今年も夏の甲子園の季節がやってきました。今大会は春の王者東邦高校が予選で姿を消すなど予選から大波乱の大会となっています。まさに高校野球の醍醐味の下剋上がいかんなく発揮されている今大会は甲子園でも数々のドラマを繰り広げてくれるでしょう。
他にも地方大会の予選の様子などをまとめた記事も書いているので、甲子園にやってきたチームが地方予選ではどんな戦いをしてきたか、チームの特徴など各県ごとにまとめてあるので気になる方は参考にしてみてください。【2019夏の甲子園予選大会の様子・注目選手はこちら】
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2019夏の甲子園試合結果・戦評
2019年夏の甲子園を制したのは大阪府代表履正社高校でした。
プロ注目星稜高校奥川投手から値千金のホームランを放った履正社4番井上君は春の選抜大会での借りを返しましたね!!
【2019夏の甲子園予選大会の様子・注目選手はこちら】
【春の甲子園2019出場校偏差値ランキング・夏の予選注目校はこちら】
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2019夏の甲子園組み合わせ一覧
抽選で決まった組み合わせを各ブロックごとに紹介していきます。そのブロックの試合日程が一番早い試合を順番に並べてあります。
学校名の後のアルファベットは左から順に日刊・スポニチ・サンスポ・報知 の4社のスポーツ紙評価比較です。昨年の準優勝校の金足農業は全紙でB評価なのでこの評価がすべてとは言えません。
【2019夏の甲子園予選大会の様子・注目選手はこちら】
智弁学園・聖光学院ブロック
2019年夏の甲子園の記念すべき第一試合が行われるこのブロックでは智弁学園高校(奈良県)が有力校になります。スポーツ紙の評価でも他の高校より少し高く評価されており、一番の有力校といえるでしょう。
しかしながら夏の甲子園に13年連続で出場している福島の絶対王者聖光学院高校(福島県)やプロ注目の坂本二世と称される武岡龍世を擁し、県予選を圧倒的打撃力で勝ち進んできた八戸学院光星高校(青森県)など強豪揃いで混戦が予想されるブロックです。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
海星高校(長崎県) B B B B
聖光学院高校(福島県) B B B B
智弁学園高校(奈良県) B A A B
八戸学院光星高校(青森県) B A B B
誉高校(愛知県) B C C B
大会1日目 第1試合 八戸光星 VS 誉
大会1日目第1試合
八戸学院光星高校(青森県) VS 誉高校(愛知県)
県内の強豪を圧倒的打撃力でねじ伏せ勝ち上がってきた八戸光星と愛知の強豪中京大中京や愛工大名電や春の甲子園王者東邦を破った星城などジャイアントキルの連発で勝ち上がった誉高校の一戦となります。注目は八戸光星の坂本二世と称されるプロ大注目の武岡龍世から始まる強力打線を誉高校が抑え込み格上相手にどこまで食らいついていけるかです。県内同様甲子園でも再びジャイアントキルを起こせるか!
○八戸光星 400|102|020 : 9
●誉 000|000|000 : 0
※『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
八戸学院光星高校(青森県) B A B B
誉高校(愛知県) B C C B
開幕戦となるこの試合でまず流れをつかんだのは青森県代表の八戸学院光星でした。誉高校先発の杉本が2つの死球と四球で与え満塁とすると、6番下山が低めのストレートを強打し大会第一号となる満塁ホームランで4点を勝ち越しました。その裏誉高校も先頭打者が失策で出塁するもチャンスを生かせず試合序盤は八戸光星の流れでペースが進みます。
誉高校杉本は2回にも2死1,2塁のピンチを背負いますが八戸光星3番近藤を低めのストレートで空振り三振に抑え追加点は許しませんでした。緊張のせいかやや制球が落ち着かない中、無失点と踏ん張る杉本を援護したい打線ですが、ヒット性の当たりを坂本二世武岡の好守備に阻まれたりと、3回終わってノーヒットとなかなか八戸光星の後藤を攻略できません。
4回八戸光星は死球も絡み1点を追加します。一方の誉高校もようやくチーム初ヒットが生まれこの試合初めて得点圏にランナーを進めますが、あと一本が出ず4回終わって無得点で厳しい展開。
再び試合が動いたのは6回表誉高校背番号1番山口がマウンドに上がるも制球が定まらず死球を与えるとスリーベースヒットと犠牲フライで2失点と6回表終わって7点差とワンサイドゲームの展開。6回裏にはここまで誉打線を1安打無失点に抑えてきた後藤から、八戸光星の背番号1山田へとバトンが渡され、山田も素晴らしいピッチングで誉打線を無得点に抑え続けます。
7回にも誉高校エース山口は1死3塁のピンチを背負うもサードゴロ、三振と粘りのピッチングで無失点に切り抜けます。その裏反撃を狙う誉高校は2死から6番坂又がチーム2本目のヒットを放つと続く7番坂もヒットで続き2死1,3塁となり打席にはエース8番山口が入りエース同士の対決となりましたが、カウント1-2から内角にズバッと決まるストレートで見逃し三振を奪い誉高校待望の1点を許しません。
8回にさらに2点を追加した八戸光星対し誉高校は先発後藤とエース山田の継投の前に無得点が続きます。
