U18高校野球日本代表メンバーが発表!WBSC結果・日程一覧

8月22日に履正社高校の優勝で幕を閉じた2019年夏の甲子園大会ですが8月30日からは高校野球の世界大会が行われます。 U18日本代表として世界と戦うメンバーには令和の怪物佐々木朗希(大船渡高校)や沖縄のドクターK宮城大弥(興南高校)をはじめとする甲子園に出場できなかった高校からも多くの選手が選出されています。 日本一を目指し、熱い戦いを繰り広げた選手同士が手を取り合いU-18高校日本代表として、世界の強豪相手に戦いを挑むWBSC U18ベースボールワールドカップは高校野球ファンの楽しみのひとつでもあります。 今回はそんなWBSC U18ベースボールワールドカップの日本代表の情報を紹介していきます。

U-18日本代表情報

WBSC U18ベースボールワールドカップを見ていくうえで一番気になる点はやはり日本代表メンバーではないでしょうか? 甲子園で活躍した選手は日本代表に選出されているのか、地元の高校から日の丸を背負って戦う選手が輩出されたのかなど代表メンバーには注目が集まります。また監督や采配にも大きな注目が集まるのではないでしょうか? まずは気になるメンバーの前に、U18高校野球日本代表の基本情報と現在のU18高校野球日本代表のレベルについて紹介していきます。

現在のU18高校日本代表のレベル

日本の野球といえば世界でもトップクラスの実力で毎回優勝争いに加わっているイメージではないでしょうか?それはU18高校日本代表も同じなのでしょうか? 世界ランキングでも野球大国アメリカを抑え堂々の1位に君臨しています。しかしU18高校日本代表に限ってはWBSC U18ベースボールワールドカップではまだ1度も優勝できていません。 日本の高校球児のレベルは非常に高く世界でも十分に戦える実力を持ち合わせていますが、WBSC U18ベースボールワールドカップの日程がどうしても夏の甲子園と近くなってしまうため調整が難しくなってきます。今年に焦点を当ててみても甲子園の決勝が終わってわずか8日でチームとしてまとまっていくのは非常に難しいことでしょう。 そのため過去には日本がWBSC U18ベースボールワールドカップ自体に参加できないこともあり、世界ランキングでは1位の日本がまだ1度の優勝もできていないということになっています。 今大会でも短い準備期間で、どれだけチームが1つになっていけるのかが勝負を決めるカギになってきそうです。

U18高校野球日本代表の構成

今回のU18高校野球日本代表は10日間で9試合をこなす過密スケジュールを戦っていかなければならないため、選出されたメンバーは投手が多くなっています。 ポジションの内訳としては投手9名、捕手2名、内野手7名、外野手2名となっており、圧倒的に投手に重点を置いて選考されていった印象を受けます。また内野手には投手もこなせる選手が選出されていて、実質11人の投手で戦っていくことになります。 しかしながら野手のポジションにはかなり偏りが激しく、コーチ陣がどのようにまとめ上げていくか注目です。

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U18高校野球日本代表メンバー

ここからは今回U18高校野球日本代表として選出された選手1人1人に焦点を当てて紹介していきます。 甲子園には出場できなかったが実力ある選手が多くいるので、WBSC U18ベースボールワールドカップを見る前にどんな選手がいるか知っておきましょう。

U18高校野球日本代表 投手

まずは今回のU18高校野球日本代表で一番多いポジションである投手から紹介していきます。

11.佐々木朗希(投手) 大船渡高校(岩手)3年 190cm 89kg 右投右打

高校四天王の一人でMax163キロをたたき出した正真正銘の令和の怪物。チームをエースで4番という絶対的な立場でひっぱり、岩手県大会決勝まで上り詰めたが疲労を考慮し決勝戦での出場機会はないまま花巻東高校に敗戦した。この試合はのちに日本中から賛否両論の声が上がっていました。 高校進学時には地元の仲間と甲子園に行きたいと、大阪桐蔭など名門校の誘いを断り大船渡高校に進学するほど仲間思いな一面も持っています。 主な変化球はスライダー・フォーク・チェンジアップとなっており、球の切れも抜群で将来的に日本を代表する投手への成長が期待される逸材です。 朗希という名前の由来はガオレンジャーの悪役が由来となっているらしいです。

12.浅田将汰(投手) 有明高校(熊本)3年 181cm 85kg 右投右打

九州NO,1右腕の呼び声が高い本格右腕。Max149キロに加え、カーブ・スライダー・カットボール・チェンジアップなど多彩な変化球を使い分け有明高校のエースとして熊本大会ベスト4まで上り詰めましたが、優勝校の熊本工業に惜敗し甲子園出場とはなりませんでした。 肥後の大谷とも呼ばれ、マウンドでの負けん気は非常に魅力的です。また浅田選手は肥後の大谷と呼ばれることもあり、打者としても優秀で高校通算28本塁打を放っており投打ともに非常にレベルの高い選手です。 また中学時代から世界大会メンバーに選出される実力で、全国の強豪から誘いがあったにも関わらず有明高校を選んだ理由を無名校から打倒秀学館で甲子園に行こうと思ったからと語っており、自身が成長する道筋をしっかり立てられるのは素晴らしいですね。 小学2年生の時から少林寺拳法に打ち込んだり、遊びでバレーボールやサッカなども器用にこなすほど素晴らしい運動神経の持ち主で、能力の高さにも納得です。

13.池田陽佑 智辯和歌山高校(和歌山)3年 183cm 84kg 右投右打

日刊スポーツでは「ビッグ・ヨー」と称された智辯和歌山の絶対的エース。春の甲子園のMax141キロから夏の甲子園までに球速9キロアップさせMax150キロまで上り詰め、メンタル面でも大きく成長し夏の甲子園でも素晴らしい投球見せてくれました。 スリークォーターから投げられる横滑りするストレートとスライダー・チェンジアップ・フォークを組み合わせた投球に加え打撃面でも名門智辯和歌山を引っ張ってきました。 夏の甲子園2回戦では名門明徳義塾対し流れを変える投球と自らバットでチャンスを作り逆転勝利の功労者になりました。 ベスト8をかけた星稜戦では、6回から登板すると大会NO,1投手の奥川と投げ合い延長14回の1アウトまで無失点の好投を見せましたが、最後の最後で星稜福本陽生に甘く入ったスライダーを強打され、試合終了を告げるサヨナラホームランを許しました。 一瞬何が起こったか分からないといわんばかりの沈黙の後に、敗北を理解し泣き崩れた池田選手は印象的でした。 甲子園で見せた情熱的な一面とは裏腹にタピオカに興味があるといった可愛い一面も持ち合わせており、U18高校野球日本代表メンバーの中でも愛されキャラなのではないでしょうか!

