大学の志望校の決め方は何を参考にすればいい?選び方のポイントまとめ
大学受験の一番初めにしなければならないのは、「志望校」を決めることです。
行きたい大学や学部を絞っておくことで、それに適した受験対策をすることができます。
しかし、中には最初からやりたいことが決まっている人もいれば「何をやりたいかまだ決まっていない」という人もいるかもしれません。
今回は、そんな方のために大学の志望校の選び方のポイントを紹介していきます。
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大学の志望校選びのポイント-学問編

皆さんは、大学というとどのようなイメージが思い浮かびますか?
学問に励む場所、仲間と交流する場所と人によって様々な印象を抱いていると思います。
まずは、その「学び・研究」の部分に重点を置いて志望校選びのポイントを紹介します。
学びたいことを学ぶことができる環境か
志望校選び、一つ目のポイントは「学びたいことを学ぶことが出来る環境か」です。大学によって文系の専攻を重視しているか、理系に力を入れているかというのは異なっています。
自分がやりたいことや将来就きたい仕事についてじっくり考え、それに合った勉強ができる大学を探すことが重要です。
そうすることで、自分は「医療系の仕事がしたいのに、志望する大学に医学部や薬学部などの学部がなかった」というようなミスマッチを防ぐことができます。
近頃は、サブカルチャーついて研究する学部や児童教育に特化した学部など、より専門性の高い研究をおこなう大学も増えてきています。「やってみたい」「楽しそう」という感情を大切にし、様々な大学の情報を集めてみましょう。その中から、自分に合う志望校が見つかるかもしれません。
偏差値はどれくらいか
志望校選びの基準のひとつとして、偏差値を調べてみるのも一つの方法です。
偏差値の高い大学では、その研究の第一人者である教授から指導を受けられたり最前線の研究をすることもできます。
しかし、どんなに偏差値の高い大学でも自分が関心を持って学べる研究内容でなければ、学年が上がるにつれて高度になる研究についていけなくなってしまうという危険性もあります。
偏差値を参考にしながら、自分のやりたいことに合った学部・学科を選ぶとよいでしょう。
国公立大学or私立大学
大学には大きく分けて二つ区分があります。1つは、国や県が資金を提供して運営している「国公立大学」。もう1つは個人や企業などにより設立され、民間で運営している「私立大学」とがあります。どんな違いがあるか、簡単にまとめていきます。
国公立大学
・学校数が約179校と少ない
・学費が比較的安い
・試験科目が5教科以上と多い
私立大学
・学校数が約607校と多い
・学費が高い
・試験科目が少ない
当然、試験の難しさも国公立大学と私立大学とでは変わってきます。それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で志望校を選ぶことをおすすめします。
就職支援に力を入れているか
大学は入って終わりではありません。大学生の多くは就職活動をして、社会人となります。ですが、自分1人の力で就職活動をおこなうのはなかなか難しい。そんな時に大事になってくるのが「就職支援」です。
大学によっては就職活動に精力的に取り組んでいるところもあり、大学内で独自の会社説明会を開催したり、キャリアアドバイザーが個別に面談をしてくれるなど様々な支援をしてくれます。
将来を見据えて大学生活を送りたいという人は、こういった点にも着目してみるといいかもしれません。
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大学の志望校選びのポイント―環境編

ここまでは、「学び・研究」という部分に注目して大学の志望校の選び方を紹介してきました。しかし、大学選びのポイントはそれだけではありません。
ここからは、周囲の環境に着目して志望校の選び方を紹介していきます。
キャンパスの立地の良し悪し
大学入学後は、毎日通う事になる大学のキャンパス。大きな駅からすぐの都会の中心地にあるようなキャンパスから、山奥にある広いキャンパスまでその立地は様々です。
1.2時間かけて大学に通うその時間をもったいないと考えてアルバイトに使うか、通学の時間を含めて大学生活と思うか、自分の思い描く生活スタイルに合わせて志望校を選ぶのも大切です。
また、現在は地方に住んでいて大学進学と同時に一人暮らしをするという人もいるかもしれません。そういう場合は、保護者の方と相談するようにしましょう。
大学の設備は整っているか
二つ目のポイントは、「大学の設備が整っているか」です。
設備が充実しているかは大学ごとに多種多様です。「図書館の蔵書は充実しているか」「トイレは綺麗か」など、人によって重要視するところは違ってくるでしょう。
自分が大学に通うにあたって必要だと思う設備があるかどうか、大学のホームページやオープンキャンパスで現地に赴いたりして確かめてみましょう。
そういった設備を見ることで自分が実際にその大学に通っている姿を想像しやすくなり、受験に対する意欲を高めることに繋がります。
大学の雰囲気はどのような感じか
大学には色々な個性を持った学生が通っています。そのため、大学内の雰囲気も様々です。明るく、活動的な学生が多いところもあれば、落ち着いた雰囲気で研究に集中している学生が多いところもあります。
「いざ大学に入ってみたけれど、気の合う人がいない……」というような入学後のギャップが起こってしまうことを防ぐためにも、オープンキャンパスや大学祭に積極的に参加し学生の様子を見てから志望校を選ぶようにしましょう。
部活やサークルの数にも注目
4年の大学生活、学生によって過ごし方はそれぞれ違います。部活動やサークルに重点を置いて、志望校を探してみるのも方法の1つです。
野球やサッカーなど定番のサークルから、散歩サークルなどの今までに聞いたことのないような珍しいサークルまでたくさんあるので、ぜひ調べてみて下さい。
大学の志望校選びのポイント―探し方編

ここまでは、「学び・研究」と「周囲の環境」の2つに分けて志望校の選び方について説明してきました。
最後は、よりよい志望校を探すためにはどのように情報収集すればよいのか、その方法を紹介していきたいと思います。
大学のサイト・パンフレットを見る
まずはじめに、各大学のウェブサイトやパンフレットを見ていきましょう。
大学のウェブサイトやパンフレットには
・大学の理念、活動について
・キャンパスライフ
・各学部のカリキュラム
パンフレットは自分で取り寄せるか、高校の進路指導室に置かれている場合が多いので、行ってみるとよいでしょう。
オープンキャンパスに参加する
ウェブサイトやパンフレットで大学について調べ興味を持ったら、次はオープンキャンパスに参加してみましょう。
オープンキャンパスでは
・大学説明会や学部学科ごとの説明会
・キャンパスツアー
・模擬授業
・個別相談
など様々な行事を開催していて、よりリアルな大学の様子を体感することができます。学生がオープンキャンパスのスタッフをしている場合も多く、どのような学生がいるのか雰囲気を知るのに最適です。
進路指導の先生に相談する
自分で大学を色々調べていて、それでも「自分に合う大学かどうか自信がない」。そう不安に思う人は、信頼のできる担任の先生や担任の先生に相談してみましょう。
先生方は、今までに何人もの受験生を担当してきたベテランです。きっと親身になって話を聞いてくれるでしょう。
受験を1人で乗り切ろうとは考えず、上手くいかなくなってしまったときは積極的に周囲の人に頼りましょう。
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まとめ

今回は大学の志望校の決め方のポイントについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
志望校の選び方で重要なことは、「自分が関心を持てる研究内容か」「この大学に4年間通えるか」を深く考えることです。
大学入学後に「入る大学を間違えた」と後悔しないためにも、大学のパンフレットを読み込む・オープンキャンパスなどに参加するなど志望校選びをするために必要な情報をより多く集めて、自分にとってベストだと思える大学を選びましょう。