日本とアメリカのバスケットの違いとは?【大学&プロ編】

近年日本のバスケットボールは盛り上がりを見せ、ニュースでも取り上げられるなどバスケットボールが身近に感じることが多くなってきました。

そんな中注目を浴びるのが日本人選手のNBA挑戦ではないでしょうか!これまで日本人がNBA舞台で活躍することはなかったですが近年八村塁をはじめ多くの日本人選手がNBAへと挑戦しています。

今回はバスケットボールの盛んなアメリカの大学と日本の大学バスケではどのような違いがあるのかを中心に紹介していきます。本記事を読めば八村選手を筆頭にNBAに挑戦する日本人選手がどれほどすごいか理解できるはずです。

日本とアメリカの大学バスケの違い

まず注目したいのがアメリカと日本のバスケットボールのレベル差ではないでしょうか?なぜアメリカと日本ではこれほどのレベルの差があるのでしょうか?

大学に限らず高校でも外国人選手がいるだけでチームの戦力は大きく上がります。それは日本人とアメリカ人の体格の差も関係しているのではないでしょうか。

日本とアメリカの大学バスケの制度などの違いも見つつなぜ日本とアメリカで差が生まれるのか考えてみましょう。

少人数精鋭のアメリカとそうでない日本のバスケットボール

まず注目したいのが日本とアメリカではチームの育成方針が全く違うことです。日本では当たり前のようにある上下関係はアメリカにはなく仲間はもちろん監督までフランクに話すことができます。

またアメリカの大学バスケでは、そもそも入部基準が厳しく、公式戦でも毎年20人に絞られたメンバーから選手を起用しなければならないので、必然的に大勢から毎回メンバーを選ぶ日本よりは、入部するだけで試合に出場する機会が多くなります。

アメリカでは完全に監督の好みで選手を選ぶのではなく、チームの勝ちに貢献できるかで判断するので日本のように相手に気を使ってばかりではチームメイトの踏み台にしかなれません。かといって自己中心的なプレーをすればいいわけではありません。また日本よりも自分の実力を監督やコーチにアピールする選手が多く、激しいメンバー争いが繰り広げられます

バスケットボールにかかるお金の問題

日本では遠征費やユニフォームなどはすべて自己負担となっていますが、アメリカではコーチにバスケットボールの成績を認められると返済不要の奨学金などが貸し出されることもあります。

また留学生には、勉強面で一定の成績を残すことで費用免除などがあるためバスケットで成績を残すことができれば、日本の大学より格段に費用が安くなるかもしれません。

しかし逆に勉強ができないと試合に出場することができないというデメリットもあり、大学生には文武両道が求められるのがアメリカの大学です。

ちなみにアメリカの大学バスケはプロと同じくらい国民からの注目度も高く、全米王者を決める大会では2万の観客席が満席になるほど人気となっています。お金や環境がいいのはそれに見合った人気があるからですね。

日本人とアメリカ人の体格の違い

バスケットボールにおいて体格とは1つの才能で身体が大きいだけで武器になります。リングの高さが決められている分リングの近くでプレーすることができるのはその分有利になります。またアメリカ人は筋肉の付き方や肩幅も広いため日本人ではできないようなプレーができます。フィジカル面の強化は日本選手がアメリカだけでなく海外選手と戦うのに必須な分野といわれていますね。

さらに平均身長の差も大きく影響します。日本の大学バスケでも身長2メートルを超える選手はごく稀にいますが、八村選手が所属していたアメリカの大学バスケットリーグNCAAでは身長2メートルを超える選手が山のようにいます。

日本では身長が2メートルを超える選手は増量時に体脂肪がつき、動きの切れがあまり良くないことが多いですが、アメリカでは体脂肪率を低く維持したまま増量もするので動きの切れが良く俊敏な長身選手が多くなります。また同じポジションでの平均身長も全く違い、大きい選手が俊敏なプレーを求められるのがアメリカであり身長を含めたポテンシャルが求められます。

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大学バスケにおける意識の違い

バスケットをする2人

日本とアメリカのバスケットで一番の違いといえば意識の違いではないでしょうか?バスケットはメンタルが大きく関係するスポーツで、部活を通してメンタルの鍛えられるのがアメリカの部活ではないでしょうか。

日本の特性として、周りと同じがいいという風潮がありますがこれは個性を殺しています。メンタルが重要なスポーツで成長するには自分の考えを発信していく能力で、チーム内で意識の統一ができることです。

では日本とアメリカの違いはどういったところろいあるのか紹介していきます。

自由な発想を重視するアメリカ

アメリカではチームメイトに、こういったプレーがしたいからこう動いてくれといった声や、ここでシュートを打ちたいのでこの場面では自分にパスを出してほしいなど自分たちが考えて居ることを言い合えます。

