼ばれる高校が多く出場するので、北信越勢の躍進に期待したいですね。

新潟代表 日本文理高校 偏差値40

新潟代表 日本文理高校 偏差値40

新潟県を制したのは2009年の夏の甲子園大会決勝でで中京大中京と名勝負を繰り広げた日本文理高校でした。日本文理高校は1989年に新潟市に設立された私立高校です。

大会前から圧倒的な実力を見せており、挑戦してくる高校をなぎ倒し王者の風格を見せつけました。決勝戦でも9点差をつけるその実力は全国でも上位に食い込んでくるのではないでしょうか!

春季北信越大会でも、4強に食い込んでおり、準決勝では敦賀気比高校に惨敗委していますが、その実力は本物でしょう。

全国から注目を浴びる大スターといった選手はいませんが、個々の能力が非常に高く、持ち前の粘り強い野球でどんな相手にも食らいつけるでしょう。2年ぶりとなる夏の甲子園では2009年の甲子園決勝で見せた驚異の粘りのようにどんな局面でもあきらめずに食らいつき、再び伝説となるような試合に期待したいですね!

富山代表 高岡商業高校高校 偏差値46

富山代表 高岡商業高校高校 偏差値46

富山県の甲子園予選決勝は去年と同じ顔ぶれとなりましたが、富山第一高校を下し高岡商業高校が3年連続の優勝を果たしました。高岡商業高校は1897年創立の高岡市にある公立高校です。

高岡商業高校は準々決勝で高岡第一高校に1点差で競り勝つとそこから勢いにのり優勝まで駆け上がりました。昨年と同じ顔ぶれになった決勝戦でも打線が爆発し、見事甲子園のへと駒を進めました。

高校四天王のような絶対的な存在はいませんが、投手層も厚く打撃陣もつなぐ野球でコンスタンツに得点を奪うことができます。また今大会でも見せたように勢いに乗ると手が付けられなくなるチームなので、強打の2番打者井林泰雅を中心に甲子園でも活躍してくれるのではないでしょうか。

石川代表 星稜高校 偏差値55~67

石川代表 星稜高校 偏差値55~67

高校四天王が次々に姿を消していく中、奥川恭伸この男だけは四天王でただ一人だけ夢舞台の甲子園へ出場権をつかみ取りました。

今年の石川県大会決勝はかつて2年にわたり大逆転劇を繰り広げてきた小松大谷高校と星稜高校因縁の対決でした。この組み合わせに流れる不穏な空気通り試合は9回まで同点で進んでいきましたが、9回表に星稜高校の東海林航介の満塁ホームランで勝ち越すとエース奥川選手がミラクルを起こさせることなく小松大谷高校を抑え見事優勝を果たしました。

高校四天王が次々と敗退していく中、甲子園を出場を決めたエースは男泣きでその喜びをかみしめていました。

星稜高校の注目選手ですが、もちろん奥川恭伸です。150キロ台のストレートと140キロ台のストレートを使い分け、切れ味抜群のスライダーにフォーク・チェンジアップと多彩な変化球もあり高校野球界でも最高クラスの投手ですね。また打撃面でも存在感がありまさに星稜高校の大黒柱ですね。

ただ一人残る高校四天王擁する星稜高校が甲子園でどここまで勝ち上がるのか、唯一生き残った四天王奥川選手の最後の夏に期待ですね。

福井代表 敦賀気比高校 偏差値42~54

福井代表 敦賀気比高校 偏差値42~54

今年の福井県大会を制したのは春季北信越大会でも準優勝を果たした敦賀気比高校でした。敦賀気比高校は1986年創立の敦賀市にある私立高校です。

春季福井県大会では福井工大福井高校が優勝しており、北信越大会準優勝の敦賀気比との優勝争いになるかと思われましたが、決勝戦はダークホースの丹生高校と敦賀気比との戦いになりましたが見事完封で2年連続となる夏の甲子園出場を決めました。

注目は2年生エース笠島尚樹と昨夏エースとして甲子園のマウンドに立った二刀流の木下元秀ではないでしょうか。特に木下選手は昨夏までエースとしてチームを引っ張っていましたが、怪我を転機に打者としての才能が開花しました。

投手としても復活を目指していますが、新たに手に入れたその打撃力には甲子園でも注目したいですね。また笠島選手は少し気合うところがありますが、140キロ台のキレの良いストレートで力強い投球を見せてくれます。元エースで現在は4番打者の木下選手とエースを引き継いだ2年生の笠島選手の2人が先導する敦賀気比の活躍に期待しましょう。

長野代表 飯山高校 偏差値43~61

長野代表 飯山高校 偏差値43~61

共に準決勝で強豪私立高を倒し初の決勝の舞台にやってきた公立校2校の対戦は、粘る伊那弥生ヶ丘高校を延長の末に退けた飯山高校に軍配が上がりました。飯山高校は2007年に長野県飯山南高等学校と長野県飯山照丘高等学校の2校が統合してできた公立高校です。

両校とも優勝候補の一角である強豪私立上田西と東海大学付属諏訪高校を破っての決勝の舞台でしたが、甲子園初出場をかけた戦いは予想以上に白熱した素晴らしい試合でした。長野県の決勝が公立校同士の対決となるのは平成元年以来で少しばかり運命を感じますね。

まったく予想のできなかったダークホースの快進撃に、驚いた方も多いのではないでしょうか!また優勝が決定した際には、市内放送でその快挙が報じられたそうです。

県大会だけにとどまらず、その楽しむ野球で甲子園でも飯山旋風を起こしてほしいですね!ダークホースの飯山に期待しましょう!