14.前佑囲斗 津田学園(三重)3年 182cm 88kg 右投右打

「Mr.ポーカーフェイス」その寸評通りどんなピンチでも安定した投球ができる本格右腕です。春の甲子園では名門龍谷大平安を延長12回に点を奪われるまで無失点に抑えた実力があります。夏の甲子園ではMax152キロの大会注目右腕として静岡高校を下しました。 2回戦で優勝校の履正社打線に3回6失点と打ち込まれましたが、最後の守りの8回に再びマウンドに上がりしっかりと無失点に抑えエースとしてチームを鼓舞しましたが追いつくことはできずに敗退しました。 主な変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップですが一番の魅力はストレートで、長身から振り下ろすように放たれる伸びのあるストレートは強打者からも空振りが取れるレベルです。また制球力も高く決め球となるスライダーも持ち合わせており、総合力の高い投手です。 前選手の高校野球最後の試合となった履正社戦では前選手が誕生日であったため、第1打席ではアルプスからハッピーバースデーが演奏され甲子園の会場から祝福される姿は何ともほほえましい気持ちになった方が多かったのではないでしょうか? もちろん前選手はバッターボックスに入っていたのでポーカーフェイスを貫いていましたが、甲子園でのバースデーは忘れられない経験になったでしょう!

15.飯塚脩人 習志野高校(千葉)3年 181cm 78kg 右投左打

日刊スポーツでは「房総の大魔神」と称された習志野高校のエースで逆転の習志野の切り札。夏の甲子園1回戦の沖縄尚学戦では1点ビハインドの状況からリリーフし、Max150キロのストレートを武器に7者連続三振を奪いチームに勢いをもたらし逆転ムードをつくりあげると、打線も奮起し見事逆転に結びつきました。 2回戦の鶴岡東戦では7回を超えるロングリリーフで5点差を追いかけ粘りの投球を見せましたが、8回、9回と連続で失点すると追いつくことができず敗退しました。 中学では軟式の控え投手で外野のでの出場が多かった飯塚選手ですが、習志野高校に入学後は先輩に指導してもらいながら徐々に才能を開花させていきエース番号を背負うまでに成長しました。 変化球もスライダー・フォーク・カーブに加えチェンジアップなども習得し、やや制球力に課題があるものの力強いストレートを武器に強打者を打ち取ってきました。 飯塚選手といえばSNSでベンチでバナナを食べる姿が可愛いと評判になっており、房総の大魔神の寸評からは想像できない愛らしい行動に心奪われる高校野球ファンも少なくないでしょう。 U18高校野球日本代表でも彼の行動にはマウンド外でも注目したいですね。

16.西純也 創志学園(岡山)3年 185cm 85kg 右投右打

高校四天王の一人で2年生で夏の甲子園デビューを果たし大注目のされた本格右腕です。今年は春夏共に甲子園の出場には至りませんでしたが、2年生時にエースとして夏の甲子園に出場し、その時に1回戦で16奪三振完封勝利を挙げています。 西選手の武器はスライダーと気持ちで投げるストレートではないでしょうか?変化球はスライダー・カーブ・縦スライダー・フォーク・チェンジアップなど様々な球を投げられますが、特にスライダーはプロにも通用するほどの切れがあります。 2年生時に出場した夏の甲子園2回戦では審判にガッツポーズを注意されるほど闘志むき出しのタイプで、1試合を投げ抜くスタミナも持ち合わせています。しかし、その注意で制球を乱したりメンタル的に不安定な部分もありましたが、3年生になってメンタル的にも成長し、ストレートのMaxも154キロまで上がりました。 今夏の岡山予選でも高校四天王の名前に恥じない投球で26回を投げ3失点に加え奪三振36と好投していましたが、準決勝で倉敷商業に惜敗し甲子園出場には至りませんでした。 昨夏の甲子園終了後は西野ガッツポーズに対し苦情がの手紙が送られることもありましたが西の最後の打席では拍手が送られ、本人もよく思われていなかったこともあったが最後拍手をもらえて本当に良かったとコメントし、甲子園に出られなくても大切なことを学べたとすがすがしい表情でした。 まるでプロの先発投手のような投球ができる西選手はU18高校野球日本代表でも中心となっていくこと間違いないでしょう。

17.宮城大弥 興南高校(沖縄)3年 172cm 78kg 左投左打

沖縄の鉄腕ドクターKと称され、その名の通り今夏1人で46イニングを投げ、61奪三振を奪った剛腕です。1年生から登板機会を与えられ、初先発が夏の甲子園の出場権をかけた沖縄県大会の決勝で1年生ながら完投で甲子園出場に大きく貢献しました。 その勢いで甲子園でも先発しましたが、強打の智辯和歌山に4回3失点でで8安打を許しほろ苦い甲子園デビューをしています。2年時にも甲子園出場を果たしており、その時には土浦日大相手に満塁のピンチを救う好リリーフでチームを勝利に導きました。 宮城選手の武器はMax149キロの質の良いストレートと変化量の大きいスライダーで、特にストレートはインステップで足を1塁側に踏み出して投げ込むクロスファイアは、切れ・制球共に素晴らしいものがあります。 また変化球の球種スライダー、カーブ、チェンジアップ、シュートと多くの球種を投げ分けることができる器用さも持ち合わせています。 今夏の沖縄大会決勝では連投の中粘りながら229球を投げてきましたが、最後に押し出しの四球を与え3年連続の夏の甲子園出場には至りませんでした。しかし宮城選手に涙はなく、やり切った感がありますとすがすがしい印象でした。 無尽蔵のスタミナで投げ抜く鉄腕ドクターKと呼ばれる宮城選手ですが、ダルビッシュ有から賞賛の言葉をもらうと嬉しくて朝3時まで寝られなかったと可愛い一面ももっています。 U18高校野球日本代表では左利き投手が少ないので宮城選手の出場機会も多くなってくるのではないでしょうか!