前にも紹介しましたが、アメリカには上下関係が存在しません。年齢もコーチもプレイヤーも全く関係がなく自分の意見を発することができます。そのため自らで考えるということが多くなり、プレーの幅が広まります。

もちろんお互いの意見が食い違うときは喧嘩に発展したりすることもありますが、自分たちの意見をぶつけ合うことでチームメイトとの信頼関係が増しどんな状況でも自分たちで判断を下せるようになるのではないでしょうか。

固定概念のある日本

前のアメリカに比べ日本はどうでしょう。監督の指示に従わない選手は徐々に出場機会は減っていきますし、上下関係もあり先輩の話を無視して勝手なプレーなどできませんよね。

また自分の考えがあっても挑戦すると監督に怒られると思うと多くの選手が委縮してしまします。これでは選手としての成長があまりできないでしょう。いつの間にか日本人の中にしみついてしまっている常識が、日本のバスケットのレベルを下げてしまっている要因の1つかもしれませんね。

またこのように監督の言いなりなっていては自ら考えて行動する力がついてきません。最近の日本の大学バスケではまだ改善傾向あるかもしれませんが、無意識にしみついた監督が絶対や先輩には逆らえないといった意識が日本選手のプレーの幅を狭めてしまっているでしょう。

日本のプロとNBAの違い

黒人のバスケット選手

大学でバスケットボールをする選手の夢といってもいいプロ選手は日本とアメリカでは違いがあるのか?

ここではバスケットのレベルはもちろん年収やルールなど細かいところまで見ていきます。またアメリカンドリームという言葉があるように、アメリカではスポーツ選手になることが一番手っ取り早く裕福に暮らせる生き方だと考えられています。一体アメリカのスポーツ選手の年収はどれほどのものなのかまずは年俸に焦点をあてて、日本のプロと比較しながら見ていきましょう。

プロバスケットボール選手の年収

日本のプロバスケット選手の最低年俸を知っていますか?B1と呼ばれる日本のトップのリーグで300万円です。もちろんトップリーグより下のチームはさらに低くくなっています。野球の1軍の最低年収が1500万なのでかなり低くなっています。

それに比べてアメリカのNBAではどうでしょう。NBAの最低年俸は582,180ドルで日本円で約6400万円になります。まさにバスケットボール選手になるだけで暮らしが豊かになるアメリカンドリームそのものですね。

この夢のあるアメリカのプロバスケットボール選手だからこそ必死に目指す人が多く、レベルも高くなっていくのかもしれませんね。

日本とアメリカのルールの違い

基本的に同じバスケットボールなのでルールに大きな違いはありませんが、試合時間やボールの大きさなどちょっとした違いは多くあります。

試合時間は日本のプロだと10分1ピリオドの4ピリオド制ですが、NBAでは12分1ピリオドになっています。時間が長い分多くの得点入り豪快なダンクシュートなどには観客も大盛り上がりになります。また1試合に犯せるファールの数もNBAは6個になり、日本のプロより1つ多くなっています。

ボールの大きさやリングの大きさも違いの1つで、NBAではボールも一回り小さくリングも大きいのでシュートが入りやすくなっています。またボールを持って3歩以上歩いてはいけないトラベリングという反則もNBAでは敵がいない場面で豪快なダンクをするときには見逃されますが、日本ではそう言ったところでも反則を取られてしまいます。試合中に豪快なダンクシュートがあまり見られないのはこの違いもあるのかもしれません。

レベルの違い

日本とアメリカのプロチームのレベルには大きく差があります。まず日本ですが、まだBリーグが設立されたばかりで年俸や待遇が十分といえないことも多く海外のビックプレイヤーが好んで日本でバスケットをすることを選ぶことはないでしょう。

一方NBAはどうでしょうか。世界中から高レベルの選手が集いスキルトレーナーなども充実しており、入団後も激しいメンバー争いに揉まれながら確実に実力がついていきます。その反面チームに貢献できなければ挑戦する人が多い分、日本のプロより容易に解雇されるかもしれませんがそのことがさらに選手のレベルを上げているの江はないでしょうか。

意識の違いもありますが様々な面で日本のプロは遠く及ばないでしょう。現に2016年に行われた日本代表とNCAA1部のジョージ・ワシントン大学が対戦した際には3連敗で惨敗でした。まだまだ日本のバスケットは発展途上ですが、bリーグの盛り上がりが日本全体のレベルアップに繋がっていくでしょう。

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日本とアメリカのバスケットボールの違いまとめ

日本とアメリカのバスケットボールの違いについてまとめてきましたがいかがでしたか?

バスケットボール選手の育成方法や環境に根本的な差が生まれてしまっている中、八村選手などが自らアメリカの大学に挑戦し結果を残すことで日本のバスケにも焦点が当たり今後のレベルアップや環境改善につながるのではないでしょうか?

現在も若い世代が積極的にアメリカの舞台へと挑戦しているので今後の日本のバスケットボールの繁栄を期待しましょう。

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