高校受験の面接対策!面接の流れや必須マナーと合格のコツまとめ
高校受験では、主に筆記試験と面接がおこなわれます。
小学生の頃は地元の中学校に進学した為に面接を受けたことがなく、「面接ってどんなものなんだろう」「面接は初めてだから怖い」と感じる人も多いでしょう。
今回はそんな不安を解消するため高校受験での面接の流れや必須マナー、合格のコツについて詳しく紹介していきたいと思います。
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面接前の下準備で不安解消

初めての高校受験、初めての面接。まず最初にやるべきことは、面接をより良い状態で受けるための事前の準備です。しかし、準備といっても何をやったらいいのか分からないという人もいると思います。
ここでは、面接本番までの間どのような準備をすればよいかを紹介していきます。
①身だしなみを整える
高校受験の面接は、第一印象で決まるといっても過言ではありません。第一印象を良くするために、どのような点に気をつければよいかを男子・女子それぞれ紹介します。
男子
・髪は短く、寝ぐせは放置しないで直す
・シャツのシワを伸ばし、ズボンの折り目が分かるようアイロンがけをする
・かかとを踏み潰していない靴を用意する
・ネクタイがある場合は、きっちり結ぶ
女子
・髪は寝ぐせがないよう整え、髪が長い人は後ろで結ぶ。
・前髪は目にかからないくらいの長さにする
・シャツやスカートはアイロンがけして、シワや折り目を整える。
・スカート丈は中学校の規定の長さに戻しておく
寝ぐせを直す習慣がなかったり、靴のかかとを踏んでしまうなど普段の癖は一日二日で直るものではありません。普段から身だしなみを意識するようにしてください。
②志望動機をまとめておく
高校受験の面接で一番聞かれる可能性が高いことは「どうしてこの高校に入りたいか」などの志望動機です。
受験生によって、志望動機は色々あります。「この高校に行ってやりたいことがある」という人もいれば「家からこの高校が近いから」という簡単な志望理由を持つ人もいます。
ですが「家から近いから」という理由も悪いわけではありません。登校時間を短くすることで得られた空き時間を、どのように使うかを考えてみましょう。そうすれば、「家から近いから、その空いた時間を勉強に使いたい・部活に使いたい」など立派な志望理由になります。
なるべく他の学生と被ってしまわないよう、自分なりの志望動機を見つけましょう。この後紹介する文化祭や学校説明会に参加すれば、より濃密な志望動機が書けるようになるかもしれません。
③面接練習をする
身だしなみを確認し志望動機などがまとまったら、家族や担任の先生、塾の先生などにお願いして実際の面接を意識した練習をしてみましょう。前もって面接の詳しい流れをシミュレーションしておくことで、落ち着いた気持ちで面接を受けることができます。
本格的な面接練習でなくても、普段から家のドアを利用して入退室の練習をするのもおすすめです。
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本番の流れ