東海地方

東海地方の強豪といえば中京大中京高校や東邦高校や2014年甲子園準優勝の三重高校などが思い浮かぶのではないでしょうか。

たった4県からなるこの地方は意外にも甲子園の上位に食い込んでくることも多いですよね。しかしこの地方の勝率はあまり良くないことを知っていますか?地方ごとの勝率を見てもあまり良い数字が出てこないでしょう。

決勝まで進んだり上位に食い込んだりする高校が目立ちますが、逆に東海勢同士の戦いはめったにみないですよね?しかし今夏の東海地方は非常に強豪揃いなので東海勢が複数上位に食い込んでくることもあるのではないでしょうか!今夏は、愛知県のダークホースやプロ注目の前佑囲斗擁する津田学園などが出場するので、期待して東海勢の活躍を見守りましょう。

岐阜代表 中京学院大学附属中京高校 偏差値39~57

岐阜代表 中京学院大学附属中京高校 偏差値39~57

ルーズヴェルトゲームとはいきませんでしたが、すさまじいシーソーゲームの末に大垣日本大学高校を破り甲子園出場を決めたのは中京学院大学付属中京高校でした。中京学院大学付属中京高校1962年創立の瑞浪市にある私立高校です。

中京学院大中京高校は準々決勝からの3試合で24点を奪う圧倒的攻撃力で岐阜県を制しました。

彼らの中心にいたのが、今大会打率6割超えのラッキーボーイ小田康一郎ではないだろか!もちろん中京学院大中京高校にはプロ注目の主将藤田健斗もチームを引っ張っていたが、勢いをもたらしたのは小田選手だったでしょう。

今大会1年生ながら6割超えのバットは3年生を刺激し、チーム打率も4割を超え決勝でも見事なタイムりーヒットを放っており、今夏ブレイクの予感もしますね。

1年生のラッキーボーイがもたらした勢いで甲子園でも強力打線が大暴れしてくれることに期待しましょう。

静岡代表 静岡高校 偏差値71

静岡代表 静岡高校 偏差値71

1点を争う好ゲームを制し見事勝利し静岡県代表の座を手にしたのは公立高校の静岡高校でした。静岡高校は1878年創立の静岡市いある公立高校です。

今年の静岡高校は春季大会で地区大会初戦で敗退するなど優勝を成し遂げるまでは決して楽な道ではなかったのではないでしょうか。初戦負けを喫した後にはスタンドから心無いヤジが飛んでいたそうです。

それでも夢をあきらめずに努力をし続けた彼らは決勝戦でも同じようにプロ注目の渡辺光に7回まで0点と抑え込まれていましたが、7回に巡ってきたワンチャンスをものにし5連打で試合をひっくり返すとそのまま粘り勝ちしました。

彼らが春に初戦で敗退しようと甲子園を目指し、地道に努力をしてきたことで少ないチャンスでも物にできる力が身についていたのではないでしょうか。甲子園でもどんな相手に対しても粘り強い野球を見せてくれるでしょう。

また静岡高校は大正、昭和、平成、令和の4元号で甲子園出場を果たす偉業を成し遂げました。伝統校の甲子園での活躍に期待しましょう。

愛知代表 誉高校 偏差値42~43

愛知代表 誉高校 偏差値42~43

春の甲子園の覇者東邦高校が早々と姿を消し、大混戦の愛知県予選で愛知県における私学4強のうち中京大中京高校と愛工大名電高校を倒し見事初優勝に輝いたのは誉高校でした。誉高校は1983年創立の小牧市にある私立高校で2009年度から尾関学園高等学校から改名された高校です。

誉高校は4強私学のうち2校を撃破し、春の甲子園の覇者である東邦高校を破った星城高校も破り優勝を果たしました。まさにダークホースで注目を浴びました。

ノーシードから188校の頂点に立った誉高校ですが、実は昨年からその兆しはありました。2018年の春季大会で甲子園につながらない大会とはいえ誉高校は優勝していました。秋季大会では優勝を経験している主力メンバーが怪我の影響で出場しておらず、まさにダークホースとしての条件は整っていました。

それでもビックネームを次々と撃破し愛知県の頂点に立つことは簡単なことではありません。甲子園では愛知の名門だけでなく全国の名門校を撃破し誉旋風が起きるかもしれませんね。春の王者東邦高校に変わって愛知県代表の座をつかみ取ったダークホース誉に夏の甲子園でも期待しましょう。

三重代表 津田学園高校 偏差値41~58

三重代表 津田学園高校 偏差値41~58

三重県をを制し春夏連続の甲子園出場を決めたのは津田学園高校でした。津田学園は1986年創立の桑名市にある私立高校です。

春の甲子園にも出場し、春季東海大会でもプロ注目のエース前佑囲斗を擁し優勝を果たしている実力校です。三重県には最速153キロのプロ注目菰野高校の岡林勇希もいましたが、準決勝で敗退していました。

津田学園高校の注目選手はやはりエースの前佑囲斗でしょう。昨年からメキメキと成長し春の甲子園でも龍谷大平安高校相手に延長11回を投げ抜き失点2と好投を見せています。

183センチの長身から放たれる148キロのストレートとスライダーを基本に時折ツーシームやカーブも投げ込んでいます。決して変化球の球種が多いわけではありませんが、キレのある力強いストレートは打者を次々に打ち取っていきます。