9回表も誉高校エースの山口は2死1,2塁のピンチ背負いますが何とか無失点で切り抜け、9回裏の反撃に希望を託します。誉高校の9回裏の攻撃は四球からランナーを出し八戸光星が2016年に同じ愛知県代表のの東邦高校に9回裏に4点差を逆転された試合が頭をよぎりましたが、今回はエース山田がしっかりと抑え見事勝利をつかみ取りました。
八戸光星の二回戦は同じ強打の智弁学園(奈良県)との壮絶な打ち合いが予想されます。一方の敗れた誉高校は愛知県大会から続いた連続ジャイアントキルに甲子園でもダークホースとして期待する人もいましたが、初出場で悲願の1勝には手が届きませんでした。激戦区愛知県だけに再び甲子園に帰ってくることは簡単ではありませんが、悔しさをバネに再び甲子園へと戻ってきてほしいですね。
履正社・神村学園ブロック
昨年の甲子園春夏連覇の大阪桐蔭高校に変わり大阪代表として甲子園に出場する履正社高校がこのブロックの最有力校でしょう。スポーツ紙の評価もずば抜けて高く今大会全体を見ても実力は上位に食い込むものがあるでしょう。
履正社高校に対抗する高校としては、プロ注目投手前佑囲斗擁する津田学園高校(三重県)や神村学園高校(鹿児島県)などがありますが、履正社高校が頭一つぬけていますね。
履正社高校に一矢報いる高校は出てくるのか甲子園の醍醐味下剋上が見られるか楽しみなブロックです。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
佐賀北高校(佐賀県) C C B C
神村学園(鹿児島県) B B B B
高岡商業高校(富山県) B B B C
石見智翠館高校(島根県) C C B C
履正社高校(大阪府) A A A A
霞ケ浦高校(茨城県) B B B B
静岡高校(静岡県) C B B B
津田学園高校(三重県) B B B B
大会1日目 第2試合 佐賀北 VS 神村学園
大会1日目大会第2試合
佐賀北高校(佐賀県) VS 神村学園高校(鹿児島県)
九州勢同士となるこの戦いはどちらが勝つか全く予想できません。予選を第1シードとして戦い安定した強さを見せた神村学園と、ノーシードで初戦から強豪との試合を戦いその後もシード校を次々と撃破し勢いに取った佐賀北は予選の勝ち方は正反対ではないでしょうか。
両チーム持ち味を存分に出した素晴らしい試合になるでしょう。監督ががばい旋風を起こし佐賀北のエースとして甲子園優勝を達成しているだけに、再びがばい旋風を巻き起こすことができるのか期待したいですね。
●佐賀北 000|011|000 : 2
○神村学園 320|000|20× : 7
※『スポーツ紙評価』
佐賀北高校(佐賀県) C C B C
神村学園(鹿児島県) B B B B
まずチャンスを作ったのは佐賀北高校でした。1回表から先頭中村が7球粘り四球を得るとバントで得点圏にランナーを進め、続く3番古川がキャッチャーゴロで内野安打を狙いましたがきわどいタイミングでアウトになり、その間に2塁ランナーも隙をついて好走塁でホーム狙いましたが、これもまた際どいタイミングでアウトと神村学園の素晴らしい守備に阻まれました。
逆に1回の裏神村学園も反撃します。先頭森口がヒットで出塁すると2番田本のバントを2塁でアウトを取ろうとした佐賀北でしたがこれがフィルダースチョイスとなり無死1,2塁。続く3番古川のサードゴロを宮崎がエラーし神村学園が1点を先制します。その後も勢いは止まらず2回で5得点と佐賀北エース川崎を攻め立てます。
反撃を狙う佐賀北ですが得点圏にランナーを進めるもあと一本が出ずになかなか得点を奪えません。しかし5回に死球とヒットでチャンスを作ると犠牲フライで1点を返すことに成功し、4点差を残り4回の攻撃で追いかけます。
4点を追う佐賀北は6回にも2死から4番小野がヒットで出塁すると5番江藤がタイムリー2ベースでさらに1点を返し点差を3点に縮めます。6回裏には佐賀北エースの川崎の粘りのピッチングに答えるようにファインプレーも生まれ、神村学園の攻撃を三人で終わらせ徐々に佐賀北が流れをつかみつつあります。
粘りのピッチングを続けてきた川崎でしたが、7回裏に神村学園3番吉川にヒットを許すと味方の失策もからみ2失点と神村学園に試合を決定づける得点を許します。
逆転を狙う佐賀北でしたが神村学園エース田中を打ち崩すことはできませんでした。がばい旋風再びとはいきませんでしたが、ノーシードからつかんだ甲子園は当時を思い出させるものがありましたね。
大会1日目 第3試合 高岡商業 VS 石見智翠館
大会1日目大会第3試合
高岡商業高校(富山県) VS 石見智翠館高校(島根県)
3年連続20回目の出場となる高岡商業と4年ぶり10回目の出場となる石見智翠館との一戦です。高岡商業は昨年夏の甲子園経験者を多く揃え、戦力的にもややリードしているが、油断はできません。
対する石見智翠館はエース迫広が地方大会大量得点の高岡商業打線を抑えていくかが勝負のカギとなりそうです。
○高岡商業 120|000|100|2 : 6
●石見智翠館 000|001|012|0 : 4
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
高岡商業高校(富山県) B B B C
石見智翠館高校(島根県) C C B C
試合は初回から動き出します。高岡商業は初回1番森田が意表を突くセーフティーで出塁するとランナーを背負ったプレッシャーでか石見智翠館エース迫広が制球力を失い、3四球で難なく1点を奪います。その後1死満塁のチャンスでしたが、ここは高岡商業6番石黒を併殺に打ち取り最少失点で切り抜けました。