18.奥川恭伸 星稜高校(石川)3年 183cm 84kg 右投右打

今夏の甲子園で大会NO,1投手として観客を大いに盛り上げ、決勝まで勝ち上がり様々な激戦を繰り広げた高校四天王の一人でスマイルゼロと称される剛腕です。 甲子園では惜しくも準優勝となりましたが奥川選手はエースとしてチームを引っ張り、苦しい場面でも笑顔で乗り越えてきました。2年生からU18高校野球日本代表に選出されており経験も豊富です。 奥川選手の最大の武器はMax158キロのストレートをギリギリのコースに決める制球力ではないでしょうか。変化球の質も高く、スライダー・チェンジアップ・フォークボールをコースギリギリに投げ分けます。夏の甲子園でも随所で外角低めいっぱいに決まる質の高いストレートは高校生離れしている印象をうけます。 夏の甲子園でも大会屈指の強打智辯和歌山高校では延長14回(13,14回はタイブレーク)で1失点に抑えたり、強打で4強入りを果たした中京学院大中京高校を相手に7回無失点の素晴らしい投球を見せました。決勝戦こそ履正社高校に5失点しましたが、今まで7点以上上げてきた履正社打線を疲労困憊の中でも5点に抑え、特に履正社4番井上選手に対しては1本塁打こそ許しましたが、3三振を奪い見事な戦いを見せてくれました。 U18高校野球日本代表では死闘を演じた智辯和歌山池田選手との継投リレーが楽しみではあります。 ピンチの場面で見せてくれる強心臓とは裏腹に絶叫マシンが苦手らしいです。 ちなみに日本のジェットコースターで1番早い時速が180キロですが、2番目に早いジェットコースターが150キロ前半ということで奥川選手のストレートの方が早いですね。3番目になると130キロ台なので奥川選手の変化球レベルの速さです。

19.林優樹 近江高校(滋賀)3年 174cm 64kg 左投左打

今夏の甲子園で大会屈指のサウスポーとして注目をあび、1回戦では神奈川県代表の東海大相模高校と優勝候補同士の戦いを演じた技巧派投手です。また林選手は昨夏も甲子園に出場しており、その時は現日本ハムの吉田輝星擁する金足農業と4強かけて戦い劇的な2ランスクイズを決められ悔し涙を呑見ました。 今夏の甲子園でも東海大相模相手に好投を続けていましたが、滋賀県予選を無失策の守備で勝ち上がった近江高校野手陣が6失策と大荒れし結果6失点で敗退しましたが自責点は1と素晴らしい投球を見せてくれました。 林選手最大の武器は魔球チェンジアップで、外角低めに制球された質の高いチェンジアップは日本人に限らず、外国人選手にも有効な球でしょう。他にも90キロ台のカーブとスライダーも投げることができ、いずれもコントロールは抜群でギリギリのコースをつく投球ができます。 林選手といえば近江高校での有馬選手とのバッテリーが有名ですが、昨夏の金足農業戦での有馬選手との絡みが可愛いと話題になっていました。またルックスも幼げで日刊スポーツからは童顔の魔術師と称されています。 U18高校野球日本代表では2人しかいないサウスポーの一人で、U18高校野球日本代表では唯一の技巧派投手です。左の技巧派投手を苦手とする国もあるので林選手の変幻自在の投球に注目ですね。 Sponsored Link

U18高校野球日本代表 野手

ここからはU18高校野球日本代表の野手を紹介していきます。 今回のU18高校野球日本代表では遊撃手がかなり多く選出されており、偏りすぎだという意見も寄せられていますが各選手が度のポジションを守るのか楽しいですね。 また二刀流と呼ばれる野手と投手をハイレベルでこなす選手もいるので登板の機会があるのか楽しみですね。

10.山瀬慎之助(捕手) 星稜高校(石川)3年 177cm 85kg 右投右打

今夏の甲子園NO,1投手の奥川選手と約10年間バッテリーを組み甲子園準優勝まで上り詰めました。敗れた甲子園決勝戦でも3安打を放ち同点タイムリーも飛び出しましたが、あと一歩及ばす。 甲子園では打率5割超えの成績を残し、随所で見せる強肩は何度もチームのピンチを救ってきました。 中学では奥川選手と共に全国中学軟式野球大会を制し星稜高校でも1年生からスタメンの座を勝ち取っています。 打者の裏をつく的確なリードが魅力的でそこに谷繁型キャッチングを取り入れており、スカウトからも高評価です。さらにそれに加え、2塁送球タイムが1.8秒台で高校生ではそうもいない強肩ぶりです。 ちなみにプロ野球界の強肩で通称「甲斐キャノン」の異名を持つソフトバンク甲斐選手の送球タイムが1.7秒台なので、山瀬選手もプロ並みの強肩ということですね。 山瀬選手は日刊スポーツからしんちゃんバズーカと称されており、この愛称がプロ野球界に浸透するのもそう遠い話ではないかもしれません。U18高校野球日本代表でも世界の俊足相手にしんちゃんバズーカで盗塁阻止を決めてくれるでしょう。

22.水上桂(捕手) 明石商業(兵庫)3年 172cm 72kg 右投右打

明石商業2期連続の甲子園4強に導いた立役者で夏の甲子園初戦で、強豪花咲徳栄(埼玉)との1回戦では5回に逆転2ランホームランを放ち、エース中森を好リードで盛り立ていぶし銀の活躍で輝いていました。 明石商業では2番打者を務め、かなりバッティング技術が高く、バントをはじめ敵バッテリーの配球を読んだ狙い撃ちや時には花咲徳栄戦のような強打もできる打者です。 捕手としても2塁送球タイムが1.8~1.9と同じU18高校野球日本代表捕手の山瀬選手にも引きをとらない強肩です。また野球IQも高くその日の投手の調子や球の走り具合をみてリードを変えるなど高校生ではなかなか難しいことを簡単にやってのけます。 水上選手はSNS等でもイケメンと話題になっており、プレー面だけでなくそのルックスでも多くのファンを引き付けたのではないでしょうか。 在籍する明石商業の狭間監督からは、「日本代表に選ばれたからといって調子に乗らないこと。謙虚にプレーしてきなさい」と激励を受け甲子園準決勝終了後から日本代表に合流しました。水上選手本人もレベルの高い選手と共にプレーができて幸せだとコメントしており、11.佐々木選手の投球を受けたときには衝撃が大きかったらしく興奮気味に佐々木選手の球を語っていました。 合流後初の練習試合でいきなりタイムリーヒットを放つ活躍をし、U18高校野球日本代表でも存在感を発揮しています。水上選手にとってもU18高校野球日本代表での経験は確実に自身を成長させる経験になるので、今後の彼の更なる活躍に期待したいですね。