春の春の甲子園では打線の援護がなく敗退しましたが、今夏はプロ注目の4番前川夏輝中心に打線の強化もされており、甲子園でのダークホース的存在になりうるかもしれません。春の雪辱をはらしに夏の甲子園へと帰ってきた津田学園高校の活躍に期待しましょう。

近畿地方

近畿地方の野球は大阪を中心に非常にレベルが高くなっています。近年では大阪桐蔭高校を筆頭に甲子園の舞台でも上位に食い込んでくるチームが非常に多く見られます。

激戦区大阪や名門ひしめく京都、さらには智弁学園高校や智辯和歌山高校がある奈良・和歌山、近畿大会優勝の近江高校がある滋賀とどの県を見ても強豪揃いです。

今年の春の甲子園の優勝校は愛知県の東邦高校に譲りましたが、今夏の近畿勢はまさに強者揃いでどのチームも優勝を狙えるレベルではないでしょうか。また昨夏奇跡のサヨナラスクイズで敗退したあのバッテリーも甲子園の舞台に帰ってくるので注目ですね。

昨年の大阪桐蔭高校に続き近畿勢の甲子園2連覇となるのでしょうか。近畿勢の活躍に期待しましょう。

滋賀代表 近江高校 偏差値42~58

滋賀代表 近江高校 偏差値42~58

両軍通じて1得点と壮絶な投手戦を制し滋賀県の頂点に立ったのは春季近畿大会の王者近江高校でした。近江高校は1938年創立の彦根市にある私立高校です。

近江高校といえば伝統的な水色のユニフォームですよね。独特の色のユニフォームの近江高校は昨夏の甲子園で準優勝校の金足農業高校(秋田)に9回裏に逆転ツーランスクイズを決められ8強で敗退したのは記憶に新しいのではないでしょうか。

あの時マウンドにいた林優樹と試合終了後しばらく倒れこんだまま立ち上がることのできなかった正捕手有馬諒はまだ二年生でした。悔しさをばねに成長した彼らは再び全国の頂点を決める戦いへの挑戦権を手にしました。

注目は何と言っても悔しさをばねに進化した林選手と有馬選手のバッテリーですね。また住谷涌也選手も昨夏金足農業の吉田輝星(日本ハム)から3安打を放っており敵チームからすると要注意打者ではないでしょうか。昨夏大いに甲子園を沸かせたバッテリーが挑む最後の夏に大注目ですね。

京都代表 立命館宇治高校 偏差値67

京都代表 立命館宇治高校 偏差値67

春の甲子園出場校2校を撃破し、激戦区の京都府代表の座を勝ち取ったのは立命館宇治高校でした。立命館宇治高校は創立1965年の宇治市にある私立高校です。

立命館宇治としては1982年に甲子園出場を果たして以来7度の準優勝に泣き「シルバーコレクター」とも言われていましたが、部長石川順久が最後となる今夏で悲願の甲子園出場を果たしました。

その道のりは非常に険しく準々決勝で京都の強豪福知山成美高校を準決勝で龍谷大平安といった名門との激闘を制し、決勝でも劣勢の中8回裏に追いつき9回裏のサヨナラで決着という接戦でした。

大スターやタレント軍団ではありませんが、そのチーム一丸の野球はどんなチームとも戦っていける力を持っているでしょう。大物食いでつかんだ悲願の甲子園で、部長と戦う最後の夏は彼らも実力以上の力を見せてくれるのではないでしょうか。

大阪代表 履正社高校 偏差値49~64

大阪代表 履正社高校 偏差値49~64

昨年絶対王者大阪桐蔭高校をあと一歩のところまで追い詰めながら、最後の最後に逆転負けを喫した履正社高校が今年は甲子園への切符を手にしました。

履正社高校と大阪桐蔭といえば永遠のライバルですよね、かつては春の甲子園で大阪府同士の決勝戦を演じてくれたりお互いを高め合う良きライバルですね。しかし残酷にも夏の甲子園に出場できるのは1校で、甲子園決勝を戦った事もある名門2校が同じ地区にいるなんて酷ですよね。

今年も大阪桐蔭高校と履正社の死闘が繰り広げられると思っていましたが、大阪桐蔭高校がまさかの敗退で因縁の対決とはなりませんでした。しかし履正社高校は大阪桐蔭高校を撃破した金光大阪高校を決勝で危なげなく倒し見事3年ぶりの夏の甲子園へと歩みを進めました。

履正社高校の注目選手は大阪大会3試合連続の本塁打を放った井上広大ではないでしょうか。プロ注目のスラッガーが甲子園でどのような活躍を見せるか楽しみですね。また投手陣も岩崎峻典と清水大成の2枚看板を中心にポテンシャルが高く甲子園でも上位を狙える実力を備えています。

大阪桐蔭に変わり、夏の甲子園大阪勢の連覇を成し遂げることができるのか、履正社高校の活躍に期待しましょう。

兵庫代表 明石商業高校 偏差値43~46

兵庫代表 明石商業高校 偏差値43~46

甲子園大会のホームチームともいえる兵庫県代表は春の甲子園でも4強まで上り詰め、兵庫県大会決勝を僅差で勝ち抜き優勝を果たした明石商業高校です。

兵庫県は強豪校が多く春の甲子園で4強の明石商業も簡単には優勝できないことを覚悟していたでしょう。予想通り決勝戦は9回までリードを許す展開になり、土壇場まで追い詰められましたが、9回に神戸国際大学付属高校松本凌人の四球などでチャンスを作ると安打、スクイズで一気に逆転し勝利をつかみ取りました。