一方の高岡商業荒井は素晴らしい立ち上がりを見せ石見智翠館の攻撃を三人で終わらせ流れを引き寄せます。高岡商業は続く2回のも7番荒井自らがバットで出塁すると、初回内野安打の1番森田がレフトポール直撃の2ランホームランで2点を追加し3点差に突き放します。
反撃を狙いたい石見智翠館ですが高岡商業エース荒井の変幻自在の投球の前に3回終わって未だノーヒット。
石見智翠館は4回ノーヒットながら死球と四球で無死1,2塁のチャンスが訪れます。しかし高岡商業荒井が低めを丁寧に攻め併殺と三振で1回3四死球ながら無失点に切りぬけ石見智翠館のスコアボードに0を並べていきます。
序盤にコントロールに苦しんだ石見智翠館迫広でしたが3回以降落ち着きを取り戻しピンチを迎えながらも無失点の粘りの投球を見せます。エースが踏んばりがチームを鼓舞したのか、5回裏にチーム1本目ヒットが生まれ無死2塁のチャンスを作ります。しかしこのチャンスも生かせず1点が遠い展開。
石見智翠館は6回にもヒットと死球で2死満塁のチャンスを作ります。ここで今日二塁打を打った1年生関山和が念願の1点をつかむタイムりーヒットを放ち2点差に詰め寄ります。しかし直後の7回表高岡商業も2死から4番堀が四球から盗塁を決め5番藤井のタイムリーヒットで再び3点差と突き放します。
再び突き放された石見智水管でしたが、8回裏に2番河本3番田中の二人の連打で1点を返し、9回の反撃に望みを託します。
9回表突き放したい高岡商業は変わったばかりの石見智翠館名田を攻め1死1,2塁とチャンスを作るも併殺で追加点には至らず、石見智翠館最後の攻撃に変わります。
ここまで離されそうになりながら食らいついてきた石見智翠館最後の攻撃に甲子園独特の追い上げムードが流れ1アウトとられながら死球とヒットで1死満塁と1打同点あるいはサヨナラのチャンスがやってきます。ここで打席には関山兄弟の兄であり、チームの主将を務める関山愛瑠斗が入ります。初級のストレートを見事に打ち返し値千金の同点2点タイムリーヒットと最後の最後で追いつきます。ここで富山商業エースの荒井がマウンドを降ります
変わった堀が四球を与え1死満塁と1打サヨナラのに大チャンスでしたが堀が意地の投球で大ピンチをしのぎ今大会初の延長戦に突入します。
大ピンチをしのいだ高岡商業は10回表にヒットと死球ランナーを送りバントで進塁させ、2死2,3塁のチャンスで1番森田が打席に入ります。今日2安打の高岡商業主将森田が9回裏の石見智翠館主将関山に負けまいと、会心の2点タイムりー3塁打で再びチームに勝ちを引き寄せます。
石見智翠館も負けじと変わったばかりの高岡商業松代から先頭熊代がヒットを打ちエラーで無死2塁のチャンスを迎えます。しかしここで落ち着ていたのが高岡商業でキャッチャー天野がタイムを立て続けにとり、監督からも伝令としてエース荒井が送られ落ち着きを取り戻した松代がピンチを背負いながらも踏ん張り今大会初の延長戦に決着をつけました。
両校粘り強さを見せ、随所に好プレーが見られた試合でどちらが勝っても文句の言いようがない素晴らしい試合でした。石見智翠館は関山兄弟で挑む最初で最後の夏は初戦で敗退となりましたが、兄は主将として弟は期待の新星として十分に活躍でした。勝った高岡商業は第二試合の勝者神村学園と2回戦を戦います。
大会2日目 第1試合 履正社 VS 霞ケ浦
大会2日目大会第1試合
履正社高校(大阪府) VS 霞ケ浦高校(茨城県)
優勝候補の一角履正社と激戦区茨城県を制し二度目の甲子園で初勝利を狙う霞ケ浦との対戦になります。注目はプロ注目霞ケ浦鈴木が高校通算46本塁打の履正社主砲井上をはじめとする強力打線をどこまで抑え込むことができるかです。優勝候補履正社が力を見せるか、霞ケ浦が念願の甲子園1勝をあげるのか。
○履正社高校 223|011|011 : 11
●霞ケ浦高校 001|004|010 : 6
※『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
履正社高校(大阪府) A A A A
霞ケ浦高校(茨城県) B B B B
試合は思わぬ展開になります。プロ注目の霞ケ浦鈴木が履正社打線を粘りながら抑える展開を予想していましたが、1回表の先頭桃谷がいきなりホームランで先制すると、4番井上もホームランを放ち初回に2本の本塁打で履正社が先制する予想外の展開になります。
さらに2回表にもエラーとヒットで2点を追加されます。序盤から大量失点はさすがに予定外だったのかなかなか飯塚の投球が安定してきません。続く3回表には8番野上にも2ランホームランを許し、この回でプロ注目の霞ケ浦鈴木はマウンドを降りることになります。
霞ケ浦打線も反撃しますが、序盤の失点を取り返せないまま試合が進んでいきます。しかし。6回裏霞ケ浦の攻撃でチャンスが生まれます。ここまで1得点抑えられながらもこの回連打や四球を絡め一挙4得点を挙げ逆転ムードが漂いだします。
しかし9回表には履正社1番桃谷がこの日2試合目のホームランを放つなど、1試合5ホームランで序盤以降もコンスタンツに得点を重ねていった履正社に最後は力尽き試合終了でした。
激戦区茨城県を勝ち上がってだけに打撃での粘りは素晴らしいものがありました。しかしエースの大量失点が予定外でした。この試合のように初回にホームランを打たれた投手は今大会通じて大量得点を奪われる傾向がありますね!
