※海外留学に奨学金を利用する!奨学金の種類や条件、申込方法とは?

海外に留学する場合、学力や語学力以上に必要になるのが留学資金です。

海外の大学の授業料は日本より高くなることもあるので、奨学金を利用して進学することが一般的です。海外の場合、奨学金の制度が日本と異なり給付型(返済義務がない)奨学金も多いのが特徴です。

日本でも海外留学に限って給付型の奨学金制度が存在したり、海外の奨学金制度を利用できる場合があります。

ここでは、日本の奨学金と海外の奨学金について詳しくご紹介します。

日本と海外留学の奨学金の違いを知っておこう

日本と海外の奨学金の違いとは?

日本と海外の奨学金制度には種類や条件が異なります。原則日本の奨学金制度は返金義務がありますが、海外留学や海外の奨学金制度は種類によっては
返金義務がないものもあります。

海外に留学する場合、返済義務を負わない奨学金を獲得できる場合があります。ここでは、奨学金を賢く利用するために、日本と海外の奨学金について詳しくご紹介していきます。

日本の奨学金は返済義務がある

日本と海外の奨学金の大きな違いは、返済義務の有無です(海外の奨学金も返済義務がある種類もあります)。日本の奨学金には2種類あり、利息が付くものと付かないものがあります。

当然利息が付かない方がお得なのですが、無利息の奨学金には条件があります。

この2種類の日本の奨学金について詳しく見ていきましょう。

無利息(第一種)の奨学金制度

第一種の奨学金は利息が付かないので、元本のみを返済していく形となります。

第一種を借り入れるためには、高校2~3年生時の成績が5段階評価で3.5以上あり、世帯所得が657万円以下(世帯人数3人の場合)でなければいけません。

借り入れ金額は月2万~6万4,000円の間で借りることができ、国立か私立か自宅か自宅外かで金額が増減します。在学期間中に借りることができます。

条件が第二種と比べ厳しいので、第二種と一緒に併願しておくと良いでしょう。

利息が付くタイプ(第二種)の奨学金制度

第二種奨学金の申し込み条件は第一種と比べ緩くなっています。第二種の学力審査は成績水準が平均より上である必要があります。

また、世帯所得が1,009万円以下(世帯人数3人の場合)であれば借り入れの条件に当てはまります。

借り入れ可能金額は月2万~12万と高額になりますが、第一種との違いは利子がつくことです。利息は0.01%~0.27%で着くので、とても良心的な利子となっています。

奨学金の返済滞納が問題に?

日本の奨学金は返金が義務付けされています。日本の奨学金制度を利用している人は400万人以上おり、奨学金制度は日本の独立行政法人のよって管理されています。

奨学金の滞納総額は800億円以上とも言われており、一種の社会問題となっています。

一方で海外留学の奨学金には給付型の種類が存在し、日本でも徐々にその流れが出始めています。

日本と海外の奨学金の種類の違いを理解するために、海外留学の奨学金制度について詳しくご紹介していきます。

海外留学の奨学金は返済しなくていいものがある

日本の奨学金と海外の奨学金では、申込方法の条件から仕組み・種類まで違います。その中でも最大の特徴は、給付型の奨学金があることです。つまり返済する必要がない奨学金です。

海外留学の際に利用できる奨学金の種類と申込方法の条件をご紹介します。

給付(もらう)奨学金

条件をクリアできれば奨学金を給付してもらうことができ、返済義務は生じません。

最もメジャーな海外留学の奨学金は日本学生支援機構による「海外留学支援制度」です。

採用人数は45人前後で奨学金額は5.9万円~11.8万円の間で留学先の地域によって異なります。支援期間は原則4年間となります。

奨学生の条件としては、TOEFL iBT80点以上、IELTS6.0以上で海外の学士を取得する場合に限ると条件が厳しめに設定されています。

その他にも、日本だけでなく留学先の国でも様々な種類の奨学金制度が充実している可能性もあるので、積極的に調べてみましょう。

貸与(借りる)奨学金

海外留学のための貸与型奨学金も存在します。こちらは返済義務が生じる奨学金となります。

日本学生支援機構の奨学金申し込みの条件は、海外の大学に学位を取得する目的で留学する場合です。留学前に国内の学校を通して予約採用されたり、在学中でも申請することが可能です。

