大学受験「足切り」は門前払いって意味?足切りについて詳しく調査!
大学受験でよく聞くのが「足切り」という言葉です。
令和の現代において戦国時代のような物騒な言葉が堂々と使われていますね…。
実際、足切りされて二次試験前に門前払いなんてことも起きますので響きに恥じない物騒さです。
今回はそんな「足切り」の意味や、足切りされないための方法
足切りにあってしまいそうな時の対処などをまとめてみました。
志望校に門前払いなんて辛すぎることにならないためにも是非参考にしてください。
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足切りの意味や実施理由

・そもそも「足切り」とは何か
大学受験における「足切り」とは主に一部の国公立大学や医学部で行われている
「第一段階選抜」のことを指しています。
第一段階選抜とは共通テスト(センター試験)の得点が一定水準に達しない受験生に
二次試験の受験資格を与えず文字通り門前払いするという制度です。
第一段階選抜で不合格になると受験票の代わりに不合格通知が出願大学から送られてくるそうです。
受験生にとって志望大学からの門前払いはかなりショッキングな出来事です。
・足切りの実施理由
どうして門前払いなんて残酷なことを大学は行うのでしょうか。
その理由は入試を効率よく進めるためなのです。
国公立大学の入試では記述式の問題を採用していることが多く私立大学に比べて
採点に時間がかかってしまいます。
また入試日程も限られているため受験可能な人数が少ないです。
これらの理由から国公立大学では第一段階選抜を実施し、共通テスト(センター試験)の得点が足りない受験生を門前払いするのです。
・選抜方法と足切り実施大学
足切りの選抜方法ですが主に2つの方法があります。
①事前に決めた基準点に満たない受験生を不合格とする方法
②事前に決めた倍率に収まるように点数の低い学生から不合格とする方法
大学によっては①と②を併用している大学もあるので、門前払いされないためにも志望校の選抜方法をしっかり確認しましょう。
また、気になる足切りの実施状況ですが
2019年度入試では前期日程で44大学(118学部)で実施が予告され、
実際に20大学(37学部)で足切りが実施されました。
なんと2000人を超える受験生が門前払いされて二次試験を受けられなかったそうです。
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足切りされないために

やっぱり門前払いで受験が終わってしまうのは嫌ですよね。
そこで次は足切りされないための対策を紹介していきます。
・自己採点を正確に行う
共通テストが終わった翌日から予備校や新聞にその回答が発表されます。
それをもとに正確に自己採点を行いましょう。
共通テストは現状マーク式のテストですのでマークミスがない限り
正確な点数を算出することが可能です。
自己採点と志望大学のボーダーラインを照らし合わせて
足切りされない大学・学部を受験しましょう。
また、マークミスを減らす練習だと意識してマーク模試を受験すると本番に繋がります。
・大学受験情報を注視する
共通テストは始まったばかりのテストで得点状況が非常に読みづらいです。
センター試験のボーダーから大きく点数が上下する可能性も考えられます。
新聞等で報じられる難易予想や平均点の情報を注視しましょう。
また、共通テスト後に各予備校で実施される合格判定を活用して
今年の受験生の中での自分の位置を確認しましょう。
・共通テスト対策を怠らない
そもそも論ですが、足切りされない点さえ取れれば怯える必要はありません。
二次試験の対策をしたい気持ちもわかりますが、門前払いされてしまっては元も子もないので直前期は共通テストの対策に集中しましょう。
足切りされそうな点を取ってしまったら

いくら対策をしても予想外のことが起きるのが人生です。
筆者もセンター試験当日、同じ会場にコスプレした受験生がいて集中力を乱されたものです。
そこで、最後はもし共通テストで失敗してしまった時どうすればよいか紹介します。
・志望校を下げる
考えたくありませんが、足切りで不合格になってしまった場合ほかの国公立大学の前期入試を受験することはできません。
そのため現役合格にこだわるなら志望校を下げることをお勧めします。
もちろん浪人する覚悟があればボーダーラインぎりぎりで第一志望に特攻することも可能ですが、
共通テストのハンデを二次試験で取り返すだけの実力が必要です。
・中、後期入試や私立大学を受験する
前期に第一志望を出願したい場合は、中期入試や後期入試の出願先を工夫しましょう。
足切りの基準点が低く、かつ二次試験の配点が大きい大学を受験することがおすすめです。
また、共通テスト後でも出願できる私立大学もしっかり検討しましょう。
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まとめ
今回は大学受験における「足切り」について紹介しました。
足切りにあうと、志望校の二次試験を受験できず門前払いされる辛い状況になってしまいます。
受験情報の収集や共通テスト対策を怠らず、また様々な大学の受験を視野に入れて合格をつかみ取りましょう。