9回裏には明石商業高校の注目選手中森俊介が足をつり、満塁のピンチを招きましたが気持ちでねじ伏せ、2年生ながら並々ならぬ精神力の強さを見せました。

また明石商業高校の注目選手には、中森選手に加え来田涼斗も見逃せません。1年生から明石商業を引っ張るリードオフマンは春の甲子園でも存在感を見せ、日本代表委候補にも選出されています。2年生が活躍する明石商業が春の4強から夏はどこまで駆け上がっていくのか非常に楽しみですね。

奈良代表 智弁学園高校 偏差値56~64

奈良代表 智弁学園高校 偏差値56~64

奈良県代表は奈良を圧倒的実力差で勝ち上がってきた智弁学園高校です。智弁学園高校は1965年創立の五條市にある私立高校です。

和歌山県の強豪智弁学園歌山高校と同系列の学校で、甲子園での智弁対決は高校野球ファンの中では有名な話ですね。そんな智弁学園は奈良県予選を準々決勝からの3試合で36点と破壊力のある打線が自慢のチームです。

奈良県予選を圧倒的な実力で勝ち進んできた智弁学園高校の注目選手ですが、奈良県予選で大会通算本塁打記録を更新した坂下翔馬内ではないでしょうか。またスーパー1年生前川右京の打撃にも注目ですね。前川選手の兄である津田学園の4番を務める前川夏輝との兄弟対決も甲子園で実現するかもしれませんね。

大会通算本塁打記録更新の坂下選手を中心に、奈良予選を圧倒的な打撃力で勝ち上がってきた智弁学園高校が甲子園の舞台でも大暴れすることに期待しましょう。

和歌山代表 智弁学園和歌山高校 偏差値53~74

和歌山代表 智弁学園和歌山高校 偏差値53~74

今年の和歌山県予選を制したには、まさに和歌山県敵なしの無敵軍団の智弁学園和歌山高校です。智弁学園和歌山高校は1978年創立の和歌山市にある私立高校です。

和歌山県予選ではこの超攻撃的打線を抑え込めるチームはなかったようです。打倒智辯和歌山で挑む和歌山県の猛者たちを圧倒的実力でねじ伏せ見事日本一への挑戦権を手にしました。

また智辯和歌山は昨夏の甲子園で甲子園通算最多勝記録を誇る高嶋仁監督が勇退されてから初の夏の甲子園となるのでその采配にも注目ですね。

智辯和歌山の注目選手は春は3番打者として中軸を担っていた黒川史陽ではないでしょうか。春の甲子園で3番者として躍動した黒川選手が今大会は1番のリードオフマンとして出場しています。黒川選手ほどの打者が先頭だと投手も怖いのではないでしょうか。また智辯和歌山の強力打線の4番を1年生で務める徳丸天晴にも注目ですね、粗削りながら力強い打撃には将来性を感じます。

もちろん注目選手二人だけでは語り切れない智辯和歌山の強力打線を甲子園の舞台で見られると思うと楽しみで仕方ないですね。高嶋監督の勇退後初の夏の甲子園で日本一の可能性も十分にあるチームではないでしょうか。智辯和歌山の躍進に期待しましょう。

中国

ここ最近甲子園で思うような成績が残せてないのが中国地方代表の高校ではないでしょうか。

広島県代表が健闘するも他の県の代表はいまいちよい成績が残せていません。今年は高校四天王の創志学園(岡山)の西純也対策として打撃の強化に力を入れたチームも多く、中国地方全体としてのレベルが上がってきたのではないでしょうか?

不振が続く中国地方代表ですが、西選手をきっかけに生まれ変わった強い中国地方を見せてほしいですね。

鳥取代表 米子東高校 偏差値66~69

鳥取代表 米子東高校 偏差値66~69

すさまじいシーソーゲームの末に鳥取城北高校を撃破し甲子園の切符を手にしたのは、米子東高校でした。米子東高校は1899年創立の米子市にある公立高校です。

春の甲子園にも出場した鳥取の強豪校は部員18名の少数精鋭のチームです。春の甲子園でも部員数最小と話題を集めていました。

春の大会は失策も多く守備面に課題を残す結果になっていましたが、今夏は全体的に強化され良い仕上がりではないでしょうか。

米子東高校は甲子園出場に加え進学校なので偏差値も高く、メンバーは野球だけでなく勉強もできる秀才揃いですね。また決勝戦では試合終了後歓喜の輪を作るのではなく真っ先に整列し、相手に敬意を払う姿はとても気持ち良いものでした。

そんな米子東高校の注目選手は山陰のおかわり君の異名を持つ福島悠高ではないでしょうか。185センチ95キロの巨漢はすさまじいインパクトではないでしょうか。その体系からパワーに目が行きがちですが変化球にも対応できる柔軟さも持っておりまさにスラッガーですね。

部員少数の進学校が甲子園で快進撃を見せてくれるのか楽しみですね。

島根代表 石見智翠館高校 偏差値37~56

島根代表 石見智翠館高校 偏差値37~56

島根県大会決勝は延長13回までもつれ込み、13表に2点勝ち越されながらその裏に3点をもぎ取りサヨナラで見事勝利した石見智翠館高校が甲子園行きを決めました。石見智翠館高校は1907年創立の江津市にある私立高校です。

見事な決勝戦の逆転劇は確実に彼らの財産になっているのではないでしょうか。甲子園では1球で会場が味方になったり敵になったりと気まぐれな場所ですが、決勝のあきらめない彼らの姿は甲子園でも観客を味方につけることができるはずです。