1.森敬斗(遊撃手) 桐蔭学園高校(神奈川)3年 175cm 75kg 右投左打

春の甲子園に関東代表として出場し4打数3安打という好成績を残しスカウトからは前年度春夏連覇の大阪桐蔭卒の現中日根尾選手を超える逸材だとも言わせる走攻守揃ったオールラウンダーです。夏の甲子園予選では激戦区神奈川で4回戦まで駒を進めましたが、向上高校に4点差で惨敗し甲子園出場には至りませんでした。 日刊スポーツの寸評ではヨシノブ2世と称されており、高校卒業後の成長にもかなり期待されています。まだプロ志望届を出すのかは不明ですが、日本の将来を背負っていける選手ではないでしょうか。 森選手の武器は強肩と俊足です。50m走5,8秒の俊足と三遊間の深いところからでも素晴らしいスローイングでアウトにすることができます。また俊足と強肩はもちろんですが打撃面も優れており、鋭いスイングで強い打球が打てる左の好打者です。 U18高校野球日本代表では外野も務めるなど森選手の総合力がかなり目立っています。今回のWBSC U18ベースボールワールドカップでは森選手がどのポジションで守備をするのか少し楽しみになってきますね。 今回のU18高校野球日本代表では主将を務めたりはしませんが、チーム内では主将を務めチームメイトに喝を入れたりと情熱的な一面も持っています。レベルの高い守備や打撃はもちろんですが、持ち前の熱い気持ちがチームの動力源となるのではないでしょうか。 幼少期にはサッカーをしていた経験があり、岡崎慎司選手が好きなそうで、森選手も岡崎選手のように世界で戦えるスポーツ選手になってほしいですね。

2.武岡龍世(遊撃手) 八戸学院光星高校(青森)3年 178cm 77kg 右投左打

今夏の甲子園では先頭打者として強打の八戸学院光星高校を引っ張ってきました。敗戦した甲子園準々決勝では思うように結果が出せず、6打数無安打という悔しい結果でした。しかし二回戦でのホームランや青森大会での打率は素晴らしいものがあり今後の飛躍に期待できます。 また武岡選手も1.森選手同様で守備面もかなり優れています。50メートル走5.9の俊足と、打球を読むセンスが良く坂本2世と呼び声も高く甲子園でも随所で好プレーを見せてきました。 小学生時代には全国大会優勝の経験もあり、U18高校野球日本代表主将7.坂下選手と共に世界大会を日本代表として戦い準優勝の成績を残しました。甲子園二回戦では小学生からの親友である坂下選手が在籍する智弁学園と激突し、お互い負けたくないとコメントしていましたが壮絶な打撃戦の末に武岡選手擁する八戸学院光星高校に軍配が上がりました。 試合後も2人は電話で会話したりと仲の良さがにじみ出ていましたが、小学生時代のように再び二人がタックを組んで世界と戦う日がくるなんて運命的ですね。 武岡選手は国体では日本一になりプロを目指したいと上を目指す意欲が強くこのWBSC U18ベースボールワールドカップを通してさらに成長していく選手ではないのかという印象を受けます。 日刊スポーツからは奥州の龍と称されていますが坂本2世との呼び声も高く、武岡選手自身も現巨人の坂本選手に憧れ八戸学院光星高校に進学を決めたほどの坂本ファンなので、プロになった後は坂本選手を超えられる遊撃手になってほしいですね。

3.石川昂弥(三塁手・投手) 東邦高校(愛知)3年 185cm 87kg 右投右打

日刊スポーツにキング・タカヤと称され、投打に圧倒して春の甲子園を頂点に上り詰めた逸材。投手としてもなかなかの選手ですが、打者としてのセンスがずば抜けているものがあります。 夏の愛知県大会では2回戦で星城高校打線につかまり8回コールド負けで夏の舞台から姿を消し、日本中の高校野球ファンが衝撃を受けました。 在籍する東邦高校では1年生の春からベンチメンバーに登録され、2年生の春には4番としてチームの中心選手になりました。野手に専念した方がいいというプロスカウトの声とは裏腹に3年生からは投手としても活躍するようになり、文字どりの二刀流で春の甲子園優勝の立役者になりました。大好物は焼肉とオムライスとワイルドさと可愛さを兼ね備えています。 夏の甲子園は出場できませんでしたが、敗退後は木製バットに慣れるように練習を積み今回のWBSC U18ベースボールワールドカップに標準を合わせてきました。開会前の練習試合などでも打者としての活躍が光っておりWBSC U18ベースボールワールドカップでも活躍が期待される選手です。 プロも注目する二刀流が世界の強豪相手にどこまで戦うことができるのか、世界のキングに成り上がることができるのか今回のWBSC U18ベースボールワールドカップでの活躍が楽しみですね。

5.韮沢雄也(遊撃手) 花咲徳栄高校(埼玉)3年 177cm 80kg 右投左打

今夏の甲子園で花咲徳栄の遊撃手として22.水上選手擁する明石商業と初戦で激突し1回戦屈指の激闘を演じてきました。遊撃手1筋でやってきただけあって素晴らしい守備力を持っているに加え、打者としても非常にバットコントロールが良く左右に打球を打ち分けられる巧打者です。 中学生の頃は守備に課題があった韮沢選手ですが、現西武ライオンズの源田選手の守備をお手本にして守備を磨いてきたようです。実家は米農家で日刊スポーツからは米パワーのバットマンと称されています。 強肩の遊撃手ですが、U18高校野球日本代表ではその強肩から他のポジションを任されることも多くなっています。 好きな言葉の「心で勝て」ということで、どんな状況でもあきらめない精神を持ってプレーしてくれます。 また韮沢選手は実家のコシヒカリパワーもあり非常に粘り強いバッティングを見せてくれます。 さらに春の代表合宿後から木製バットでの練習をコツコツ続けてきた努力家でもあり、その努力家な一面はチームにも良い影響を与えるのではないでしょうか。 夏の甲子園では4強の明石商業のまえに涙をのみましたが、U18高校野球日本代表ではその明石商業の22.水上選手とも共闘して世界の強豪に打ち勝ってほしいですね。

