センター試験で国語6割・8割を取るための勉強方法とは?
センター試験の中でも、平均点数が低く、点数が荒れやすい教科が国語です。
国語は何となくで点数が取れてしまうことがあったり、今まで取れていたのに急に点数が取れなくなってしまったりすることがあります。
2021年の導入予定だった記述式は先送りになりましたが、センター試験国語で点数を取る力をつけておくことで、どんな問題に対しても柔軟に対応できるようになります。
今回は対策が難しく、荒れやすいセンター試験国語で6割もしくは8割以上点数を取る力をつけるために、やるべき勉強方法を紹介していきます。
大学受験におすすめ予備校
センター試験の傾向と対策

センター試験国語で高得点を取るには、センター試験の傾向を知り、入念に行く対策して行くことが重要です。
まずはセンター試験国語はどのような傾向にあるのかと、その対策方法について紹介していきます。
時間配分が重要になる
センター試験国語で、6割・8割以上点数を取るためにまず考えなければいけないのは、問題を解く時間配分です。
毎年センター試験国語では時間が足りず、最後まで解ききることができない受験生が多くいます。考えさせられる問題が多く、問題用紙に書かれている文字数は2万字を超えており、問題を読むだけでも多くの時間を使います。
つまり、センター試験国語では、時間配分を意識せず試験に取り掛かると確実にすべての問題を解ききることができません。そのため、時間配分をしっかりと決めておくことは国語の対策をするうえで重要になってきます。
小説の問題
センター試験国語で確実に出題される問題が小説の問題です。
古典・漢文の分野よりも難易度が高く、物語の道筋を理解するだけでなく場面設定や、どの時代の物語なのか、登場人物の性格・人柄などを読み取らなければ解けない問題になっています。また抽象度の高い文章が多く、文章の内容を理解すること自体難しくなっています。
小説の問題は苦戦する受験生が多く、時間配分を決めていても時間をかけすぎてしまうことが多いので、普段から難解な文章でも時間をかけず内容を理解できるように対策しておく必要があります。
古文・漢文の対策
古文・漢文は、現代文に比べると点数が取りやすく、受験生の得点源となる分野です。
出題傾向の特徴としては古文では、和歌が頻繁に出題されています。漢文では語句の読みや意味を内容を踏まえた上で判定させる問題が確実に出題されています。また古文の設問に関しては毎年ほぼ同じ形式にのっとり出題されています。
そのため過去問で問題の形式になれることが重要です。また古文・漢文両方で基礎的な部分が重要になるので、古文では単語の意味や活用法、助詞・助動詞、敬語などを、漢文では基本句形、漢詩の知識などのを完璧にしておくと良いでしょう。
資料請求を侮ってはいませんか?大学受験は”情報戦”です。
高校3年生までに大学の資料請求をしたことがあるという方は全体の過半数以上を占めており、そのうち約8割以上もの方が5校以上まとめて請求しているそうですよ!
★株式会社リクルートのサービスで安心!
★資料請求は基本無料!
★校種やエリアごとにまとめて請求
★送付先の入力だけ、たった1分で完了!
★9月28日まで!最大500円分の図書カードGET!
折角のチャンスをお見逃しなく!
↓ 資料請求希望は下の画像をクリック ↓
センター試験で国語6割・8割取るための勉強方法