勝った履正社はこれまたプロ注目投手で1回戦を1失点で完投勝利した前擁する津田学園(三重)と対戦します。
大会2日目 第2試合 津田学園 VS 静岡
大会2日目大会第2試合
津田学園高校(三重県) VS 静岡高校(静岡県)
東海地方同士の対決となるこの試合はプロ注目津田学園前の投球に期待です。静岡高校は前をどのように攻略していくのか、同じ東海地方という事で他のチームよりお互いの戦略などを知っているチームだけに裏をかく野球がカギになってくるでしょう。
○津田学園 021|000|000 : 3
●静岡 000|000|010 : 1
※『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
静岡高校(静岡県) C B B B
津田学園高校(三重県) B B B B
試合が動いたのは2回津田学園の攻撃でした。簡単に2アウトをとられたものの7番阿萬田が死球で出塁すると続く8番小林がポテンヒットで2死1,3塁のチャンスを作ると、好投を続ける9番前が2ベースヒットで2点を勝ち越します。続く3回にも連打で1点を追加しなおも2死満塁のチャンスでしたが、ここは静岡高校松下が何とかしのぎます。
反撃したい静岡高校ですが、好投手前の前になかなか得点ができません。しかし静岡高校2番手ピッチャ松本も高リリーフで津田学園に追加点を許さず、お互いホームベースが遠い展開に。
7回終わって未だ無得点の静岡高校ですが、8番松本が前に対して12球粘るなど執念を見せており残り2回の攻撃にかけます。
対する津田学園は8回表にヒットと犠打で2死2塁のチャンスを作り今日タイムリーの前に打席が回ります。しかしここは静岡高校松本が三振を奪い追加点を許しません。
松本の好投に答えたい静岡高校は8回裏2番神谷がヒットで出塁すると、チームとして今日3つ目の盗塁で進塁すると4番小岩が意地のタイムリーでついに前から1点をもぎ取ります。
静岡高校松本は9回表も無失点に抑え、6回投げて無失点の好投で9回裏の攻撃に望みをかけましたが、津田学園前を打ち崩すことができず試合終了。
積極的に足を使い機動力を見せた静岡高校でしたが、チャンスの場面であと1本が出ず好投手前を攻略できませんでした。高リリーフの松本は2年生ということもあり、来年悔しさをバネに甲子園へと戻ってきてほしい選手ですね。勝った津田学園は、優勝候補の一角で1回戦ホームラン5本の強打履正社とベスト16をかけて2回戦を戦います。
星稜・智辯和歌山・明徳義塾ブロック
今大会一番の激戦区といっても過言ではないくらい過酷なこのブロックの有力校は高校四天王の奥川恭伸擁する星稜高校(石川県)と名称高嶋監督が勇退ご初の夏の甲子園となる智辯和歌山高校(和歌山県)です。
この二校が有力とはいえ、春季四国大会王者の明徳義塾高校(高知県)や37年ぶりの甲子園で躍進を狙う立命館宇治高校(京都府)なども十分な実力があり、どの高校が勝ち上がってもおかしくないです。
大会屈指の激戦区の戦いに注目したいですね。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
星稜高校(石川県) A A A A
旭川大学高校(北北海道) B C C B
秋田中央高校(秋田) C C B C
立命館宇治高校(京都府) B B B B
米子東(鳥取県) C C B C
智辯和歌山高校(和歌山県) B A B A
明徳義塾高校(高知県) B A B B
藤蔭高校(大分県) C C B C
大会2日目 第3試合 星稜 VS 旭川大
大会2日目大会第3試合
星稜高校(静岡県) VS 旭川大学高校(静岡県)
高校NO,1投手の呼び声も高い奥川擁する星稜と夏の甲子園1番乗りを決めた旭川大との1戦になります。旭川大の奥川対策が功を奏すのか、いずれにせよ旭川大は前評判を見ても劣勢なので様々な戦略で奥川攻略を狙うでしょう。
優勝候補の一角の星稜に旭川大が一矢報いることができるのか楽しみです。
○星稜 010|000|000 : 1
●旭川大 000|000|000 : 0
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
星稜高校(石川県) A A A A
旭川大学高校(北北海道) B C C B
初回の旭川大の攻撃で奥川の剛腕が披露されます。旭川大先頭の佐藤を空振り三振に取ると続く2番の強打者持丸と3番菅原を見逃し三振と空振り三振に打ち取り初回を圧巻の3者連続三振で終わらせます。
試合が動いたのは2回星稜の攻撃。5番に座るエース奥川が四球で出塁すると続く6番岡田が2ベースヒットで1死2,3塁のチャンスを作ると7番大高が連打で1点を先制します。その後も星稜のチャンスは続きますが、ここは旭川大能登がエースの維持を見せ1失点に抑えます。
その後試合は硬直状態に、星稜の強力打線相手に旭川大能登が奮闘します。3回表には星稜9番山本、1番東海林、2番有松と3者連続三振に抑えるなど星稜奥川に引きをとらない好投を見せます。
両投手ピンチを背負いながらも無失点で切り抜け試合は白熱の投手戦になります。星稜奥川は評判通りの素晴らしいピッチングで8回裏まで旭川大のスコアボードに0を刻んでいきます。対する旭川大能登は2回の以降ヒットは許すものの、味方の好守備にも助けられ強力星稜打線を9回を1失点に抑える好投で最後の攻撃に望みを託します。
しかし90球に満たない球数で9回を迎えた奥川のパワーは衰え知らずで旭川大打線に反撃の余地を与えることなく試合を終了させました。
敗れた旭川大のエース能登は好投だけに悔しさが残ったのではないでしょうか。しかしこの試合で随所に見せた外角低めに決まるチェンジアップの質は素晴らしく、奥川に負けていない投球でした。優勝候補の星稜も冷や汗をかく展開だったのではないでしょうか。手に汗握る接戦をものにした星稜は2回戦へ進みます。
大会2日目 第4試合 秋田中央 VS 立命館宇治
大会2日目第4試合
秋田中央高校(秋田県) VS 立命館宇治高校(京都府)
45年ぶりに甲子園の舞台に帰ってきた秋田中央高校と、37年ぶりの甲子園となる立命館宇治のブランクが非常に長かった高校同士の対戦になります。両校予選決勝をサヨナラ勝ちで決着しており、粘り強い試合が見られるのではないでしょうか。秋田中央は昨年に続き秋田県勢の快進撃を起こせるのか。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
秋田中央 000|000|000
立命館宇治 000|000|10×
秋田中央高校(秋田) C C B C
立命館宇治高校(京都府) B B B B
両校の対戦はしまった守備で堅い展開をみせます。立命館宇治エース高木が初回三者凡退の抑えると、秋田中央エース松平も四球を与えるも危なげなく立命館宇治の攻撃を終わらせます。
その後両校無得点で試合は進んでいきます。両エースの奮闘で。お互いランナーを背負いながらも無失点に切り抜け、1点が遠く重い試合展開になっていきます。
4回裏の立命館宇治は2つの死球とヒットで満塁のチャンスを作りますがここも松平が落ち着いて抑え両校無得点が続きます。5回には両校2塁までランナーを進めますが得点には結びつかず、どちらが先に突破口を開くことができるのか。
7回までヒット1本に抑えられていた秋田中央ですが、この回この日最大のチャンスが訪れます。先頭の3番河野が四球で出塁すると、続く4番斎藤がセーフティーバントで無死1,2塁にその後四球も絡み無死満塁。誰もが秋田中央の先制だと思いましたが、ここで立命館宇治高木が意地の投球で無失点に抑え無秋田中央死満塁の絶好のチャンスを生かしきれません。
絶体絶命のピンチをしのいだ立命館宇治はその裏先頭1番宮下がヒットで出塁し犠打で1死2塁のチャンスで3番上田が打った打球にセカンド佐々木が痛恨のトンネルで今まで重かった1点を簡単にもぎ取ります。なお2死1塁でしたが、上田が2盗、3盗と決め2死3塁のチャンスを作りますが、ここは秋田中央エース松平が踏ん張り最少失点で切り抜けます。
その後両校チャンスを作るも得点が入ることなく試合終了となりました。敗れた秋田中央は幾度となく訪れた得点機に1点でも奪うことができれば勝負もわからなかったでしょう。一方勝った立命館宇治は優勝候補の一角で今大会要注目の奥川擁する星稜とベスト16をかけて戦います。
仙台育英・花巻東ブロック
このブロックの有力校は全国が大きく揺れた岩手県大会決勝の勝者花巻東高校です。150キロを超える直球を持つエース西舘勇陽は簡単には打ち崩せないでしょう。
対抗として、花巻東高校と同じ東北地方の仙台育英高校(宮城)や4年連続の出場の前橋育英高校(群馬県)など実力的に劣らない高校も多く、接戦が多く演じられるブロックではないでしょうか?
