大学受験の面接対策!服装などの基本マナーから合格のコツまとめ
大学受験のAO入試や推薦入試などでは、試験の一環として面接が実施されることがあります。
「面接を一度も受けたことがない」「どのような点に気を付ければ良いのか分からない」
など様々な疑問や不安が出てくるかと思います。しかし、どんな面接でもしっかりとした準備をして望めば大丈夫です。今回は、大学受験の面接における基本的なマナーや、合格するためのコツなどを紹介していきます。大学受験におすすめ予備校
まずは面接前の下準備から

面接前に不安な気持ちになってしまうのは、準備不足だからかもしれません。
まずはどのような準備をして面接本番を迎えれば良いのか、面接前日までの過ごし方を紹介していきます。
身だしなみはしっかりと
大学受験の面接での服装は、基本的に高校指定の制服で大丈夫です。しかし、いつもの制服だからと油断は禁物です。
男子
・髪型は短く、派手でない髪色で。ワックスを使い過ぎないように。
・シャツやズボンのシワは前日までに伸ばしておく。
・ネクタイがある場合はきちんとしめる。
女子
・前髪が目にかからないよう、切りそろえるかピンでとめる。
・髪が長い人は後ろで結ぶ。
・シャツやスカートがシワになっていないかを確認する。
・スカート丈が長い人は、が高校の規定の長さまで直す。
私服登校の方も華美な服装は控えて、スーツなど落ち着いた服で望みましょう。当日になって慌てることがないように、前日までに準備をしておきましょう。
志望大学について調べる
「志望理由が思いつかない」「面接で何を話せばいいのだろう?」そう行き詰ってしまう人も少なくありません。そんな時は、各大学が開催しているオープンキャンパスや進学相談会に積極的に参加してみましょう。
それらの行事では、キャンパスツアー・模擬授業・先輩たちが答える個別相談のコーナーなど、様々な情報が発信されています。AO入試や推薦入試など、大学受験全般で困ったことがあれば気軽に聞いてみると良いでしょう。
遠方に住んでいる方でなかなかオープンキャンパスなどに足を運べない場合は、大学のパンフレットを取り寄せて調べてみてください。
自分が行きたいと思う大学について調べることで、何故その大学のその学部で学びたいのかが明確になり、より深い内容の志望理由を答えられるようになります。
面接練習に参加する
通っている高校によっては、大学受験で面接を受ける3年生を対象に面接練習をおこなってくれる学校もあります。
普段の授業などではあまり関わりのない先生が相手となって、入室時のマナーから質問の受け答え、退室までの一連の流れを練習します。そして、その場で自分の面接練習に対するフィードバックを受け、本番までに直さなければならない癖などを知ることが出来ます。
先生から投げかけられる質問は学生1人1人に合わせた内容となっているので、シミレーションには最適といえます。
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当日の面接時のマナー

今までのあなたの努力が存分に発揮されるよう、ここからは面接時のマナーについて紹介していきます。
控え室でも要注意?
面接を受ける前の控え室から、面接官はあなたのことを見ています。
控え室では騒がず、落ち着いて席に座って順番を待ちましょう。志望理由書などを読んで、自分が面接官に伝えたいことをもう一度確認しながら待つのも方法の一つです。そして、自分の名前が呼ばれたら聞こえる声で返事をし、席を立ちましょう。
入室から席に着くまで
まず始めに、ノックをしましょう。ノックの回数に決まりはありませんが、2回から3回が良いとされています。
「お入りください」と言われたら、室内へと入りましょう。ドアの付近で面接官をしっかりと見ながら「失礼します」と言い、お辞儀をしたら席へと向かいます。そして椅子の横に立ち、「○○高校より参りました、○○と申します。本日はよろしくお願いします」などと名乗ります。
第一印象をよくするためにも、はっきりと大きな声で言うようにしましょう。
また、面接官からの合図があるまでは席に座らず「どうぞおかけください」という言葉をかけられたら座るようにしましょう。
しっかり背筋を伸ばして深く座り、あごを引きましょう。
面接官の目を見る
どんなに緊張していても、うつむきがちだと面接官に暗い印象を与えてしまいマイナスな評価をされてしまいます。
出来るだけ面接官の目をしっかり見て、頷きを返すなどしながら受け答えをしましょう。
目を見るなんて無理! という方は眉間や眉の辺りを見ることで、目線を合わせていると面接官の方に思わせることが出来ます。
また、しっかりと顎をひいて相手を見るようにしましょう。
大きな声で、はきはきと
質問には、大きな声ではっきりと答えるようにしましょう。
最初に質問に対する答えを言い、そのあとに「なぜならば~からです」と話すよう心がけましょう。そうすることで、理由を答えている間に何が言いたかったのか分からなくなってしまうということを防ぐことが出来ます。
早口になってしまわないよう気をつけましょう。
大学の敷地を出るまで気を抜かない
面接官から終了の合図をもらい、会場を退室したあとも気を抜かないようにしましょう。
面接が終わった開放感から退室してすぐに気を抜いてしまいがちですが、面接会場以外の場所でもあなたの態度は見られています。
大学を出るまでが面接だと思い、気を引き締めましょう。
面接のコツ

普段から仕草に気をつける
面接の時だけ礼儀正しい態度を取っていても、どこかでボロが出てしまうものです。
本番で普段の癖を出してしまい面接官に悪い印象を与えないためにも、日頃から姿勢や態度など礼儀には気をつけるようにしましょう。
話す内容は丸暗記しない
面接官に話す内容を、紙に書いたり印刷したりして丸暗記をする人もいるかと思います。ですが、その方法はあまりおすすめできるものとはいえません。
丸暗記をしてしまうと、いざ本番で緊張して内容を忘れてしまった時に焦ってしまい柔軟な対応をすることが出来なくなってしまいます。また、丸暗記して話していることは面接官にも伝わってしまうものです。
話したいことは箇条書きで書き出し、単語で覚えていくようにしましょう。
話したいことが飛んでしまっても焦らない
話したいことをまとめたのに、いざという時になって忘れてしまった。そういうこと、ありますよね。
想定していなかった質問をされて答えがすぐには思いつかない、なんてこともあるかと思います。そんな時は、決して黙り込んだりはしないように気をつけましょう。
面接官も、受験生が緊張していることは理解してくれています。「考える時間をいただけますか」など断りをいれてから、落ち着いて質問に対する回答を考えましょう。
【筆記試験がある場合】自分の解答を覚えておく
大学受験の推薦入試などでは、書類審査や面接のほかに筆記試験が課されるケースがあります。
午前中に筆記試験などを受け午後に面接をする場合、面接官にその解答が渡り面接にてその解答を掘り下げるような質問をされることがあります。
面接本番で急に筆記試験のことを聞かれ、しどろもどろになって答えられないということも少なくありません。一日試験がある場合は、昼休みに筆記試験の内容を振り返るなどして唐突な質問にも答えられるように準備をしましょう。
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まとめ

今回は、大学受験のAO入試と推薦入試で実施される面接への対策について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
大学受験の面接で大切なのは、大学についての細かい調査や面接練習などの念入りな下準備です。基本的なマナーを面接練習などで学んでから本番に挑むことで、臨機応変さが試される面接でも十分に力を発揮できるでしょう。
今回ご紹介した方法を参考に、より良い状態で大学受験の面接に臨んでください。