6.遠藤成(遊撃手・投手) 東海大学相模高校(神奈川) 178cm 82kg 右投左打

今夏の甲子園では遊撃手と投手の二刀流で活躍し、初戦で優勝候補の18.林擁する近江高校との1戦で勝利に大きく貢献しました。 投手としては145キロを超えるストレートと切れ味抜群のスライダーを持ち、遊撃手としても強肩をいかしたスローイングには定評があります。また打者としても高校通算46本の本塁打を打っており、非常に力強いスイングで強い打球が打てる選手です。2年生時にはすでにバックスクリーンにホームランを放つ力を見せていました。 秋田県出身の遠藤選手は中学時代にも全国大会に出場しており、もともと上昇志向が強かったため甲子園で優勝できる高校に進学すると決めていたらしく、中学2年の時に東海大相模の甲子園優勝をテレビで見て進学をきめたようです。 神奈川2強と呼ばれる東海大相模でも1年生春からベンチ入りしており、その才能には光るものがあったのですね。 東海大相模の主力として活躍してきた遠藤選手は精神面でも優れており、ピンチの場面でも恐れずバットを振ることができる選手です。 今夏の甲子園ではダークホース中京学院大中京に2回戦で敗れ優勝こそ成りませんでしたが、日刊スポーツがMr.アグレッシブマンと称するように東海大相模のアグレッシブベースボールを体現してくれました。 WBSC U18ベースボールワールドカップでも遊撃手と投手での出場が期待されており、Mr.アグレッシブマンの世界への挑戦が楽しみです。

7.坂下翔馬(遊撃手) 智弁学園高校(奈良県) 164cm 67kg 右投左打

今夏の甲子園は初戦で小学生から交流のある2.武岡選手擁する八戸学院光星高校に乱打戦の末敗れましたが、予選では合計5本のホームランを放ち奈良予選の歴代記録を更新しました。 164センチと決して大きくない身体ですが、力強く迫力のあるスイングができます。また在籍する智弁学園では主将を務め精神面でも大きく成長してきました。 小学生時代には全国制覇を成し遂げており、2.武岡選手同様に日本代表として12歳以下世界少年野球大会のメンバーに選出されています。また中学時代にも奈良葛城ボーイズで全国制覇を成し遂げています。 元々遊撃手としての守備力も高く走力も50メートル走6,1秒の俊足で素晴らしいものがあり、打撃も力強いスイングでホームランも打てるまさに走攻守揃った選手ではないでしょうか! 中学時代は身長が161cmで小さいことにコンプレックスを抱いていましたが、高校では身体の大きさは関係ないといわんばかりの活躍を見せてくれています。 憧れの選手はメジャーリーガーの中でも最も身長が低い中、2014年には首位打者と盗塁王の二冠を達成した二塁手のアルトゥーベだそうで、日刊スポーツからも侍アルトゥーベと称されています。 坂下選手は持ち前のリーダーシップを評価されU18高校野球日本代表でも主将を務めており、チームのムードメーカーになっているのではないでしょうか! 小学生以来の2.武岡選手との共闘も見どころですが、坂下選手がU18高校野球日本代表の選手をどのようにまとめていくのかにも注目していきたいですね。

8.熊田任洋(遊撃手) 東邦高校(愛知) 174cm 74kg 右投左打

東邦高校で3.石川選手と共に春の甲子園優勝に貢献した遊撃手で、守備といえば熊田選手の名前が出てくるのではないでしょうか。遠投が100mを超える強肩で、走力としても50メートル走6,0の俊足で打球の正面に入って捕球するシーンが多く見られます。 打者としても東邦高校の中軸を務めたり、リードオフマンを務めたりとどんな打順でも活躍できる選手です。また一番の特徴が三振が非常に少ないところでしょう。バットコントロールが非常に優れており選球眼も良く、簡単には打ち取られない打者です。 中学時代には世界少年野球大会の日本代表メンバーに召集されていました。しかし熊田選手は代表に召集されたからと練習を怠ることもなく、むしろ他の代表選手に負けないようにとより練習に取り組むようになったそうです。 東邦高校に入学した理由は2016年の甲子園で八戸学院光星高校に7点差から東邦高校が逆転する試合を見て心打たれたそうです。 3.石川選手とは下宿先が同じで、趣味は銭湯と渋さを持っています。日刊スポーツからは守りの熊さんと称されており、その守りには期待されています。 WBSC U18ベースボールワールドカップでは遊撃手が多くなっていますが、熊田選手の守備力ならどのポジションでも守ってくれそうです。春の甲子園優勝経験をいかしWBSC U18ベースボールワールドカップでも活躍に期待できる選手です。

21.鵜沼魁斗(外野手) 東海大学相模高校(神奈川) 175cm 74kg 右投右打

6.遠藤選手と同校に在籍し、2年生ながらリードオフマンを務め数々の先頭打者ホームランなども放ってきた東海大相模の特攻隊長です。 単打でも二塁に向かうその積極走塁は、まさに東海大相模のアグレッシブベースボールを体現しているといえるでしょう。 1番打者として卓越した技術はもちろん、長打も打てる強打者として名門東海大相模を2年生ながら引っ張っていました。 さらに鵜沼選手はチーム内でも明るい性格で愛されキャラらしく、チームメイトを笑顔にさせたりとムードメーカーとしてチームを盛り上げています。 U18高校野球日本代表では2人しかいない2年生の1人で2年生らしさ全開でU18高校野球日本代表でもチームのムードメーカーになっています。 11.佐々木選手からも国内合宿のMVPだと絶賛されており鵜沼選手がチームに溶け込んでいることがわかりますね。また甲子園準優勝で昨年のアジア大会を唯一経験した18.奥川選手はチームが短い期間で1つになることが重要と話しており、まさにそのチームを1つにする役割を担っているのが鵜沼選手でしょう。 鵜馬選手は来年ドラフト候補に名前が挙がることが有力視されているので今年のWBSC U18ベースボールワールドカップを通じてどのように成長してくれるか楽しみですね。