スポーツ紙の評価も全チームにチャンスがある分布になっており見ごたえのある試合が多くなりそうなブロックです。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
前橋育英高校(群馬県) B B B B
国学院久我山高校(西東京) B B B B
敦賀気比高校(福井県) B B B B
富島高校(宮崎県) B C C B
花巻東高校(岩手県) B A B B
鳴門高校(徳島県) C B B B
飯山高校(長野県) C C C C
仙台育英高校(宮城) B B B A
大会4日目 第1試合 鳴門 VS 花巻東
大会4日目第1試合
花巻東高校(岩手県) VS 鳴門高校(徳島県)
○鳴門 301|030|021 : 10
●花巻東 000|020|011 : 4
大会4日目 第2試合 飯山 VS 仙台育英
大会4日目第2試合
宮城の強豪仙台育英高校(宮城県)と初出場で初勝利を狙う飯山高校(長野県)の1戦になります。細かい継投と強打で勝ち上がってきた強豪校に長野県を快進撃で勝ち上がった飯山高校がどこまで食らいついていけるのかが見どころの試合となります。
飯山高校(長野県) VS 仙台育英高校(宮城県)
●飯山 001|0 0 0|000 : 1
○仙台育英 004|3 10 0|12× : 20
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
飯山高校(長野県) C C C C
仙台育英高校(宮城) B B B A
まず試合が試合が動いたのは3回戦力的に劣勢と評価されていた飯山が先頭7番松村が四球で塁に出ると犠打で進塁させると1番大川がセンターへのタイムリーヒットを放ち飯山が甲子園初得点となる先制点をもぎ取ります。
しかしその得点が強豪仙台育英にスイッチを入れたのか、3回裏から猛攻が始まります。1番中里が無死で塁に出ると死球やえらーを絡めて2アウト1,3塁のチャンスを作ると5番千葉が鮮やかな逆転タイムリー2ベースヒットで逆転すると、続く6番大栄7番笹倉が連続長打を放ち一気に3点差をつけます。
嫌な流れを断ち切り何とか粘りたい飯山でしたが、勢いに乗った強打仙台育英を止めることができず4回にも4失点します。さらに圧巻だったのが5回裏の仙台育英の攻撃。打者1巡の猛攻で1回で10点を奪い試合を決定づけました。
その後も小刻みに追加点を挙げる仙台育英と対象的になかなか得点が奪えない飯山は長野県で見せた快進撃が嘘のように抑え込まれました。最終スコアは1対20と大敗で悲願の甲子園初勝利には届きませんでした。
予想以上の点差でしたが、甲子園という舞台で戦い抜いた飯山高校野球部に拍手を送りたいですね。勝った仙台育英高校は鳴門高校とベスト16をかけて戦います。
習志野・山梨学院ブロック
このブロックの有力校は間違いなく春の甲子園準優勝習志野高校(千葉県)です。エース飯塚脩人は球速を150キロ台に乗せる成長を見せ、チームとしても千葉県予選の木更津総合高校戦を乗り越えたことで非常にまとまりが出てきています。優勝も狙えるチームではないでしょうか。
対抗としては、山梨のデスパイネと称される野村健太擁する山梨学院高校や東東京代表の関東第一高校があげられますが、習志野高校が実力的にはリードしているのではないでしょうか。
春準優勝の習志野高校に他の高校がどこまで食らいついていけるか楽しみなブロックです。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
習志野高校(千葉県) A A A A
沖縄尚学高校(沖縄県) B B B B
高松商業高校(香川県) B B B B
鶴岡東高校(山形県) C B B B
日本文理高校(新潟県) C B B B
関東第一高校(東東京) B B B B
熊本工業高校(熊本県) B B B B
山梨学院高校(山梨県) B B B B
大会4日目 第3試合 習志野 VS 沖縄尚学
大会4日目第3試合
春の甲子園準優勝校で戦国千葉と呼ばれた大波乱の千葉県予選を勝ち抜いた優勝候補の習志野高校と沖縄県予選でプロ大注目の興南高校宮城大弥を打ち崩し甲子園にやってきた沖縄尚学高校との1戦になります。両校実力のあるチーム同士の戦いになるので、素晴らしい試合を期待しましょう。
習志野高校(千葉県) VS 沖縄尚学高校(沖縄県)
○習志野 010|110|001|1 : 5
●沖縄尚学 000|301|000|0 : 4
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
習志野高校(千葉県) A A A A
沖縄尚学高校(沖縄県) B B B B
試合が動いたのは2回表でした。初回にも決定機を作るも無得点に終わった習志野でしたが2回に先頭5番高橋が四球で出塁すると犠打と進塁打で2死3塁のチャンスを作ります。ここで打席に入った8番山内が自らタイムリーヒットを放ち早々に1点を先制します。
このヒットでリズムに乗った山内は3回裏を3者連続三振と沖縄尚学打線を手玉に取っていきます。すると4回表に1死3塁のチャンスを作ると、習志野高校のの機動力を生かしたスクイズで追加点をあげます。なお2死1,3塁のチャンスでしたがここは変わった沖縄尚学
仲村が無失点で切り抜けます。
4回裏も沖縄尚学先頭の2番島袋を三振に取り、このまま山内の三振ショーが始まるかと思われた試合でしたが興南宮城を打ち崩した打線が黙っていませんでした。簡単に1アウトを取られた沖縄尚学でしたが、続く3番水谷が2ベースヒットを放つと4番與谷も内野安打で1死1,3塁とすると、5番崔が2点タイムリー3ベースと中軸の3連打で一気に同点にします。その後も1死3塁の場面で今度は沖縄尚学6番奥原がスクイズを決め3回まで抑え込まれていた山内から3得点で逆転します。
