大学サッカーの仕組みとは?リーグ分けと強豪の大学ランキング
体育会系の部活の中でも特にトップクラスの人気を誇るサッカー。
幼少期からずっとサッカーをやっていた方は大学に進学しても部活に入り、そのまま続ける方も少なくありません。
しかし、大学のサッカーは高校やその他クラブチームとはいくつか異なる魅力があります。
そこで、大学のサッカー部に入部を検討されている方のために、大学サッカーの仕組みやリーグ、最強の大学ランキングを紹介します。
大学受験におすすめ予備校
大学サッカーの魅力とは?

大学の運動系部活において野球が注目されがちですが、サッカーも非常に魅力のある部活の一つです。
特に幼少期からサッカーをずっとやってきた方のほとんどは大学に進学してからもサッカーを続け、各部活のレベルによって志望校を決める方もいます。
強豪校ともなれば、大きな大会やトーナメントがあるたびに学生や教職員、地域住民が一丸となって応援を行なうことになるため、非常にたくさんの注目を集めることができます。
大学卒業後、実業団やJリーグ入りを目指す選手も
特にスポーツ推薦で入部した選手や各大会で輝かしい功績を修めた選手は大学卒業後に実業団やJリーグなどプロとして活躍する方も決して少なくありません。
実際にインカレなど大きな大会に出場するような大学のサッカー部では、毎年多くのプロ選手を輩出しています。
たとえば、日本代表の長友佑都選手も母校である明治大学のサッカー部での経験を経て現在もトップアスリートとして活躍し続けています。
大学サッカーは言わば将来プロとして活躍するための通過点とも言えます。
資料請求を侮ってはいませんか?大学受験は”情報戦”です。
高校3年生までに大学の資料請求をしたことがあるという方は全体の過半数以上を占めており、そのうち約8割以上もの方が5校以上まとめて請求しているそうですよ!
★株式会社リクルートのサービスで安心!
★資料請求は基本無料!
★校種やエリアごとにまとめて請求
★送付先の入力だけ、たった1分で完了!
★10月31日まで!最大500円分の図書カードGET!
折角のチャンスをお見逃しなく!
↓ 資料請求希望は下の画像をクリック ↓
大学サッカーの仕組み、リーグ分け
日本全国にあるほとんど全ての大学においてサッカー部があります。
部活があるといことはもちろん大学同士の大会やリーグというのも存在します。
そこで、大学サッカーの仕組みやリーグ分けについて詳しく見ていきましょう。
大学リーグは4段階に分かれる
まず大学サッカーリーグの仕組みに関して、大学サッカーリーグは主に4段階に分かれるピラミット構造になっています。
一番下から都道府県リーグ、2部リーグ、1部リーグ、そしてインカレ(※全日本大学サッカー選手権大会のことで、インターカレッジとも呼ばれている)となります。
都道府県リーグとは、北海道・東北・関東・東海・北信越・関西・中国・四国・九州の9地域における大学間で行われるリーグです。
特に多くの大学が密集している関東・関西エリアでは毎年白熱の熱戦が繰り広げられています。
2部リーグ、1部リーグに進み、優勝、もしくは上位チームになると大学サッカーの祭典であるインカレに出場することができます。
大学サッカーの仕組みや年間大会スケジュール
大学サッカーの試合や大会は1年間を通して行われ、主に9地域に分かれ行われるリーグ戦、そして全国規模で開催される全国大会、選抜大会があります。
リーグ戦は全国9つの各地域にある大学間で行われ、試合は春季の4〜7月、秋季の9〜11月に毎年開催されます。
都道府県別のリーグ戦で上位に入ることができれば、2部リーグ、1部リーグそして全国大会・選抜大会に出場することができます。
大学サッカーの全国大会として有名なのが、毎年夏に開催される「総理大臣杯」と冬に開催される「全日本大学サッカー選手権」、通称インカレがあります。
特にインカレは大学サッカーの頂点を決めるための一番大きな大会となります。
選抜大会に関して、毎年2月ごろには各大学から選抜された選手が各地域ごとにチームを組み行われる「デンソーカップチャレンジサッカー」や「インデペンデンスリーグ」がありあります。
大学サッカーリーグ、大会の試合数
全国には非常に多くの大学サッカーチームが存在するため、各リーグにおいて試合数も自然と多くなります。
出場チームや地域によって異なるため一概には言えませんが、1部までのリーグ戦だけでも年間最低20の公式試合、全国大会や選抜大会に参加する場合は年間30試合行なうことも珍しくはありません。
最強の大学はどこだ!?大学サッカーランキング

大学サッカーの魅力や仕組み、リーグ分けについて分かって頂けたでしょうか。
それでは、実際に大学サッカーへの入部を検討されている方のために、強豪校、最強のチームの大学ランキングを紹介します。
なお、以下のランキング結果は平成30年度第67回全日本大学サッカー選手権大会、通称インカレの大会結果を参照しています。
第1位:法政大学
大学サッカーの祭典である第67回インカレを制したのは、有名私大の一つである法政大学です。
法政大学は過去にも2度のインカレでの優勝経験がありましたが、第67回大会において42年ぶりの悲願を達成し3度目の優勝となりました。
また同大会において、最優秀選手賞、ベストGK、ベストMF、ベストFWも法政大学の選手が総ナメしました。