注目選手は主将の関山愛瑠斗と遊撃手の関山和の関山兄弟ではないでしょうか。兄は主将としチームをまとめ打率も素晴らしいものがありますが、一番の注目は兄弟の連携守備です。卓越したコンビネーションでチームのピンチを何度も救ってきました。

信頼し合える兄弟で挑む夢舞台の甲子園では、実力以上の力を発揮してくれるのではないでしょうか。

岡山代表 岡山学芸館高校 偏差値39~66

岡山代表 岡山学芸館高校 偏差値39~66

高校四天王の1人創志学園高校の西純也が君臨する岡山で、その創志学園を抑え見事頂点に立ったのは岡山学芸館高校でした。岡山学芸館は1960年創立の私立高校です。

岡山学芸館は昨夏決勝で敗れており、昨年の雪辱をはらす結果に選手達からも笑顔がありました。

開幕戦からいきなり9回に1点を追いかける窮地に陥りましたが、その経験が彼らを強くさせたのではないでしょうか。窮地に立たされてもあきらめずもぎ取った勝利はチームに勢いをつけ見事優勝まで駆け上がりました。

4年ぶり2回目の甲子園を決めた岡山学芸館の注目はエースの中川響ではないでしょうか。開幕戦サヨナラ打に決勝戦では胴上げ投手と本人も認める持ってる男なので、甲子園でも持ち前の強運が発揮されるのか楽しみですね。

就任1年目の佐藤貴博監督が率いる岡山学芸館高校は、2度目の甲子園でどのような活躍を見せるのか楽しみですね。

広島代表 広島商業高校 偏差値49

広島代表 広島商業高校 偏差値49

名門広陵高校を圧倒して決勝戦でも力の差を見せつけ、広島の頂点に立ったのは県立広島商業高校でした。県立広島商業高校は1899年創立の広島市見ある公立高校です。

広島商業は過去に7回も甲子園を制している名門でしたが、近年では県内の強豪私立に競り負けなかなか甲子園までたどり着けていませんでした。しかし今年は機動力と堅守に加え強打とまさに隙のないチームに仕上がっており、その実力を見せつけ広島を制しました。

注目は今大会大当たりの9番打者西森颯大ではないでしょうか。ラッキーボーイのような活躍で、その影響下1,2番打者の天井一輝・北田勇翔も打率5割を超えており西森選手がチームの起爆剤となることは間違いないでしょう。

15年ぶりに夏の甲子園舞台に舞い戻った伝統校は持ち前の機動力と堅守を武器にどこまで上り詰めることができるのでしょうか。今大会が古豪復活の大会となるのか期待しましょう。

山口代表 宇部鴻城高校 偏差値38~50

山口代表 宇部鴻城高校 偏差値38~50

山口県大会決勝を6点差の大勝で勝ち抜き甲子園出場を決めたのは宇部鴻城高校でした。宇部鴻城高校は1956年創立の私立高校です。

宇部鴻城高校は3年連続の準優勝で、ついにその悔しさをはらすことができたのではないでしょうか。

夏の甲子園前回出場時には山口県勢の初戦敗退記録にストップをかけた高校でもあり、今回の夏の甲子園でも上位進出に期待している山口県民は多いのではないでしょうか。

注目はチームとしての爆発力ではないでしょうか。決勝戦でも見せた1イニングに大量得を奪う様はチームとしてのまとまりと一体感を感じます。

4度目の予選決勝でついにつかんだ甲子園の舞台でも彼らの爆発力は発揮されるのでしょうか。宇部鴻城の快進撃に期待しましょう。

四国地方

四国地方は松井秀喜に対して全打席敬遠を行った明徳義塾や現楽天イーグルスの安楽智大を擁し甲子園で躍進を見せた済美高校やかつてやまびこ打線で一世を風靡した池田高校など強豪が多い地方ではないでしょうか。

しかし近年では甲子園上位に食い込む強豪校は何校か出てきているものの、甲子園の舞台での優勝はしばらく遠のいています。

そんな四国地方の代表ですが、伝統校が多いだけに実力は確かな高校も多いので、今年の甲子園では優勝を目指して突き進んでいってほしいですね。

徳島代表 鳴門高校 偏差値49

徳島代表 鳴門高校 偏差値49

徳島県大会決勝を7点差で勝利し見事2年連続の甲子園を決めたのは徳島の名門鳴門高校でした。鳴門高校は1908年創立の鳴門市にある公立高校です。

昨夏の覇者の鳴門高校は今大会はノーシードでに出場でした。しかし今春の徳島大会王者の徳島北高校をはじめ、鳴門高校を上回る甲子園出場回数を誇る徳島商業高校や春の甲子園に21世紀枠として出場のした富岡西高校などシード校に次々と勝利し、名門校の底力を見せつけました。

注目は5試合すべて完投の鳴門高校不動のエース西野知輝ではないでしょうか。5試合すべて完投という無尽蔵のスタミナにクオリティーの高い変化球は相手チームに凡打の山を築きます。