逆転された習志野高校もすぐに反撃します。逆転直後の5回、先頭1番角田が10球粘り四球を選び出塁すると犠打で進塁させ、3番根本が簡単にヒットを放つと角田が快速を飛ばし一気にホームに突っ込みます。際どいクロスプレーになりましたが、ここは角田の快速に軍配が上がりすぐさま追いつきます。
6回1アウトから習志野高校はエース飯塚をマウンドに上げますが、死球とヒットで1死満塁のピンチを迎えます。沖縄尚学は6番奥原が打席に入り、どのような攻めを選択するか気になりましたが、まさかの満塁でスクイズの選択を。ダブルプレーの危険がある中、しっかりとチーム2本目スクイズ決め再び勝ち越しに成功します。
7回にも習志野飯塚は四球とヒットで2死1,2塁のピンチを迎えますが、伝令で落ち着きを取り戻し、3番水谷をセカンドゴロに打ち取りしのぎきり残り2回の攻撃に望みをかけます。
習志野最終回1死まで追い詰められますが、ここから春準優勝校で千葉県大会でも準決勝で激戦を戦ってきた経験が生き驚異の粘りを見せます。1アウトの後、先発した8番山内がヒットで出塁すると習志野らしさ前回の土壇場での盗塁を決め、続く9番飯塚もエラーで出塁すると、今日よく球を見て触れていた角田が値千金の同点タイムりーヒットを放ちます。その後も勝ち越しのチャンスでしたが、根本は打ち取られ9回裏に続きます。
立ち上がりこそ落ち着かなかった習志野エース飯塚でしたが、8回を3者連続三振に抑えると、劇的な同点劇でさらに波に乗り9回も3者連続三振に抑え圧巻の6社連続三振を奪い、試合は延長戦へ突入します。
習志野は延長に入ってすぐに、エース飯塚が作った流れをものにします。先頭4番桜井がヒットを放つと犠打進塁させると6番和田が決勝点となるタイムリー2ベースで5回ぶりに勝ち越すと、飯塚もそれにこたえるように沖縄尚学打線を3人でぴしゃりと締めて試合終了。
優勝候補習志野に食らいついた沖縄尚学はあと2アウトまで追い詰めましたが、最後は春準優勝校の意地に押し負けました。しかし両校本当に素晴らしい試合で、どちらが勝ってもおかしくない展開でした。リリーフで勝ち越されながらも流れを引き寄せる投球をした飯塚選手には圧巻でした。勝った習志野は2回戦へと進出します。
大会4日目 第4試合 鶴岡東高校 VS 高松商業高校
大会4日目第4試合
鶴岡東高校(山形県) VS 高松商業高校(香川県)
東北大会をはじめ予選も強打で打ち勝ってきた鶴岡東高校と今年で20回目の甲子園出場となり過去には2度夏の甲子園制している伝統校高松商業との1戦になります。
鶴岡東高校は予選でも見せた強打の打線を爆発させることができるのか!はたまた伝統校の維持で東北の暴れん坊軍団をねじ伏せるのか楽しみな試合ですね!
○鶴岡東 000|030|012:6
●高松商 011|000|002:4
試合が動いたのは2回強打の鶴岡東打線を手玉に取っていく高松商業香川にこたえるように打線が活発になります。高松商業2回裏先頭の安部がヒットを放つと、犠打と安打で2死2,3塁のチャンスを作ると、9番石丸がレフトへ先制タイムリーで1点を追加します
高松商業は続く3回にも1点を追加しリードを広げます。一方の鶴岡東打線は4回終わって1安打と高松商業エース香川の前に沈黙が続きます。
4回まで沈黙だった鶴岡東打線でしたが、8番宝田のヒットを皮切りに打線が勢いづいてきます。犠打で1死2塁のチャンスを作ると、1番河野がタイムりー2ベースでまずは1点を返します。その後も死球などが絡み2死満塁のチャンスで5番丸山が3塁ベース直撃の逆転2点タイムリーヒットを放ち逆転します。なお2死1,3塁のチャンスでしたが、意表を突くホームスチールを狙ったところ失敗に終わります。
対する高松商業は6回2死2,3塁から四球で2死満塁のチャンスを迎え、打席には主将の1番飛倉。主将として意地でもこおチャンスにこたえたい飛倉でしたが、早めに追い込まれ外角のボール気味のストレートに痛恨の空振りで同点のチャンスをものにできません。
筑陽・広島商業ブロック
先ほどまで紹介したブロックと違いここからは2勝するとベスト8になる少しだけ有利なブロックになります。
このブロックの有力校は春の甲子園でベスト8まで上り詰めた筑陽高校(福岡県)です。春は三本の矢と呼ばれる三投手の継投をメインに試合を進めていましたが、西舘昂汰が大きく成長しエースとして試合を組み立てるようになりました。
対抗としては、1回戦筑陽高校と対戦する夏の甲子園9年連続出場の作新学院(栃木県)や15年ぶりの出場となる伝統校広島商業高校がいますが、実力は筑陽学園が少しリードしています。
筑陽高校が前評判通り駒を進めるのか、他の高校が待ったをかけるのか楽しみなブロックです。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
岡山学芸館高校(岡山県) B C B C
広島商業高校(広島県) B B B B
筑陽学園高校(福岡県) A A A A
作新学院高校(栃木県) B B A B
東海大相模・近江ブロック
今大会の1回戦で最も熾烈な争いが巻き起こるのがこのブロックです。有力校は春季近畿大会王者の近江高校(滋賀県)と、春季関東大会の王者東海大相模高校(神奈川県)ですが、この二校が1回戦で激突します。
両校共に優勝してもおかしくない実力を持っており、どちらかが1回戦で姿を消してしまうのは少し寂しいですが、この二校の死闘を見届けましょう。
対抗には中京学院大学中京高校(岐阜県)がありますが、近江高校と東海大相模高校に比べると実力的なは劣ります。
