大学受験生の勉強場所のおすすめは?カフェや無料で使える施設を紹介
受験生のみなさんこんにちは。今回はオススメの勉強場所をご紹介していきたいと思います。
勉強の質は周りの環境によって左右されます。そう、まるで多感な思春期の少年少女のように…。
勉強場所を求めてセンチメンタルジャーニーするのは面倒くさいという受験生の皆様のために、勉強場所の例を何個かピックアップしていきます。
自分に合いそうな場所で勉強をためしてみてください。
大学受験におすすめ予備校
家の中での勉強場所

今までの人生でおそらく一番長い時間を過ごしてきたのが自宅。
自宅の良さが分からなくなってきた自宅倦怠期の皆様にも、おすすめの家の中の勉強場所を教えていきたいと思います。
自室
やはり王道中の王道は自室ですよね。
実は筆者は受験生時代ほぼ自室でしか勉強しておらず、高3の冬休みには、2週間自室こもり切り耐久レースを行っていました。
そんな変態的自室カタツムリの筆者が自室で勉強するメリットやデメリット、自室での勉強に向いている人を紹介します。
やはり、自室のメリットとして一番大きいのは年中無休、24時間使えることです。「勉強がしたいのに時間が遅くてできなぁい!」ということが起こらず、思う存分勉強ができます。
また、忘れ物をすることがないのもいいところです。教科書や参考書を忘れることなどありません。必要なものはすべてそこにあるのです。
自室のデメリットとしてはやはり誘惑が多いことです。
スマホやゲーム、漫画のほか思い出の品などがあなたを誘惑してきます。筆者は小学校の卒アルを眺めて2時間ほど溶かすことはザラにありました。
そういったときは親にあずかっててもらうのも一つの手です。
また、うとうとしてしまったらそこで試合終了です。周りには人がいない環境なので誰も起こしてくれません。そのまま睡魔にいざなわれるがまま、まどろみの中に消えて行くといったデメリットも自室ならでは。
・強い精神力を持つ(持つ訓練をしたい)人
・外で勉強する際に勉強道具を忘れてしまいがちな人
・遅くまで勉強をしたい人
・一人でのびのびと勉強したい人
リビング
頭のいい人はよくリビングで勉強していた!?!?!??などと言われ、最近勉強場所界のホープとなりつつあるのがこのリビング。
どのような特徴があるのでしょうか。
リビングのメリットとしては、周りからの監視の目があるということです。
うとうとしていたら台所から包丁が飛んでくるかもしれない。そんな程よい緊張感の中集中して勉強に臨めるのです。
また、うるさすぎない雑音があるのもよいところです。
静寂の中で勉強するのも寂しく捗らないこともありますよね。また、受験本番の会場ではペンの音がずっと響いているはずなので、音のあるところで勉強して慣れることもできます。
デメリットとしてはテレビなどを見たくなってしまうところです。
家族が笑ってコラえて!を見ているのに自分は勉強。辛すぎて涙がコラえられない!ということも起こりうるので、家族に協力を求める必要が出てきます。
また、食事するテーブルがケシカスまみれになるという可能性もあります。食事をするところにゴミが落ちていると気分が害されますよね。
思いっきりケシゴムを使うことは憚られるかもしれません。
・受験勉強に協力的な家族を持つ人
・一人での勉強が寂しい人
・ダイニングテーブルの掃除の暇をいとわない人
・多少の雑音の中で集中力を発揮できる(発揮する訓練をしたい)人
トイレ
案外見逃しがちなのがこのトイレ。スキマ時間にサクッと勉強するには向いているのかもしれません。
トイレで勉強するメリットは時間を有効活用できるというところです。受験生は1分1秒でも勉強時間を多くとりたいですよね。
トイレに単語帳などを持ち込み、老廃物をアウトプットする代わりに知識をインプットしましょう。
また、トイレに行くためには立ち上がり歩く必要があるので(1T(ワントイレット)の間取りの部屋に住んでいる人は除く)気分転換もできます。
座った状態が続くと血行が悪くなり集中力が失われるのでトイレに行って集中力を取り戻しましょう。
トイレで勉強するデメリットは長時間勉強できないということです。
家族が順番待ちをしていることがあるので早めに出ないといけないことも…。また、お尻に負担がかかる格好で座るため、長時間座っていると病院に行くことにもなります。
・スキマ時間を有効活用したい人
・狭い閉所が集中できるという人
・単語や重要用語を覚える習慣を定着させたい人
・気分転換をしたい人
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有料の場所

有料の場所で勉強することの強みは、せっかくお金を払っているのだから勉強しないともったいないという気持ちが芽生えることです。
お金を払ってまでも利用したい、おすすめの勉強場所をご紹介していきます。
塾や予備校の自習室
多くの人が勉強場所として利用していますよね。
大学受験塾の場合、基本的に自習室を設備している塾や予備校が多く、1科目でも授業を取得していれば長時間いられる為、一番最初に思いつく勉強場所ではないでしょうか?