2年連続出場で今年は全国で最も遅く甲子園行きの切符を手にした名門鳴門の甲子園での活躍に期待したいですね。

香川代表  高松商業高校 偏差値55~61

香川代表  高松商業高校 偏差値55~61

香川大会決勝戦で、白熱した投手戦を制し甲子園出場を決めたのは高松商業高校でした。高松商業高校は1900年創立の公立高校です。

高松商業は過去に4回の甲子園優勝経験がある伝統のある高校です。今年の高松商業は粘り強さと堅守が武器ではないでしょうか。

決勝戦でも英明を1点に抑えこみ随所で光る守備を見せてくれました。打撃全盛の高校野球で守り勝つ野球を掲げているのは素晴らしいですね

注目選手はエースの香川卓摩ではないでしょうか。回転数の高いストレートにチェンジアップやスクリューといった変化球もあり牽制技術も高いですね。香川県大会決勝戦でも1失点の好投を見せていました。また気持ちも強くまさにエースの器を感じますね。

選抜に続き二季連続の甲子園の舞台となりますが、守り勝つ高松商業で夏の甲子園ではどこまで上り詰めることができるのでしょうか期待したいですね。

愛媛代表 宇和島東高校 偏差値50~57

愛媛代表 宇和島東高校 偏差値50~57

愛媛県大会決勝で春の甲子園出場校の松山聖稜高校を下し見事9年ぶりの甲子園出場を決めたのは宇和島東高校でした。宇和島東高校は1896年創立の公立高校です。

全4試合二桁得点などはなく粘り強く1試合1試合を勝ち進んできた高校で、どんな場面でも丁寧な試合運びをしてきました。過去には春の甲子園を初出場で初優勝を飾るなど快挙も成し遂げています。

注目は決勝でも見せた何度でも追いつく粘り強さではないでしょうか。実力が上の相手にも食らいついていく粘り強さは甲子園でも大物食いをする可能性がありますね。

かつては春の甲子園を制した宇和島東高校が甲子園で活躍する姿を楽しみにしましょう。

高知代表 明徳義塾高校 偏差値43~50

高知代表 明徳義塾高校 偏差値43~50

高知県予選は第一シードの明徳義塾高校が大会通じて安定の強さで勝ち進み見事甲子園の出場権を獲得しました。明徳義塾高校は1976年創立の須崎市にある私立高校です。

明徳義塾高校は春季四国大会でも優勝しており高地県では圧巻の強さを見せました。決勝戦でも決勝まで無失点の怪物1年生森木大智から3点を奪うなど攻守にわたりレベルの高さがうかがえました。

注目選手は主砲の安田陸ではないでしょうか。二年生時から甲子園で快音を響かせており、3年生になった今年は主砲という役割を任されています。打撃面はもちろん1年生から正捕手の座に座り幾度とその強肩でチームを支えてきました。昨年から怪我で長期離脱していた安田選手でしたが、今大会は主砲として活躍し完全復活を果たしました。

今年の明徳義塾高校は怪我人が多く思うような結果を出せていませんでしたが、その分多くの選手が経験をつみチーム全体の選手層が厚くなり全体が刺激し合い多くの選手が成長できたのではないでしょうか。また甲子園通算50勝の馬淵監督の戦略も見どころです。

春季四国大会の覇者が甲子園でどこまで上り詰めることができるのか楽しみですね。

九州地方

九州地方といえば過去には鹿児島実業などが良く甲子園の上位にコマを進めていましたが、最近では九州勢の躍進はあまり見られません。

その理由は何なのでしょうか?一概には言えませんが甲子園で好成績を残した秀学館高校が代表的でしたが、九州の人は県外から野球留学してきた選手をあまり好みません。そのため優秀な選手が県外に出ていく中、県外から野球留学してくる選手が比較て少ない傾向にあります。

そのため質の高い有望選手を効率的に集めることができず、甲子園でもあまり良い結果につながらないのではないでしょうか。

そんな九州地方ですが、今年は筑陽高校をはじめ甲子園でも上位を目指せる高校が多くあります。昨夏は8校中6校が初戦敗退でしたが、今夏は九州勢の躍進に期待しましょう。

福岡代表 筑陽学園高校 偏差値46~69

福岡代表 筑陽学園高校 偏差値46~69

決勝戦で古豪の西日本短大附属高校に逆転勝利を収め見事優勝を果たしたのは、春の甲子園でも8強に食い込んだ筑陽学園高校でした。筑陽高校は1923年創立の太宰府市にある私立高校です。

筑陽高校は春の甲子園でも8強と実力はありながら春季九州大会では西日本短大附属高校が覇者になるなど福岡県内でも激戦が予想されていました。予想通り決勝戦は白熱した展開で筑陽高校が逆転勝利を収めましたが、西日本短大付属もレベルの高い野球を見せてくれました。

筑陽高校の注目選手は春から成長を遂げたエース西舘昂汰ではないでしょうか。春から一回り成長し筑陽高校が誇る3本の矢の中でも頭一つ抜けている存在になりましたね。ストレートの押しも強く、カット気味に変化するのでうち損する打者が多くなり打たせて取る投球はチームにも流れを作り出します。