近江高校は昨年サヨナラ2ランスクイズでベスト4を逃しているだけに初戦を勝利して昨年の雪辱をはらしたいところですが、東海大相模も激戦区神奈川県を制して甲子園に出場しているからには簡単には負けられないでしょう。二校が熱い戦いを繰り広げるこのブロックに大注目ですね。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
東海大相模(神奈川県) A A A A
近江高校(滋賀県) A A A A
中京学院大中京高校(岐阜県) B B B B
北照高校(南北海道) C C C C
明石商・花咲徳栄ブロック
このブロックの有力校は、春の甲子園でベスト4まで上り詰めた明石商業(兵庫県)です。2年生の切り込み隊長来田涼斗を中心に打線の爆発力と兵庫県大会決勝で9回まで粘りに逆転勝利へと結びつけるしぶとさを持ち合わせており、今大会の頂まで上り詰めてもおかしくないチームです。
対抗するのは、関東屈指の打撃力を誇る花咲徳栄高校(埼玉県)で共に2年生への注目が大きくなります。1回戦で対戦する両校に比べると、少し実力負けしていますが、夏の甲子園9年ぶりの登場となる宇和島東高校(愛媛)もダークホースになれるのか楽しみなブロックですね。
『スポーツ紙評価』
日刊・スポニチ・サンスポ・報知
花咲徳栄高校(埼玉県) A B B A
明石商業(兵庫県) A A A A
宇和島東高校(愛媛県) B C B C
宇部鴻城高校(山口県) C C B C
2019年夏の甲子園の大会日程
ここでは2019年夏の甲子園大会の開催日程を紹介していきます。今大会は選手の疲労を考えて準々決勝から1試合ごとに1日の休養日がとられる事になっています。
選手宣誓は、大会第一試合に登場する誉高校(愛知県)の主将林山侑樹が担当します。
【2019夏の甲子園予選大会の様子・注目選手はこちら】
8月6日(火曜日)【大会1日目】
9:00 開会式
10:30
八戸光星高校(青森県) VS 誉高校(愛知県)
○八戸光星 400|102|020 : 9
●誉 000|000|000 : 0
13:00
佐賀北高校(佐賀県) VS 神村学園高校(鹿児島県)
●佐賀北 000|011|000 : 2
○神村学園 320|000|20× : 7
15:30
高岡商業高校(富山県) VS 石見智翠館高校(島根県)
○高岡商業 120|000|100|2 : 6
●石見智翠館 000|001|012|0 : 4
8月7日(水曜日)【大会2日目】
8:00
履正社高校(大阪府) VS 霞ヶ浦高校(茨城県)
○履正社 223|011|011 : 11
●霞ケ浦 001|004|010 : 6
10:30
静岡高校(静岡県) VS 津田学園高校(三重県)
○津田学園 021|000|000 : 3
●静岡 000|000|010 : 1
13:00
星稜高校(石川県) VS 旭川大学高校(北北海道)
○星稜 010|000|000 : 1
●旭川大 000|000|000 : 0
15:30
秋田中央高校(秋田県) VS 立命館宇治高校(京都県)
●秋田中央 000|000|000 : 0
○立命館宇治 000|000|10× : 1
8月8日(木曜日)【大会3日目】
8:00
米子東高校(鳥取県) VS 智弁和歌山高校(和歌山県)
●米子東 000|001|000 : 1
○智辯和歌山 000|103|31× : 8
10:30
明徳義塾高校(高知県) VS 藤蔭高校(大分県)
○明徳義塾 000|204|000 : 6
●藤蔭 000|004|000 : 4
13:00
前橋育英高校(群馬県) VS 國學院久我山高校(西東京)
○國学院久我山 002|001|310 : 7
●前橋育英 110|021|000 : 5
15:30
敦賀気比高校(福井県) VS 富島高校(宮崎県)
○敦賀気比 000|121|010 : 5
●富島 000|100|000 : 1
8月9日(金曜日)【大会4日目】
8:00
花巻東高校(岩手県) VS 鳴門高校(徳島県)
○鳴門 301|030|021 : 10
●花巻東 000|020|011 : 4
10:30
飯山高校(長野県) VS 仙台育英高校(宮城県)
●飯山 001|0 0 0|000 : 1
○仙台育英 004|3 10 0|12× : 20
13:00
習志野高校(千葉県) VS 沖縄尚学高校(沖縄県)
○習志野 010|110|001|1 : 5
●沖縄尚学 000|301|000|0 : 4
15:30
高松商業高校(香川県) VS 鶴岡東高校(山形県)
○鶴岡東 000|030|012:6
●高松商 011|000|002:4
8月10日(土曜日)【大会5日目】
8:00
日本文理高校(新潟県) VS 関東第一高校(東東京)
●日本文理(新潟県) 101|300|100:6
○関東第一(東東京) 004|201|21×:10
10:30
熊本工業高校(熊本県) VS 山梨学院高校(山梨県)
●山梨学院(山梨県) 200|000|000|000: 2
○熊本工(熊本県) 000|200|000|001×:3
13:00
岡山学芸館高校(岡山県) VS 広島商業高校(広島県)
●広島商(広島県) 010|012|100:5
○岡山学芸館(岡山県) 100|001|13×:6
8月11日(日曜日)【大会6日目】
8:00
筑陽学園高校(福岡県) VS 作新学院高校(栃木県)
〇作新学院(栃木県) 101|001|000|2:5
●筑陽学園(福岡県) 001|000|002|0:3
10:30 ※要注目1回屈指の好カード
東海大相模高校(神奈川県) VS 近江高校(滋賀県)
〇東海大相模(神奈川県) 000|113|001:6
●近江(滋賀県) 000|000|010:1