塾の自習室のメリットはすぐに受験のプロに質問できるところでしょう。
分からないところがあってもすぐに解決することができ、もやもやしたまま勉強しなくて済みますね。
また、周りにも勉強している仲間たちがいるので程よいプレッシャーが生まれます。この人たちは勉強しているのだから、自分も負けるわけにはいかないという気持ちになり、モチベーションも上がることでしょう。
さらに、学校帰りにも立ち寄ることができ、夜遅くまで勉強が可能なのも強みです。
しかしながら、塾も商売なのでただで自習室を使えるわけではありません。
それなりの値段を払わなければ使わせてくれないのです。そんなお金もったいないという方にはおすすめできません。
また、友達もいるのでうっかりつられてトイレに逃げておしゃべり、気付くと帰る時間になっているということもあります。トイレでずっとしゃべって月謝を無駄にしてしまう…という方はやめておいたほうがいいでしょう。
・高いお金を払っているというプレッシャーで集中できる人
・分からないところはすぐ解決したい人
・勉強するときと休み時間のメリハリをつけられる人
・「勉強する場所」という場所を作りたい人
ファミレス・ファストフード店
筆者はここぞ!という大きなテストの前にはマックに行くことを習慣にしていました。個人的におすすめです。
かなり長い時間滞在できるのがメリットとしてあげられるでしょう。ドリンクバーでひたすら粘ったり、でかいポテトをシェアして粘ったりなど、様々な粘り方があります。
24時間営業のお店も多く、遅くまでしぶとく勉強ができるのではないでしょうか。
また、飲食物を安価で手に入れられるので、勉強の敵である空腹を倒すことができます。期間限定商品を頼み、四季の移り変わりを感じながら勉強するのも風流な楽しみ方でしょう。
さらに声を出すことができるため、友達と教えあいながら勉強もできます。ポテトも知識もシェアしましょう。
混んできたら周りの目を気にしないといけなくなるのはデメリットでしょう。
ドリンクバーやミラノ風ドリアだけでどれほど粘るのか、お店側やほかのお客さんから良心を試されていると自覚しましょう。
混雑時2時間制のお店もあるので、混んでいるお店で勉強することはお勧めできません。
また、このようなお店はお祭り騒ぎをしているお客さんやポテトの揚げ上がりの音でかなりうるさい場合があります。イヤホンの着用などで対策をとる必要があるでしょう。
一人で勉強するのには孤独すぎるのも事実です。みんな友達や家族ときているのに自分だけ一人…と考えてしまうような人にはお勧めしかねます。
・友達と教えあいたい人
・雑音の中で集中できる(集中する訓練をしたい)人
・周りの状況をみて辞め時が分かる良心のある人
・周りが楽しそうにしていても一人で勉強する強い心を持つ(持つ訓練をしたい)人
カラオケ
割と穴場なのがこのカラオケ。案外勉強できるのですよ。
カラオケのメリットは複数人で入れる個室であることです。仲の良い友達同士だけで勉強を教えあいたいという人には最適な勉強場所となっています。
また、カラオケなんぞ大声出し放題の施設であるため、音読などの声を出す勉強にもってこいです。勉強のストレスがたまったら思いっきり叫ぶこともできますね。
また、安くで長時間利用することもできます。学割や早朝割がきくカラオケ店もたくさんあるので、朝早くから夜までずっと勉強できます。
のどが乾いたらドリンクバーも使えるので便利です。
やはりカラオケのデメリットはとてもうるさいところです。
隣の部屋の歌声が聞こえて「音程違うな…。」などと気になってしまいますよね。D〇MチャンネルやJ〇YTVなどに気を取られてしまうこともしばしば。
また、仲の良い友達複数人で行くと必ず歌ってしまいますよね。数曲にとどめておけるのならいいのですが、気づいたら3時間耐久メドレーなんてこともありえます。
気分転換に歌うのはいいですが、歌いすぎには注意したいところです。
・友達と一緒に勉強したい人
・声を出せるスペースを求めている人
・歌うことがそれほど好きでない人
・雑音や歌声のある環境で集中できる人
ネットカフェ
終電を逃した時の最後の砦であるネカフェも見方によってはあなただけの自習室に大変身。
ネットカフェで勉強するメリットは個室で静かというところです。
ふかふかの椅子と、大きな机のある自分だけの空間が用意されているので集中して勉強に臨むことができます。