24.横山陽樹(外野手) 作新学院高校(栃木) 178cm 76kg 右投右打

今夏の甲子園では2年生ながら強豪作新学院の中軸を務めチームの勝利に大きく貢献しました。また1年生から試合に出場しており、昨夏の王者大阪桐蔭のエース柿木選手からヒットも放っています。 中学時代は捕手としての活躍が目立っていましたが、作新学院入学後はチーム事情で外野手を務めることになりました。捕手をしていただけあってスローイングも素晴らしく堅守を見せてくれていますが、1年生時にはフライを積極的に捕球しに行って決勝点につながるエラーをしてしまうなど積極性が裏目に出ることもありました。 打撃に関しては2年生ですでに14本のホームランを放っておりパンチ力は申し分ないでしょう。また大学選抜との壮行試合では盗塁も決めており、走力面に関しても期待できるでしょう。 横山選手は中学時代に捕手として2017年世界少年野球大会に出場しており、その時に6試合すべてに出場し、打率5割超えという驚異的な数字を残して世界王者を経験しています。この経験は今回のWBSC U18ベースボールワールドカップでも武器になるのではないでしょうか! 横山選手の良さは思い切りの良いところでもあるのでU18高校野球日本代表でも思い切りの良いプレーでチームに勢いをつけてくれる事に期待しましょう。

WBSC U18ベースボールワールドカップ結果

ここからはWBSC U18ベースボールワールドカップでの日本代表の活躍をお伝えしていきます。 日本代表の試合の戦評を随時追加していきます。

8/30 日本 4 vs 2 スペイン

●スペイン 000|200|000 : 2 ○日本   000|000|04× : 4 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (二) 坂下 翔馬 (一) 韮澤 雄也 (三) 石川 昂弥 (左) 遠藤 成 (遊) 熊田 任洋 (指) 武岡 龍世 (捕) 山瀬 慎之助 (右) 横山 陽樹 (先) 池田 陽佑 → 前 佑囲斗 → 飯塚 脩人 WBSC U18ベースボールワールドカップ初戦の相手は守備力に定評があるスペインでした。 まずは初回先発の池田がスペインの攻撃を3人でぴしゃりと抑え、完璧な立ち上がりで試合が始まります。しかしスペイン先発のルナも負けじと日本の攻撃を3人でぴしゃりと抑えます。2回には日本がチャンスを作るルナの粘りのピッチングの前になかなか得点できません。 3回まで両チーム無得点のまま試合は進んでいきますが、4回表に先発池田がスペイン打線につかまります。 先頭のファングリーケンにライト前ヒットを許すと、続く2,3番打者を三振に打ち取るも4番ゴンザレスに内野安打を許します。すると続く5番フェルナンデスに初球のスライダーを叩かれライトオーバーの2点タイムリー3ベースヒットを許します。なお2アウト3塁のピンチでしたが、ここは池田が粘りのピッチングで切り抜けます。 その裏ノーアウトから4番石川のヒットと5番遠藤の犠打で1アウト2塁のチャンスを迎えますが、続く6番熊田のセンタフライに石川が飛び出しており、ダブルプレーでチャンスをものにできません。 その後5回までは池田が、6回からは前がリリーフしスペイン打線を0点に抑えていきますが打線が思うように機能せず、日本はランナーを出すも牽制でアウトになってりチャンスの場面でスペインのレフトロドリゲスのファインプレーが飛び出したりとなかなかスペイン先発のルナから1点を奪うことができません。 それでも前が6回以降テンポよくスペイン打線を抑え込んでいると8回に先発のルナが降板したところで反撃に移ります。 代打宮城が内野安打で出塁するとエラーを絡め2アウト1,2塁のチャンスを作ります。するとここから日本の中軸3人が3連続タイムリーを放ち一挙4得点で試合を逆転します。 リードをもらった日本は最終回にリリーフに定評がある飯塚を投入し、1ヒットをを許すも0点に抑え見事初戦を勝利しました。

8/31 日本 19 vs 0 南アフリカ

日本    211|456|××× : 19 南アフリカ 000|000|××× : 0 (6回コールド) 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (右二) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (三) 石川 昂弥 (左) 遠藤 成 (遊) 熊田 任洋 (指) 西 純矢 (二) 坂下 翔馬 (捕) 水上 桂 (先)浅田 将汰 → 林 優樹  WBSC U18ベースボールワールドカップ2戦目の相手は粘り強く明るいチームカラーの南アフリカでした。実力的には格下ですが、波に乗ると怖いチームでしたが日本代表は完璧な試合運びを見せてくれました。 初回制球が定まらない南アフリカ先発のバーガーから3四球を選び満塁のチャンスを作ると、6番熊田が2点タイムリーヒットで素早く先制すると先発の浅田も南アフリカ打線を寄せ付けず5回無安打無失点でサウスポー林へとバトンを渡します。 日本はその間にも四球やエラーの隙をつき着実に点差を広げていきます。4回に投手としても高校四天王と称されるほどの実力の持ち主でありながら今試合で指名打者で試合に出場していた西から3ランホームランが飛び出すなど5回終わって10安打と打線が爆発しました。 また6回には再び西からこの日2本目となる2ランホームランが飛び出し、今日8打点の大活躍で勝負を完全に決めました。 浅田から無安打無失点でバトンを受けた林も1イニングを無安打無失点に抑え6回コールドゲームでの日本が勝利を収めました。 初戦のスペイン戦では打線がうまくつながらない侍ジャパンでしたが、2戦目に南アフリカ戦では木製バットでもホームランが出るなどで打線が大爆発で2戦目も見事勝利を収めました。