13:00
中京学院大中京高校(岐阜県) VS 北照高校(南北海道)
●北照(南北海道) 000|001|011:3
〇中京学院中京(岐阜県) 000|000|40×:4
15:30
花咲徳栄高校(埼玉県) VS 明石商業高校(兵庫県)
●花咲徳栄(埼玉県) 000|101|100:3
〇明石商(兵庫県) 000|021|10×:4
8月12日(月曜日)【大会7日目】※第三試合から2回戦になります
8:00
宇和島東高校(愛媛県) VS 宇部鴻城高校(山口県)
〇宇部鴻城高等学校(山口県) 020|301|001:7
●宇和島東(愛媛県) 000|110|001:3
10:30
海星高校(長崎県) VS 聖光学院高校(福島県)
〇海星(長崎県) 000|101|001:3
●聖光学院(福島県) 000|000|101:2
13:00
智辯学園高校(奈良県) VS 八戸学院光星高校(青森県)
〇八戸学院光星(青森県) 103|003|012:10
●智弁学園(奈良県) 000|017|000:8
15:30
神村学園(鹿児島県) VS (高岡商or石見智翠館)
●神村学園(鹿児島県) 000|000|102:3
〇高岡商(富山県) 000|200|11×:4
8月13日(火曜日)【大会8日目】
大会8日目第1試合
津田学園(三重県) VS 履正社(大阪府)
●津田学園(三重県)000|011|010:3
〇履正社(大阪府) 015|001|00×:7
大会8日目第2試合
星稜(石川県) VS 立命館宇治(京都府)
〇星稜(石川県) 010|103|010:6
●立命館宇治(京都府) 000|003|000:3
大会8日目第3試合
智弁和歌山(和歌山県) VS 明徳義塾(高知県)
〇智弁和歌山(和歌山県) 000|000|700:7
●明徳義塾(高知県) 000|010|000:1
大会8日目第4試合
敦賀気比(福井県) VS 国学院久我山(西東京)
〇敦賀気比(福井県) 332|020|405:19
●国学院久我山(西東京) 200|000|001:3
8月14日(水曜日)【大会9日目】
大会9日目第1試合
仙台育英(宮城県) VS 鳴門(徳島県)
〇仙台育英(宮城県) 400|201|100:8
●鳴門(徳島県) 000|500|000:5
大会9日目第2試合
鶴岡東(山形県) VS 習志野(千葉県)
〇鶴岡東(山形県) 050|000|031:9
●習志野(千葉県) 000|200|120:5
大会9日目第3試合
熊本工(熊本県) VS 関東第一(東東京)
●熊本工(熊本県) 000|100|301:5
〇関東第一(東東京) 001|040|10×:6
8月15日(木曜日)【大会10日目】
雨天延期
8月16日(金曜日)【大会11日目】
大会11日目第1試合
作新学院(栃木県) VS 岡山学芸館(岡山県)
〇作新学院(栃木県) 113|122|080:18
●岡山学芸館(岡山県) 000|000|000:0
大会11日目第2試合
中京学院中京(岐阜県) VS 東海大相模(神奈川県)
〇中京学院中京(岐阜県) 010|000|701:9
●東海大相模(神奈川県) 001|002|100:4
大会11日目第3試合
宇部鴻城(山口県) VS 明石商(兵庫県)
●宇部鴻城(山口県) 200|000|000|0:2
〇明石商(兵庫県) 000|010|010|1×:3
大会11日目第4試合
海星(長崎県) VS 八戸学院光星(青森県)
●海星(長崎県) 300|003|000:6
〇八戸学院光星(青森県) 103|200|001×:7
8月17日(土曜日)【大会12日目】
大会12日目第1試合
高岡商(富山県) VS 履正社(大阪県)
●高岡商(富山県) 000|101|002:4
〇履正社(大阪県) 003|202|20×:9
大会12日目第2試合
智弁和歌山(和歌山県) VS 星稜(石川県)
●智弁和歌山(和歌山県) 000|001|000|000|00:1
〇星稜(石川県) 000|100|000|000|03×:4
大会12日目第3試合
敦賀気比(福井県) VS 仙台育英(宮城県)
●敦賀気比(福井県) 003|000|000:3
〇仙台育英(宮城県) 000|022|00×:4
準々決勝8月18日(日曜日)【大会13日目】
大会13日目第1試合
○明石商(兵庫) 330|000|010 : 7
●八戸学院光星(青森) 102|021|000 : 6
大会13日目第2試合
●作新学院(栃木) 300|000|000 : 3
○中京学院大中京(岐阜) 000|000|24× : 6
大会13日目第3試合
○星稜(石川) 053|000|144 : 17
●仙台育英(宮城) 000|100|000 : 1
大会13日目第4試合
○履正社(大阪) 300|000|000 : 3
●関東一(東東京) 110|023|00× : 7
準決勝8月20日(火曜日)【大会14日目】
大会14日目第1試合
履正社(大阪府) VS 明石商(兵庫県)
○履正社(大阪府) 400|010|002:7
●明石商(兵庫県) 100|000|000:1
大会14日目第2試合
中京学院中京(岐阜県) VS 星稜(石川県)
●中京学院中京(岐阜県) 000|000|000:0
○星稜(石川県) 114|000|30×:9
決勝戦8月22日(木曜日)【大会15日目】
○履正社(大阪府) 003|000|020:5
○星稜(石川県) 000|000|200:3
【2019夏の甲子園予選大会の様子・注目選手はこちら】
大学偏差値テラスの管理人です。受験生のみなさまのお力添えができるよう、たくさんの情報を掲載していきます!