センター試験国語で出題される問題の傾向とその対策については理解していただけましたか?
ここからは、国語6割・8割を目指すためにはどんな勉強方法が効果的なのか紹介していきます。
国語の出題傾向を意識して、効率よく対策ができるようにしておきましょう。
時間を決めて問題を解く
上でも少し紹介したことですが、センター試験で国語6割・8割には時間配分を決めて問題を解いていく能力が重要です。
そのため普段の勉強から問題または分野ごとで時間を決め、限られた時間の中で問題を解いていく勉強方法が効果的になります。
また過去問に取り掛かる際には、本番より厳しめの時間配分で解くように心がけ、できるだけ時間内に終了させるようにしましょう。
時間内にすべて解ききることができるようになれば、本番と同様の形で見直しを行うとより効果的な勉強にできます。
間違った選択肢を見極める
センター試験で国語6割・8割を目指すなら習得しておきたい能力が、選択肢の中から確実に間違っている選択肢を消していく力です。
小説の問題では過去問と同じ問題が出題されることはありません。しかし選択肢の惑わせ方は全ての問題で共通しています。そのため惑わせ方を学んでおくことで、確実に間違った選択肢を消すことができます。
間違った選択肢の例を挙げると、正解とは逆のことが書いてある、必要な言葉が足りていない、本文の内容に沿っているが質問の答えになっていない、などがあります。
このような確実に間違っている選択肢を素早く見極める能力を付けていくことで、センター試験でも6割・8割取れるようになります。
古文は問題文から読む
古文は本文から読む人も多いですが、問題文から先に読むと答えを見つけ出しやすくなります。また、本文を読んでいる最中に主語を見つけたら目印をつけておくようにしましょう。
この2つを意識するだけで古文の点数は上がります。さらに和訳問題では文章を単語で区切って見ていくと良いでしょう。
ベストな勉強方法としては、センター試験の過去問をこなしていくことですが、それに加えて上の解き方を意識することで確実に点数が取れるようになります。
漢文を後回しにしない
国語の中でも一番点数が取りやすくなっているのが漢文です。もちろん人によって得意、不得意はありますが漢文は基礎を身に付ければすぐに点数が上がります。またそういったことから、漢文は後回しにしてしまう人が多いです。
しかし、いくら点数がとりやすい分野と言えど、入念に対策を行わないと点数は取れません。また多くの受験生が漢文では得点を取ってくるので、この分野で点数を取れないと差を付けられてしまう可能性があります。
漢文の基礎知識を習熟することで確実に点数を取っていけるので、国語6割・8割を目指すなら後回しにせず早いうちから対策していく必要があります。
大学入学共通テストとの違いは?

2021年から新しく大学入学共通テストが導入されますが、センター試験との違いはどのような部分なのでしょうか?
センター試験で求められる能力と、大学入学共通テストで求められる能力の違いや、出題傾向の違いについて詳しく消化ししていきます。
記述式の追加
センター試験と大学入学共通テストで大きく変わるのが記述式の有無です。
センター試験ではすべての問題がマークシート式でしたが、大学入学共通テストでは記述式が追加される予定です。また記述式の難易度は非常に高く、プレテストの正答率は約20%ほどでした。
記述式が導入される場合、センター試験よりも試験時間が20分延長され100分となる可能性があります。
大学入学共通テストを受験する予定の方は記述式の対策が必須となるので、早めの段階から記述式の対策を行っていくと良いでしょう。
問題の出題傾向の違い
センター試験と大学入学共通テストでは問題の出題傾向が大きく変わります。
センター試験では、小説の問題が出題されていましたが大学入学共通テストでは小説の代わりに詩やエッセイが出題されます。
他にも大学入学共通テストでは契約書や新聞といった実用的文章からの出題も追加されているので、センター試験に比べると知識の理解の質を問う問題や、思考力、判断力、表現力を問われる問題が多くなっています。
そのためセンター試験と大学入学共通テストでは対策が大きく変わります。
\無料の資料請求で図書カードゲット!/
まとめ
今回はセンター試験国語で6割・8割を目指す際の勉強方法や大学入学共通テストとの違いについて紹介してきましたがいかがでしたか?
しっかりと出題される問題の傾向と正しい対策法を行えば、センター試験国語で6割・8割は必ず取れるでしょう。
また大学入学共通テストとは若干出題傾向が違いますが、根本的に学ばなければいけない知識はほとんど変わらないので、大学入学共通テストに向けてまずはセンター試験の過去問で6割~8割を目指して勉強してみましょう。