9/1 日本 16 vs 7 アメリカ

アメリカ 100|023|100 : 7 日本   105|500|14× : 16 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (三) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (指) 石川 昂弥 (左) 遠藤 成 (遊) 熊田 任洋 (捕) 水上 桂 (右) 横山 陽樹 (二) 坂下 翔馬   (先) 林 優樹 → 西 純矢 → 前 佑囲斗 → 飯塚 脩人 → 宮城 大弥 WBSC U18ベースボールワールドカップ3戦目の相手は大会4連覇で18連勝中の最大のライバルアメリカでした。雨の中の乱打戦でしたが2戦目で火が付いた侍ジャパンの強力打線が王者アメリカに打ち勝ちます。 まずは初回アメリカ打線が先発の林を攻め立てます。1回表先頭のクロウ=アームストロングに2ベースヒットを許し、2番ハッセルにも四球を与えいきなりノーアウト1,2塁のピンチを迎えます。続く3番ブコビッチを三振にとるも重盗を決められ1アウト2,3塁の場面で4弁ソダーストロムに犠牲フライを打たれ1ヒットで先制を許します。しかし日本もその裏に1番森の3ベースヒットと4番石川のタイムリー2ベースヒットですかさず同点にします。 その後2回は両社無得点に終わりますが、3回裏に日本の強力打線に火が付きます。3つの死球と4安打の打者一巡の猛攻で一挙5得点をあげます。4回にも2アウトからエラーと4つの四球でさらに5点を挙げ試合の主導権を完全に握ります。 投げては前の試合で打者として2ホームランを放った西が今度は投手として3者連続三振を奪うなど流れを引き寄せます。 しかし王者アメリカも5回に先頭8番ハースがセンタ前ヒットを放つと四球と死球でノーアウト満塁を作り2番ハッセルのファーストゴロの間に1点を返します。さらに1アウト2,3塁で3番ブコビッチの放ったファーストゴロの間にもう1点返し8点差とします。 続く6回にも日本は2つのエラーとリリーフした前の死球などで1ヒットで3点を失います。さらに7回にも3番ブコビッチの2ベースヒットと5番ロモのタイムリー3ベースヒットで1点を失い、4点差に迫られます。 この嫌な流れを消し去ったのが2年生の横山でした。この日当たりのなかった横山でしたが、7回の嫌な流れを吹き飛ばすソロホームランを「放ち再び日本が波に乗ってきます。8回裏の攻撃で先頭の3番韮澤がライト前ヒットを放つと続く石川が四球を選び犠打で1アウト2,3塁のチャンスを迎え今日当たっている6番熊田でしたがここはバッテリーが勝負を避け敬遠で1死満塁のチャンスで7番水上でしたが三振に打ち取られます。しかし続く横山が死球を受け1点を追加すると、9番坂下1番森と連打でこの回4点を追加します。 再び9点差へと点差を広げた日本は最終回のマウンドに宮城を送り出します。すると宮城が7回まで波に乗っていたアメリカ打線を3者連続三振に打ち取り18連勝中のアメリカに見事勝利を収めました。

9/2 日本 1 vs 3 チャイニーズ・タイペイ

日本   100|00×|××× : 1 タイペイ 001|02×|××× : 3 (5回雨天コールド) 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (三) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (指) 石川 昂弥 (左) 遠藤 成 (遊) 熊田 任洋 (二) 坂下 翔馬 (右) 横山 陽樹 (捕) 山瀬 慎之助 (先) 宮城 大弥 → 西 純矢 WBSC U18ベースボールワールドカップ4戦目の相手は強豪チャイニーズタイペイでした。日本は強い雨が降る中での戦いでしたが5回で雨天コールドゲームで悔しい思いをします。 3連勝と勢いに乗る日本はこの日も初回から畳みかけます。2番武岡が四球で出塁すると、難なく盗塁を決め進塁すると、4番石川がレフトへタイムリーヒットを放ちあっさりと1点を先制します。その裏の攻撃も先発宮城が3人でピシャリと抑え、このまま勢いに乗るかと思われた試合でしたが2回以降徐々にチャイニーズタイペイが流れを引き寄せていきます。 初回以降好投手のワンが日本打線を寄せ付けないピッチングで2回以降は5回までをわずか1安打に抑えこみます。するとチャイニーズタイペイ打線も奮起し3回には機動力を絡めホームスチールで1点を返します。さらに5回には日本の2エラーで1アウト2,3塁のチャンスを作ると、3番ロ・ウィーチエに決勝となる2点タイムりー2ベースヒットを放ち日本は逆転されます。 後続をリリーフした西がしっかりと抑え反撃といきたいところでしたが、ここでさらに雨脚が強くなり試合は一時中断となります。 その後再び雨脚が弱くなり試合再開を期待しましたが、整備に3時間かかるということで無情にも逆転を許した直後に雨天コールドゲームが告げられ日本は今大会初黒星となりました。 日本がスパーラウンドへ進出する可能性は非常に高いですが、状況次第ではオープンラウンド敗退もあり得るので、最終戦も気を抜かずに戦ってほしいですね!

9/3 日本 1 vs 3 パナマ

パナマ  010|000|××× : 1 日本   010|031|××× : 5 (6回雨天コールド) 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (遊) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (三) 石川 昂弥 (左) 遠藤 成 (指) 熊田 任洋 (右) 横山 陽樹 (捕) 水上 桂 (二) 坂下 翔馬 (先) 西 純矢 A・Bそれぞれのグループに6チームずつが分かれ各グループで総当たりを行うオープニングラウンド。日本のオープニングラウンド最終戦はパナマでした。 大陸から伸びる前線の影響でここ数日は雨続きでしたが、パナマ戦も雨の中行われました。 雨の影響で1時間半遅れの19時30分からプレイボールとなったこの試合、先制したのはパナマでした。 2回の表1アウトから2つのエラーとヒットが重なり1点を先制、2・3塁にランナーを残すものの次のバッターをライトフライで締め追加点を許しませんでした。 日本はその裏、デッドボールで出塁した石川をエラー絡みで3塁まで進塁させ犠牲フライで同点に追いつく。先制点を取られつつも1点に抑えすぐさま同点に追いついたのはこの試合で大きかったのではないでしょうか。 その後は要所を締めつつ進みそして5回裏の日本の攻撃でビックチャンスが訪れそれを逃さず逆転に成功しました。 5回裏1アウトから森がライト線を抜けるスリーベースを放つと、2アウトになるもののランナー1・3塁としここでパナマはピッチャー交代。 この代わり端に石川がレフトへホームランを放ち3点奪取しました。 その後6回裏に水上がソロホームランを打ち追加、ピッチャー交代後満塁にしたところで雨天コールドで終了となりました。 上位3チームが勝ちぬくオープニングラウンドでは、日本は4勝1敗とし、アメリカ、チャイニーズ・タイペイと同率でスーパーラウンドに進出しました。 3チームともが1勝1敗という結果はスーパーラウンドでどうなるのでしょうか?