そんな中一番輝いたのが2019年5月のコパアメリカで日本代表にも選ばれ出場も果たした上田綺世(うえだあやせ)です。
1年次からレギュラーを獲得し2年次にインカレ制覇。学生オリンピックであるユニバーシアードでは、決勝でブラジル相手にハットトリックを決めコパアメリカでの悔しさを晴らす活躍をしました。
2021年に鹿島アントラーズ入団が決まっていいましたが、コパアメリカ終了後に法政大学サッカー部を退部し前倒しで鹿島アントラーズに加入しました。
法政大学の願書・パンフレットの資料請求はこちら
第2位:駒澤大学
惜しくも法政大学に破れてしまいましたが、見事全国第2位の称号に輝いたのは同じく関東の有名私大の一つである駒澤大学です。
駒澤大学は毎年のように全国大会において上位に組み込む大学サッカーの強豪校です。
駒澤大学はサッカー部ももちろんのこと、野球部や駅伝部も優秀な成績を修めているスポーツ系部活が多数あることで有名です。
駒澤大学の願書・パンフレットの資料請求はこちら
第3位:順天堂大学・大阪体育大学(同率)
第67回全日本大学サッカー選手権大会の第3位は同率で順天堂大学と大阪体育大学です。
順天堂大学は都内にある医大ですが、千葉のさくらキャンパスはスポーツ健康科学部として各スポーツのエリートたちが集まっています。
一方大阪体育大学は、関西圏の大学で唯一のトップ3です。
順天堂大学、大阪体育大学はいずれも強豪校として多くの学生からの支持があります。2019トゥーロン国際にそれぞれ1名ずつ代表メンバーとして選ばれています。
《順天堂大学の偏差値を調べる》 《大阪体育大学の偏差値を調べる》順天堂大学の願書・パンフレットの資料請求はこちら
大阪体育大学の願書・パンフレットの資料請求はこちら
\無料の資料請求で図書カードゲット!/
【無名高校出身でも可?】強豪大学サッカー部ランキング
ここまで、大学サッカーリーグの仕組みや、強豪大学をランキング形式でお伝えしてきました。
これらの強豪大学では、基本的にセレクションを導入している場合が多く、実力がないと入部できない場合が多いです。
ここからは「無名高校出身だけど、大学サッカーをしたい!」「無名からプロサッカー選手を目指したい!」「ハイレベルなサッカーを大学で味わいたい」といった方もいらっしゃると思いますので、セレクションなしで入部できる強豪の大学も合わせてご紹介いたします。
①帝京大学
帝京と聞けばほとんど多くの方が知っているかもしれませんが、なんと帝京大学サッカー部にはセレクションがありません。
2020年現在は東京都1部リーグに所属しており、レベルとしても十分ハイレベルといえます。
筆者が実際に入部する際にしたこととしては、各種書類の記入やユニフォームなどの採寸、2週間ほどのラントレーニングぐらいで、帝京大学・学生の方であればどなたでも入部が可能です。
最初のラントレーニングは受験で落ちた体力の戻しの意味もありますが、中途半端な心意気の方を落とすための通過儀礼もかねています。
そこには耐える必要がありますが、運動未経験などでなければ大丈夫なレベルのメニューです。
本気で大学サッカーをしたい方、学生生活を充実させたい方、高校サッカーでの後悔ややり残しがある方などにとっては最高な環境となっています。
②東京経済大学
東京経済大学もセレクションが無い大学で、東京都1部リーグに所属しているサッカー部です。
東京経済大学の特徴としては、キャンパスとグランドが別にあるところと、近年成長している大学という事です。
東京経済大学の入試倍率や偏差値は年々上がりつつあり、日東駒専のレベルとさほど変わらないぐらいともいわれ始めています。
グラウンドも人工芝でトレーニングルームやサブグラウンドなど、環境も充実しており、学力レベルも上昇し始めているので、文武両道を達成するのに最適です。
日東駒専を受けたいが、抑えとして受験しつつ、サッカーもやりたいといった方にはぴったりの大学といえるでしょう。
③学習院大学
GMARCHの頭文字である学習院大学サッカー部も、2020年現在東京都1部リーグに所属しているサッカー部の1つです。
GMARCH群の大学の多くは関東大学リーグに所属していたりと、レベルが高く入部のハードルも高いですが、学習院大学にも入部に関するセレクションはありません。
また、スターティングメンバーなどはキャプテン・副キャプテンを中心に決めているといった自主性・自立性の高いチームであり、かつレベルの高いサッカー部なので、非常に興味深く面白いチームでもあります。
偏差値も高く、サッカーにも真剣に取り組める環境がそろっています。
(※高校3年間違う種目のスポーツをしていた選手もいるようです。)
大学サッカーの仕組みや最強大学ランキングまとめ
今回は大学サッカーの魅力や仕組み、リーグ分けや大学サッカーランキングについて詳しく紹介しました。
大学サッカーは将来プロ入りを目指す選手の一つの通過点であることから、野球や他のスポーツに負けず劣らず大変魅力がある部活です。
大学サッカーの仕組みとして、全国9地域に分かれて行われる都道府県リーグ、2部リーグ、1部リーグがあり、その上に大学サッカーの祭典であるインカレや選抜大会があります。
第67回目のインカレ結果は第1位が法政大学、2位が駒沢大学、3位が順天堂大学、大阪体育大学という結果になりました。
この他にも全国にはたくさんの強豪校があるため、進学を検討されている方は自分のレベルに適した大学を選びましょう。