事前の準備、そして筆記試験が終わりいよいよ高校受験の面接本番の日。ここからは、最大限の力を発揮できるように、面接の流れや気をつけなければいけないマナーをご紹介します。
会場につくまで
面接本番の日の朝、まず最初に確認しておきたいのは交通の便がちゃんと動いているかです。
場合によっては、人身事故等で電車やバスが止まってしまっていたり遅延してしまっている可能性があります。会場に遅れずに着くために、交通情報はこまめに確認しておくようにしましょう。
もしやむを得ず遅刻してしまう場合は、中学校に連絡して指示を仰ぎましょう。
何も連絡せずに遅刻することは絶対にやめましょう。
控え室から、試験は始まっている
高校に到着すると、面接会場とは別の控え室に通されます。しかし、控え室だからと油断をしてはいけません。
控え室でも、受験生の行動は見られています。「どんな質問をされるのだろう」などと不安になってつい友達と話してしまいたくなると思いますが、ぐっとこらえて静かに自分の名前が呼ばれるのを待ちましょう。
頭の中で事前に考えた志望動機を思い返しておいたり、身だしなみをもう一度確かめておいたり、面接の流れやマナーを思い出しておくのも待機時間を有効に使う方法の1つです。
入室時~着席するまで
控え室から面接会場前の廊下に呼ばれ、そこでまた待機します。
自分の名前を呼ばれたら、扉の前に立ちます。2.3回ノックをして「どうぞお入りください」という声が聞こえたら扉を開けて中に入ってください。そして、ドアの前で元気よく「失礼します」と言いましょう。その時に、扉を開けながら挨拶をするのはやめましょう。
椅子の横に立ち、「よろしくお願いします」と言ってお辞儀をします。席には勝手に座らず、面接官の方から「どうぞお座りください」と声をかけられたら着席するようにしてください。
面接中
質問に答える時は大きな声で、ゆっくりと話すことを心がけてください。普段の言葉づかいが出ないように気をつけて、正しい敬語を使うようにしましょう。
どんなに緊張していても、しっかり面接官の目を見るようにしましょう。目を合わせて喋ることで、面接官に良い印象を与えます。あまり目を合わせるのが得意ではないという人や、目を合わせるのがつらくなってきたという人は面接官の眉間あたりを見るようにすると、目が合っていると面接官に思わせることができます。
面接官が複数いる場合は、質問をしている面接官の方をしっかり見るようにしましょう。
面接後
「面接はこれで終わりです」と面接官の方に伝えられたら、席を立ちます。そして椅子の横に立って「ありがとうございました」と言ってお辞儀をしましょう。
ドアの前に立ってもう一度面接官の方を向き、「失礼します」とお辞儀をして外に出ます。
面接会場の外に出たからといって気を抜きすぎないようにしてください。面接会場を出たあとも、高校の関係者があなたの振る舞いを見ています。友達が待っている場合も、高校を出るまでは話さないようにしましょう。
合格のコツ

ここまでは、高校受験の面接の準備から当日の流れ・気をつけなければいけないマナーを紹介してきました。
最後は、更に一歩合格に近づくためのコツを紹介していきます。
ながら動作に気をつける
普段はあまり気にしないながら動作ですが、高校受験の面接では要注意です。
油断していると、扉を開けながら失礼しますと言ってしまっていたり、よろしくお願いしますと言いながらお辞儀をしてしまいます。このような態度は面接官に、メリハリがなく落ち着きがない人物なのだという印象を与えてしまうので注意しましょう。
挨拶は、相手の目を見ておこなうように心がけてください。
言葉づかいを意識する
仲の良い友達と話す時に使ってしまいがちな「ら抜き言葉」や「やばい」などの言葉は、高校受験の面接では不適切です。
普段から言葉づかいを気にしていないと、面接中にふと気が抜けてしまった時にぽろっと出てしまうことがあります。言葉づかいもまた、身だしなみと同じように一朝一夕で直るものではありません。家族や友達に協力してもらい、正しい敬語を身に付けましょう。
学校説明会や文化祭に参加する
「志望動機は思いついてきたけど、具体的なことが書けない」「自分がこの高校に通っているイメージが湧かない」。志望動機を考えていると、このような悩みにぶつかってしまうことがあります。
そんな時は、各高校が開催している学校説明会や文化祭に参加してみてください。
学校説明会では、高校生活全体の話や部活動の活動履歴、卒業生の進学・就職状況についてを聞くことができます。文化祭では、実際の高校の雰囲気や、通っている学生の人となりを見ることができます。
それぞれ、高校のホームページやパンフレットでは知ることのできないより詳細な情報を知ることができるので、ぜひ訪ねてみてください。
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まとめ

今回は高校受験の面接について紹介してきましたが、いかがでしたか。
高校受験の面接で重要なことは、自分の身だしなみのチェックや面接の流れ・マナーなどを事前によく理解しておくことです。
面接の対策は、1日2日で身につけるのが難しい内容です。今回紹介したことを参考に早い時期から準備を重ね、よりよい面接にしてください。