また強打の主砲福岡大真は父が過去に樟南高校エースとし活躍し、甲子園でも準優勝を果たした福岡真一郎であり、父親の成し遂げられなかった日本一への挑戦となります。

春季九州王者を撃破し春夏連続の出場となった筑陽高校は春の8強を上回る成績を収めることができるのか楽しみですね。

佐賀代表 佐賀北高校 偏差値51~61

佐賀代表 佐賀北高校 偏差値51~61

今年の佐賀県予選を制したのは、2007年にがばい旋風を巻き起こし甲子園決勝で逆転満塁ホームランで優勝を決めた佐賀北高校です。

佐賀北高校は1963年創立の佐賀市にある公立高校です。

佐賀北高校はノーシードで始まった佐賀予選でしたが、シード校が次々と姿を消す大波乱の展開の中着実に歩みを進め見事甲子園出場を決めました。

下剋上で勝ち上がる姿はまさにがばい旋風を思い出しますね。

また久保監督も当時のがばい旋風を起こし甲子園優勝まで上り詰めたエースで再びがばい旋風が巻き起こるかもしれないと思うと要注目したいですね。

長崎代表 海星高校 偏差値44~61

長崎代表 海星高校 偏差値44~61

準決勝でタイブレークの末、強豪長崎日大を下し勝ち上がり決勝戦では鎮西学院高校を圧倒し甲子園の切符を手にしたのは、長崎海星高校でした。長崎海星高校は1892年創立の私立高校です。

長崎海星高校は、ノーシードからの勝ち上がりで初戦から実力のある波佐見高校と対戦し大勝するとその勢いに乗り優勝まで駆け上がっていきましたね。

注目選手は何と言っても準決勝の長崎日大戦で好投し10回を0点に抑えた江越永輝ではないでしょうか。2年生ながら145キロの力強い速球を投げ込んできます。また、江越選手は父方の親戚に現阪神タイガースの江越大賀選手がおり卓越した野球センスを持っているのではないでしょうか。

長崎県予選の激震でチームとしても1周りも2周りも成長し、粘り強く戦う長崎海星高校の甲子園での活躍に期待しましょう。

熊本代表 熊本工業高校 偏差値51~57

熊本代表 熊本工業高校 偏差値51~57

熊本県予選では、決勝戦で九州学院高校と熱戦を繰り広げ、9回にスクイズで勝ち越すと何とか逃げ切った古豪熊本工業高校が今年の夏の甲子園出場権を獲得しました。熊本工業は1898年創立の公立高校です。

過去には甲子園準優勝まで上り詰めている古豪で今年は21度目で6年ぶりとなる夏の甲子園になります。熊本大会準決勝ではプロ注目有明高校の浅田将汰から2点をもぎ取り、何とか勝利すると決勝でも1点を争う好ゲームをものにして優勝しました。

厳しい試合でも競り勝ってきた熊本工業高校の実力派確かなものがあるでしょう。また田島監督としても初めて挑む甲子園でどれだけの指揮ができるか楽しみですね。

注目選手は高校トップクラスの守備と俊足を生かした打撃ができる二塁手田中亮誠と1年夏から中軸を担ってきた内田雄大ではないでしょうか。二人とも打撃センス抜群で、田中選手はリードオフマンとして粘り強い打者で内田選手はチャンスに強く打球の強さも素晴らしいものがあります。二人ともプロ入りも視野に入れることができる素質で甲子園での活躍が期待できます。

ここ最近不振が続いた熊本工業ですが今年はしっかりとつかみ取った甲子園の舞台でかつての輝きを取り戻すことができるのでしょうか。期待して見守りましょう。

大分代表 藤蔭高校 偏差値42~49

大分代表 藤蔭高校 偏差値42~49

ノーシードから大分県予選を戦い、着実にに勝ち進みシード校も撃破すると決勝ではノーシード校同士の戦いに勝利し2年連続の甲子園出場を決めたのは藤蔭高校でした。藤蔭高校は1950年創立の私立高校です。

今大会では一回戦からしっかりと勝ちを重ねていく野球が光ました、どのチーム相手にも自分たちの野球を崩さずチーム一丸となり立ち向かう姿は素晴らしいものがありました。なぜそこまでの団結力があったのでしょうか。

それは一概には言えませんが、原秀登前監督が倒れチームが監督のためにと一致団結したからではないでしょうか。投手陣も4人の継投で平均失点を2点未満に抑えておりチーム内の連携は光るものがあります。

注目選手は主砲の塚本修平ではないでしょうか。今大家では、5試合で16打数9安打9打点の大暴れで強力打線を引っ張る活躍でした。

恩師に甲子園での1勝をと意気込む藤蔭ナインの団結力はすさまじい力になりそうですね。今夏は予選から大物食いが多く起きているので、藤蔭高校が全国の強豪に対してどんな戦いぶりを見せてくれるのか楽しみですね。

宮崎代表 富島高校 偏差値42~44

宮崎代表 富島高校 偏差値42~44

宮崎県予選全4試合で失点3と驚異的な守備力を見せた冨島高校が決勝の舞台でも小林西高校を完封し見事甲子園行きの切符を手に入れました。富島高校は1916年創立の日向市にある公立高校です。

2018年の春の甲子園にも出場した冨島高校ですが、その大会では奥川恭伸擁する星稜高校に11失点し大敗を喫しました。今大会ではその経験を糧にして非常に堅い守備を見せてくれました。富島ナインも甲子園の舞台で星稜高校にリベンジしたいという気持ちも強く両校が再び激突できるのか楽しみですね。

注目選手は俊足強肩でプロも注目する松浦佑星選手ではないでしょうか。俊足を生かした広い守備範囲と遠投100超えの強肩が輝選手です。また打撃面でもリードオフマンを務めホームランも打てるパワーもあります。投手の注目は今大会自責点0のエース黒木拓馬ではないでしょうか。準決勝からの2試合連続の完封劇は圧巻でした。甲子園でもこの二人が中心になっていくでしょう。

夏の甲子園は初出場の富島高校ですが、星稜高校とのリベンジマッチを果たすまで負けられないでしょう。悔しさをバネに甲子園の舞台に帰ってきた富島高校の活躍に期待しましょう。