SR 9/5 日本 5 vs 1 カナダ

カナダ   000|100|000 : 1 日本    000|020|30× : 5 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (遊) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (三) 石川 昂弥 (指) 熊田 任洋 (左) 宮城 大弥 (右) 西 純矢 (二) 坂下 翔馬 (捕) 山瀬 慎之助    (先) 奥川 恭伸 → 飯塚 脩人 ここからはスーパーラウンド、オープニングラウンドでBグループだった日本はAグループから勝ち上がった3チーム、カナダ、韓国、オーストラリアと対戦することになります。 同じBグループのアメリカとチャイニーズ・タイペイとは試合はしないのですが、オープニングラウンドの直接対決の成績はスーパーラウンドで反映されます。 つまり、日本は1勝1敗からのスタートからになります。 2勝目をかけたスーパーラウンド初戦、カナダ戦では甲子園準優勝投手となった注目の奥川恭伸が先発となりました。甲子園の疲労を考慮して今回初登板となりましたが、圧巻のピッチングを見せ勝利に貢献することになりました。 4回に甘く入った高めのストレートを強振されソロホームランを打たれるものの、終わってみれば7回を投げて18奪三振と最高の出来となりました。21個のアウトのうち18奪三振ですので、この試合の三振奪取率は脅威の85.7%。 今回から球数制限を設けられたこともあり、ブルペンでは未だ当番のない佐々木朗希も投球練習をするなど準備万端だったのですが、7回裏に日本が3点を獲得し4点差となったところで佐々木朗希の出番はなくなり次戦以降へと持ち越しとなりました。 しかし、この継投が翌日の韓国戦の波乱へと繋がるのでした。

SR 9/6 日本 5 vs 1 カナダ

日本    000|000|2002 : 4 韓国    000|000|0203 : 5 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (遊) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (三) 石川 昂弥 (右) 西 純矢 (左) 宮城 大弥 (指) 遠藤 成 (捕) 水上 桂 (二) 坂下 翔馬 (先) 佐々木 朗希 → 西 純矢 → 飯塚 脩人 → 宮城 大弥 → 林 優樹 → 池田 陽佑 スーパーラウンド第2戦は宿敵韓国と対戦。この試合で勝利すれば決勝進出に王手をかけることができる試合ということもあり、今回初登板となる日本のエース佐々木朗希がマウンドに上がることになりました。 日本としてもオープニングラウンドは勝ち上がることは想定していたことでしょう。そしてこのスーパーラウンドで勝ち越すために日本の2本柱を1戦目2戦目に投入しあわよくば中1日~で3戦目そして決勝へと回すことを考えていたのでしょう。しかし、その思惑はこの2戦目で早くも打ち破れることに。 満を持しての登場だった佐々木朗希がなんと1回終了で早くも降板。どうやら壮行試合で潰してしまった右手中指のマメが悪化し出血。前日のブルペンでの投球練習から違和感があったらしくそのままの登板したことで出血してしまった模様です。 これにより日本はDH制を解除し守備から西を投手へ起用しました。急な登板ながらも西は5回を0点に抑えマウンドを2番手の飯塚へバトンタッチ。飯塚も6回を三振とピッチャーゴロに抑える最高のピッチングをし流れを日本に呼び寄せると、7回2アウトから先制点となる2点を獲得。 このままの流れで勝利か!と思った8回の裏に2アウトからエラーで2点を取られ同点となりタイブレークとなりました。 タイブレークにより10回表に2点を追加するものの10回裏にミス絡みもあり3点を奪われゲームセット。韓国に逆転負けとなりました。 これでスーパーラウンドが2勝2敗となり自力決勝進出がなくなることに。兎に角最終戦は勝利するだけですので、思いっきったプレーを期待したいものです。

SR 9/7 日本 1 vs 4 オーストラリア

オーストラリア  040|000|000 : 4 日本       100|000|000 : 1 日本のオーダー (中) 森 敬斗 (遊) 武岡 龍世 (一) 韮澤 雄也 (三) 石川 昂弥 (左) 西 純矢 (指) 熊田 任洋 (右) 横山 陽樹 (捕) 水上 桂 (二) 坂下 翔馬 (先) 佐々木 朗希 → 西 純矢 → 飯塚 脩人 → 宮城 大弥 → 林 優樹 → 池田 陽佑 スーパーラウンド最終戦はオーストラリア。勝利することで決勝へ進出望みを繋ぎ最悪3位決定戦に回ることもできる大事な一戦。しかし、この日の日本打線は沈黙続きでした。 1回裏にファーストゴロの間に1点を先制するも2回表に固め打ちされ4点を入れられ逆転。今大会、守備面でエラーが多い日本でしたがこの4失点もエラー絡みでした。 その後は投手陣もしっかりと抑えていましたが、打線が爆発することなくヒット3本に終わり終了。 この敗戦により3位決定戦にも進出することができず5位で終戦となりました。 初のU-18ワールドカップ優勝を目指した日本。今大会から球数制限が設けられたことで2人のエースを軸に投手陣を多く選抜し守る野球で勝ち抜く算段でしたが、蓋を開けてみたらその守る野球が崩壊。大事な場面でのエラーにエースを温存(登板できない?)したことによる偏った投手リレー。打ち勝ったといえる試合はアメリカと南アフリカの試合だけで、今大会の打率.259では一発に頼るしかなかった。 日本が過去挑んだワールドカップは今回が6回目。過去メダルを逃したのが大谷翔平率いる2012年の大会の6位と今回で2回目です。 次回は2021年にアメリカで開催されます。悲願の優勝だけでなく将来に活躍する逸材が出てくるかどうかも楽しみです。    

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