また、ファストフード店やカフェと違って、「自分ちょっとコーヒー1杯で粘りすぎかなあ…?」と良心の呵責を感じる必要がないためのびのびと勉強に臨むことができます。
24時間営業でいつでも勉強できたり、飲み物が飲み放題だったり、すぐにネットで調べ物ができたりと、他にもメリットはたくさんです。
ネットカフェのデメリットは何といっても誘惑が多すぎることです。
ゆったりとした椅子はあなたを夢の世界へ誘い、目の前のPCはゲームや動画、ネット掲示板への入り口なのです。
漫画を手に取るなどしたら全巻読破への道をひた走るしかないのです。これらの誘惑を自力で断ち切るメンタルを鍛えなくてはなりません。
また料金後払い制なので寝落ちなんかしてしまうとかなりのお金を取られるリスクがありますよね。
カフェやファミレスと比べてお金がかかるのも難点です。
・飲食店での勉強が憚られる心優しい人
・静かな自分だけの空間で勉強したい人
・調べ物をしながら勉強したい人
・誘惑に負けない自信がある人
カフェ
カフェヘビーユーザーの筆者ですが、ドトールのバイトに落とされたことがあります。
完全に余談ですね。
カフェで勉強するメリットはコーヒー・紅茶を安価で飲むことができることです。
これらに含まれるカフェインは眠気を覚ますため、集中して学習できるでしょう。
また、カフェではおしゃれで落ち着いたBGMが流れていることが多いので(当たりはずれはありパンクロックが流れていることもあるが)リラックスして勉強に臨めます。
公共の施設というプレッシャーから寝づらいというのも良い点です。
勉強に飽きてすぐ寝てしまう人にはおすすめです。
カフェでは周りのおしゃべりの内容に気を取られ、集中力がそがれてしまうというリスクがあります。
とくにチェーン店のカフェなどは人々が暇をつぶすための施設なので混雑することが多いです。
混んできたら追い出されてしまうので空いているお店や時間帯を探す必要がありますね。
・おしゃれな空間でリラックスして勉強したい人
・眠気に弱い人
・雑音の中で集中できる(集中する訓練をしたい)人
・短時間で集中した勉強をしたい人
おすすめのカフェは?
筆者がおすすめしたいカフェは、「カフェベローチェ」です。
カフェベローチェの魅力は何といってもコーヒーの安さ!
最安値のブレンドコーヒーは210円(税込み)で提供されています。
210円の中にはいわゆる滞在料(チャージ)も含まれていると考えると大満足の価格設定ですよね。勉強しに外に出たはいいけど財布に210円しか入っていない!ピンチ!という方にも救いの手を差し伸べてくれます。
また、ベローチェはフードも充実しています。作りたてのサンドイッチがおすすめ。
勉強していて無性にサンドイッチが食べたくなることもありますよね。そんな時ベローチェで勉強していたらすぐに注文でき、すごいスピードで提供してくれます。サンドイッチは片手で持てるので、勉強しながらでもいただけるのも嬉しいポイント。
また店内にはフリーWi-Fiもあるため、通信制限真っ盛りの月末に行ってもスマホを使って調べ物をすることもできるのです。
安くて快適なベローチェをぜひ活用してみてください。ただし、店内が混雑してきたり、店員さんから注意されたらお店の外で勉強しましょう。由緒正しきベローチェユーザーとして最低限のマナーは守りたいところです。
無料で使える場所

やはりお金を使わずに勉強できるに越したことはないですよね。
無料で勉強に励める場所は限られていますが、お金がない時や、とにかく外で勉強したい!と言う時はこれらの場所で勉強してみてはいかがでしょうか。
図書館
無料の勉強場所と言って真っ先に思いつくのは図書館ではないでしょうか。無料界の帝王です。
図書館で勉強するメリットは何と言っても静かなところではないでしょうか。
聞こえるのは本のページがめくられる音と周りの勉強する音なので、かなり集中することができると思います。
また、本や資料も豊富にあるため、勉強していてわからないということがあればすぐに調べることもできるのです。
仕切られたブースがある図書館もあるため勉強のための環境はかなり整っているといえるでしょう。
図書館のデメリットは混んでいるというところです。
昼食を食べに一瞬外に出ただけで、他の人たちに元居た場所を取られているというのはよくある話。ひどい場合、荷物を置いて場所取りをしていても、その荷物を放り出されて座られることもあります(筆者経験済み)。