鹿児島代表  神村学園高校 偏差値42~52

鹿児島代表  神村学園高校 偏差値42~52

鹿児島県を制し見事甲子園行きの切符を手にしたのは、田中姓がいると甲子園に行けるという伝説を持った上村学園でした。過去4度のうち初出場を除く3大会で田中姓の選手が在籍していました。また2017年に出場した際には2人の田中選手が在籍していましたが、今年は3人に増えた田中選手が在籍しており、田中姓伝説はまだまだ続きそうです。

そんな神村学園高校は創立1964年のいちき串木野市にある私立高校です。鹿児島県予選は第一シードで出場し、見事その力を見せつけ甲子園出場を決めました。

注目選手は神村学園の打撃を引っ張る森口修矢ではないでしょうか。決して大きくない身体から力強い打球を放ちます。守備でもチームを助けるプレーなどが見られ彼がチームに勢いをつけるのは間違いないでしょう。

第1シードの底力を見せ見事甲子園出場権を手にした神村学園高校が甲子園でどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみですね。

沖縄代表 沖縄尚学高校 偏差値48~67

沖縄代表 沖縄尚学高校 偏差値48~67

プロ注目の宮城大弥を擁し2年連続で夏の甲子園に出場している実力校の興南高校とのライバル対決を制し見事沖縄県大会優勝を果たしたのは沖縄尚学高校でした。

沖縄尚学高校は1957年に那覇市に設立された私立高校です。かつては春の甲子園を2度制している古豪で、プロ注目の興南の宮城大弥から8点を奪う攻撃力は圧巻です。

今年度の九州大会などには出場がなく、県外の相手にどれほど対抗できるかはわかりませんが、興南高校をはじめ、3回戦でも秋季大会の王者の沖縄水産高校を破っており、実力はかなり高いといえるでしょう。

沖縄尚学は1999年と2008年に開催された春の甲子園大会を制しており、沖縄県予選を通し成長した沖縄尚学が全国の強豪校にどこまで食らいつけるか楽しみですね。

2019夏の甲子園偏差値ランキング

2019年夏の甲子園大会に出場を決めた49代表の偏差値ランキングです。 一般的に偏差値ランキングというと最高偏差値を取り上げることが多いですが、今回は最低偏差値での偏差値ランキングになります。 ※最高偏差値をクリックすると最高偏差値順のランキングになります。
高校名最低偏差値最高偏差値国公
私立
都道府県
國學院久我山高校7171私立西東京代表
静岡高校7171公立静岡代表
立命館宇治高校6767私立京都代表
米子東高校6669公立鳥取代表
秋田中央高校6262公立秋田代表
東海大学付属相模高校5959私立神奈川代表
智弁学園高校5664私立奈良代表
星稜高校5567私立石川代表
高松商業高校5561公立香川代表
智弁学園和歌山高校5374私立和歌山代表
佐賀北高校5161公立佐賀代表
熊本工業高校5157公立熊本代表
宇和島東高校5057公立愛媛代表
習志野高校5056公立千葉代表
履正社高校4964私立大阪代表
広島商業高校4949公立広島代表
鳴門高校4949私立徳島代表
沖縄尚学高校4867私立沖縄代表
山梨学院高校4859私立山梨代表
筑陽学園高校4669私立福岡代表
花咲徳栄高校4663私立埼玉代表
高岡商業高校高校4646公立富山代表
前橋育英高校4465私立群馬代表
海星高校4461私立長崎代表
霞ケ浦高校4459私立茨城代表
鶴岡東高校4455私立山形代表
飯山高校4361公立長野代表
明徳義塾高校4350私立高知代表
明石商業高校4346公立兵庫代表
聖光学院高校4345私立福島代表
旭川大学高校4259私立北北海道代表
近江高校4258私立滋賀代表
敦賀気比高校4254私立福井代表
神村学園高校4252私立鹿児島代表
花巻東高校4249私立岩手代表
藤蔭高校4249私立大分代表
富島高校4244公立宮崎代表
誉高校4243私立愛知代表
津田学園高校4158私立三重代表
関東第一高校4157私立東東京代表
作新学院高校4071私立栃木代表
北照高校4041私立南北海道代表
日本文理高校4040私立新潟代表
岡山学芸館高校3966私立岡山代表
中京学院大学附属中京高校3957私立岐阜代表
仙台育英高校3858私立宮城代表
宇部鴻城高校3850私立山口代表
八戸学院光星高校3846私立青森代表
石見智翠館高校3756私立島根代表

2019夏の甲子園出場校・注目選手まとめ

いかがでしたでしょうか?今年の高校野球県予選は選抜優勝校の東邦高校の敗退を皮切りに数々の有力校の敗退が続きました。格上の高校相手に成し遂げる下剋上には見ている方も興奮しますね!また今夏は注目選手の登板回避などを巡って高校野球界全体に変革の兆しも見えましたね。

出場校や注目選手の紹介で今年の甲子園で戦う高校がどのような高校なのかは知ることができたのではないでしょうか。しかし、高校野球の頂点を決める戦いはまだ始まってすらいませんね!本サイトでは今後発表される2019年夏の甲子園大会の組み合わせの抽選結果や注目の試合などを随時紹介していくので、是非引き続きご観覧していってください。 【最新!!夏の甲子園2019年組み合わせ・試合結果速報・見どころ一覧はこちら】 【春の甲子園2019出場校偏差値ランキング・夏の予選注目校はこちら】

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