予約採用の申し込み時期は留学の前年8月頃から受け付けています。在学中は随時受け付けています。

定員はないので、申込資格・選考基準を満たしており、日本の第二種奨学金取得の条件を満たしている場合は原則採用されます。

貸与型奨学金を利用して、無理のない留学プランを組もう

海外留学奨学金の給付型は条件が厳しく選定も限定されていますが、貸与型の場合第二種奨学金の条件を満たせば奨学金の申請がおります。

第二種であれば海外留学中であっても申請することができるので、留学エージェントコミュニティカレッジ海外大学入学といった無理のない留学プランに奨学金を組み合わせることができます。

現在、語学力に不安がある人でも、奨学金を利用することで無理のない留学プランを組むことができます。

海外留学の際に利用できる奨学金機構

海外留学に利用できる奨学金機構

海外留学する際に利用できる奨学金は日本だけでなく海外にもあります。ここでは、海外留学の奨学金制度を設けている機関についてご紹介します。

JASSO(独立行政法人 日本学生支援機構)

日本国内の留学奨学金機関として、一番メジャーな機関がJASSOです。JASSOでは「給付型」と「貸与型」の2種類の奨学金制度が用意されていて、貸与型は条件が緩く、必要条件を満たしたものは採用されます。

申請手続きは留学の一年前から行うので、それまでにJASSOが求める条件を満たす学業成績や語学力を準備をする必要があります。

短期留学の奨学金制度も準備されており、手厚い援助を受けることができます。

(参照:JACCO「海外留学支援サイト」)

文部科学省

文部科学省が行っている「トビタテ!留学JAPAN」という支援があります。

参加条件はの第二種奨学金の条件を満たし日本国籍を有した上で、留学期間が28日~2年以内の留学に限られます。応募の際に留学計画書を提出し留学における熱意が計られます。

日本の将来展望を期待される人材に与えられる奨学金で給付型になるので倍率も高くなっています。応募コースが理系・複合・融合系人材コースや新興国コース、スポーツやアートの人材コースなどがあり、自分に合ったコースを応募することができ、全コース合わせて400名ほど採用されます。

応募期間は12月~3月の間で、書面審査結果は4月中旬に発表されます。二次試験の面接は5月頃に行われ6月中旬に採用者が決定されます。

留学終了後に事後研修があり、留学の報告書を提出する必要があります。

(参照:「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム(留学奨学金)」)

DAAD(ドイツ学術交流会)

ドイツ留学に限定した奨学金です。ドイツは海外の留学先の中でも、日本人に向けた給付型奨学金が多い国の一つです。

ドイツへの海外留学の特徴は、ドイツ語だけでなく英語だけで講義が行われる大学もあることです。

一次選考は書類審査で、締め切りが10月中旬となり11月上旬に結果が通知されます。二次選考は面接が11月下旬に行われ、結果は2月か3月頃に通知されます。

(参照:DAAD「日本人向け奨学金」)

高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金

高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金はクィーンズ大学の同窓生であった高円宮を記念にして在日カナダ大使館の協力の元設立されました。

日本の4年生大学に在籍し、1年間クィーンズ大学に留学する生徒を対象に与えられる奨学金です。

TOEFL iBT88以上、またはIELTS 6.5以上の生徒を対象としており、38,000カナダドル支給されます。

(参照:Government of Canada「高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金」)

その他の海外留学奨学金制度

各地方自治体も奨学金制度を用意している地域もあり、内容も様々です。自治体の奨学金の場合、その自治体地域に所在している必要があります。

自治体だけでなく、民間団体や協会、財団や基金が存在します。各団体の奨学金は少しユニークで何かに特化している場合が多いため、自分にあった分野の奨学金取得を目指すと可能性は高まります。

海外留学に奨学金を利用する・種類や条件、申込方法についてまとめ

海外留学に奨学金を利用しよう!

海外留学するにあたって、給付型の奨学金制度はとても心強い援助です。ただし、その分条件は厳しくなる傾向にあります。

貸与型の奨学金の場合は条件が優しいので、将来的に返済を組み込んでいる場合は貸与型を利用するのも一つの選択です。

また、地方自治体や民間団体、基金や委員会による奨学金制度も数多く存在しているので、自分にあった奨学金を狙って賢く利用するのも一つの手です。

留学資金の不安を抱えずに、のびのび勉学に励むためにも賢く奨学金を利用しましょう。

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