また、周りの目が気になるのも難点。鼻をすするだけでうるさいと思われるのではないか?難関大の赤本を席に置いている受験生に無言のマウントを取られているのではないか?このような葛藤と常に戦うことにもなります。自意識過剰気味の方にはおすすめしかねます。
・静かな場所で勉強したい人
・周りに勉強している人がいる環境がいい人
・周りの人に気を取られない人(すてきな異性とか気にならない人)
・いい意味でデリカシーがない人(過度に周りに気を遣わない人)
学校の教室
多くの学校は受験学年のために空き教室を自習室として開放しているのではないでしょうか。
せっかく授業料を払っているので利用できるところは利用しつくしましょう。
やはり学校に行くと友達がいます。受験は団体戦というのは使い古された言い回しですが、頑張っている友達を見るとモチベーションが上がりますよね。<・p>
また、声を出す勉強もできるはずです。音読をしたり教えあいをしたりしたいという方は、学校内の声を出せる場所に移動してそのような勉強をすることができます。
放課後に残ってそのまま自習をすることもできるので移動する手間が省けるのも大きな強みでしょう。
信頼できる先生方もいらっしゃるので質問しに行くこともできちゃいます。
友達は勉強のモチベーションにもなりますが、邪魔にもなるのも確かです。
友達に話しかけられ気づいたら恋バナに花が咲いている、気づいたら近くの公園でセカンドを守っている。よくありますね。
誘いを断れる自立した受験生にならねばなりません。
また先生方も雇用されている身のため、定時というものがあります。1日中皆さんの勉強に付き合うことはできないのです。学校は24時間営業ではありません。
自習室やファミレスなどと違い夜遅くまで勉強はできないので、夜型の人には向いていないのかもしれませんね。
・わからないところをすぐ人に聞きたい人
・放課後の時間を有効活用したい人
・友達の誘いを断れる強い心を持つ人
・仲間と勉強してモチベを高めたい人
公園
ん?公園?と思うかもしれませんが、意外と穴場。
勉強に全く集中できない!家にいると誘惑が…と言う方は一回公園で勉強してみては?
公園で勉強するメリットは開放感があるところ。人間は二酸化炭素濃度が高いと作業効率が落ちてしまうため、屋外で常に換気状態の公園で勉強するのはかなり効率よく、集中した状態を保てるのです。
気分転換に散歩をしたり、楽しそうに遊ぶ家族を見て朗らかな気持ちになったりもできるため、イライラしがちな受験生のかわいた心を癒すオアシスのような環境といえるでしょう。
子供たちの遊ぶ声の中で勉強することにより、雑音がある中で集中する訓練も行うことができます。
しかし公園は屋外ということもあり勉強できるタイミングや内容も限られてきます。
ルーズリーフなどを見ようとしても風で飛んで行ってしまったり、雨の日に参考書を見ると翌日、本がバリバリになり紙同士をはがすのに苦戦したりします。
また、公園で勉強していると後頭部にフリスビーが直撃し、衝撃で覚えたことを忘れてしまうということもあり得ます。
遊ぶ人優先の施設なので、周りに気を使って勉強しなくてはならないですね。
・風通しの良いところで勉強したい人
・屋内での勉強に身も心も疲れ果ててしまった人
・雑音のある環境で集中できる(集中する訓練をしたい)人
・教科書を読んだり単語を覚えたりなどのインプットの作業をしたい人
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おすすめの勉強場所まとめ
おすすめの勉強場所をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
この場所での勉強をおすすめしたい人などと言ってきましたが、必ずしも当てはまるとは限りません。どの場所での勉強が向いているかは本当に個人の問題であるので、いろいろな場所での勉強を試し、一番合う場所を探していきましょう。
また、一番望ましいのはどんな環境であっても集中して勉強できることです。その境地を目指して頑張っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事が受験生の皆様のお役に立てば幸いです。
著者のユーモアのセンスに、「勉強って楽しいことなのかも!?」と勘違いする方が沢山が生まれそうです。とても素敵だと思います。がんばれ、受験生!